• 2013年登録記事

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黒船の「キュー・オ・レ」
http://www.quolofune.com/regular/q-au-lait/

こちらは、ヒット商品「黒船ラスキュ」の新しいバリエーション。
黒船ラスキュでクリームをサンドしている、サンドクッキー的な御菓子ですね。購入する前から「美味しいのは間違いない」という安心感がありました。

写真は包装状態のため分かり難いですが、黒船ラスキュが2つ合体しているようなものなので、高さが1.5cm程度あり、分厚いです。
クリームは量も少なくさほど主張してきませんが、黒船ラスキュ単体より少しソフトな口当たりになっている気がしました。まぁ、ラスキュが好きな方なら嫌いな筈はありません。
小さくまとまっていて可愛いので、女子会のお手土産などに良さそうですね。
ただし、包装を開けるときは、気を付けていないとラスキュから欠け落ちた粉を零してしまうので、気軽なお菓子の割に食べ辛かったです。

現在地:第二章/ブリオニア

処女航海で、幽霊船に激突。フライヤーヨットが壊れなかったのは不幸中の幸いですね。
選択肢は「怖いからイヤだ」にしたのですが、当然許してもらえず、白騎士に引っ張られて幽霊船を探索することに。怖いし敵が強くて涙目。しかも、探索の末、漂流することになってしまったのでした。怨むぞ〜!
なお、紆余曲折の経て改めてブリオニアへ向かう際、白騎士は高いところが苦手だと判明し、「ザマーミロ」と恨みを晴らしました(笑)。

ナルシアの健気さにキュンとします。彼女はピエトロに一目惚れしているんだろうけれど、女性プレイヤーからすると、母親視点で愛しく思っているという方向で感情移入できるんですね。
その分、「カイ」はナルシアが演じてるとは思えないほどキャラが異なって驚きました。ナルシアは、演技派女優だったのか。
プレイヤーにカイ=ナルシアの設定が明かされていない方が面白かったかも、と思う反面、正体を知られてはいけないドキドキ感を共有できるので、悩ましいところですね。

ポポロクロイスは、エリアごとにBGMと戦闘曲が用意されていて、凄く凝っています。今回の移動範囲では、流され村の戦闘曲が気に入りました。ほんの少しの期間しかいないエリアなのに、贅沢な音色でした。
また、ブリオニアへの飛行時、ここぞ、という感じで挿入されたアニメーションムービーは、とても盛り上がりました。流石に画質は悪いけれど、PSPの小さな画面なら気になりませんしね。ゲームのドット絵とイメージが乖離しないのも凄く良いなと思います。

TBSドラマ「TAKE FIVE」8話を見ました。
宝塚歌劇団の現役生徒5名(内3名はトップスター)が本人役でゲスト出演するという、エイプリルフールのような企画。
表の顔は宝塚スター、その正体は泥棒、というキャッツアイ設定を大笑いするつもりで、久し振りにTV前に待機しました。

アバンタイトルの「TEAM FIVE」登場シーンは、ほんの2分程度の間に突っ込みどころがあり過ぎましたが、全体的には非常に配慮された作りでしたね。
標準語かつお互いを芸名で呼び合う姿なんてレアな光景も見られましたし、宝塚ファンとしては恥ずかしがりつつも気持ちよく拝見できました。
ただ、ドラマのメイン軸である絵画の秘密に迫る回だったため、意外にシリアス展開で、大笑いする箇所は少なかったです。ドラマ構成の前半の内に賑やかし担当で出演していたら、もっと単なるエンターテイメントとして面白く処理されたのかも。
あと、宣伝はもっと控え目にしようね!

ドラマ自体については、脚本が少々雑で、展開にリアリティがないのが気になりました。
実際の宝塚イベントでは有り得ないようなドラマ用の嘘は構わないのですが、観客が楽屋に迷い込むとか、閉館後のイベント会場に何人も入ってくるだとか、逮捕状も出ていないのに刑事が拳銃装備だとか、楽しむ方向とは別で突っ込みたくなりました。和製ドラマにしては珍しくお洒落でキャストも揃っている作品だと思っただけに、残念です。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

STORY MISSION「鰐千鳥」

討伐対象はグボロ・グボロとシユウ。それぞれ、ザイゴート2体、オウガテイル1体をお供にして登場します。
倒す敵の数が多いのは大変ですが、旧市街地は分断しやすく素材も多い良いエリアなので、許容範囲ですね。
最初に登場するグボロ・グボロとザイゴート2体は、幸い一度に3体が集まらず、同時に相手にするのは2体で済みました。シユウとオウガテイルは、一旦隠れて様子を窺い、二手に分かれるまで待ちます。オウガテイルを倒してしまえば、残りの制限時間を使ってシユウと一対一で組み合うだけ。ショートソードだとシユウにダメージが通り難く、時間はかかりましたが、ファーストキャラと同じ動作なので立ち回りは巧くいきました。
しかし、結合崩壊したと思ったのに、1か所ずつ漏れがあるという詰めの甘さも露呈しました。

【報酬】1200fc、龍種鱗、鳥神翼節
【回収】メディカルキットA×3、低強度チタン、輝石、炭素繊維、マナ石片、低強度アラミド繊維
【捕喰】荒砲体×4、天使殻、感覚体、龍種紋鎧、龍種鱗、荒爪×4、荒神骨、鳥神翼節、鳥神腱
【追加】龍種紋鎧、龍種砲、龍種鱗
【部位】龍種鱗、龍種ヒレ、鳥神面、鳥神爪
 B+
回復錠 改は3個消費しましたが、メディカルキットも3個手に入れたので差し引きは0。良い戦果だと思います。

このMISSIONの後もイベントは発生しますが、まだSTORY13のまま。
STORY13の期間、長いですね。NPCの皆に元気がなくて、とても寂しいです。

トルストイ著 木村浩訳「復活」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
青年貴族ネフリュードフは、陪審員として出廷した裁判で、かつて自分が出来心で関係した下女カチューシャが娼婦に身をやつし、無実の罪でシベリアへの徒刑を宣告されるのを見る。罪の意識に目覚めたネフリュードフは、己が属する貴族社会へ疑念を抱き、彼女の更生のため人生を捧げようとする。しかしカチューシャは愛ゆえにその犠牲を受け入れず、囚人隊で知り合った政治犯と結婚する。

「復活」を読み終えて真っ先に思ったのは、花組公演の脚本が実に良くできていたということです。登場させるキャラクターやエピソードの取捨選択と合成、そして全体的な“善良化”が施されていたとわかりました。
逆に、カチューシャとのロマンスや彼女の特赦嘆願のためのあれこれは、原作では主題でないと感じました。
恐らくトルストイが描きたかったのは、当時のロシア体制に対する批判と、最後にネフリュードフが知った神の国へ繋がる道なのでしょう。

本作を読んでいると、帝政ロシアが革命によって倒れ、社会主義国家になっていった当時の空気感が、なんとなくわかる気がしてきました。
また、貴族社会や農奴との関わりで良い方にも悪い方にも振れるネフリュードフの葛藤は、非常に納得と共感ができました。トルストイ自身に同じような過去があるということですので、その実感が生きているのでしょう。
ただ、収容所やシベリア移送の悲惨さの状況描写は少しくどく、こういう部分がロシア文学の暗く鬱屈としたイメージを産むのではないかと感じました。