• 2016年登録記事

現在地:死と闇黒の剣・2章終了

オズワルド編に入りましたが、操作が難しい!
新たにバーサク化と、バーサクゲージを溜める掴み攻撃というアクションが追加されましたが、なかなか使い熟せません。上攻撃や横攻撃も□長押しで変化するので、アクションを使い分けて華麗に戦えたら、たぶん爽快なんだろうなぁ……と思います。

バーサクモードのオズワルド

主人公は思えない闇属性っぷりとか、プーカの料理屋に入ったときの似合わなさ加減だとか、そういったキャラクター性は好きです。
しかし盲目的にメルヴィンに従っている状態なので、既にここまでで色々な裏を知っているプレイヤーから見ると、少々歯痒い感じ。
2章まで終わって、メルヴィンに騙されている自覚は出てきたと思うのですが、それでもメルヴィンに従うしかない辺り、オズワルドは見た目よりずっと子供だったのだな、と思いました。

名前だけ先に知れた父親は、いずれ登場するのか、あるいは既に登場済みのキャラクターなのかも気になります。魔王の娘、タイタニアの王子、妖精の女王、亡国の姫と揃っている中で、1人だけ一般人ということはないですよね。エドマンド王と名前が似ていることも気になります。

面白いのは、攻略に必要なアイテムが店売りされていたこと(笑)。

青石の鍵

これは新しい要素だ、と最初は笑いましたが、なかなか所持金が増えないこのゲームで重要アイテムを店売りされるのは、結構痛手かもしれません。
どうせなら、オズワルドは極貧生活でもしてみましょうか。

藤野恵美著「ぼくの嘘」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
同級生の美少女・結城あおいに、親友の恋人への恋心がバレる写真を撮られてしまった笹川勇太は、写真を消してもらう代償に、彼女の恋人を演じることになる。だが、あおいと過ごす内に勇太の内に新たな愛情が育まれていく。「恋愛はタイミングだ」というあおいの助言を胸に待ち続けた勇太は、17年後、初めて彼女に告白する。

わたしの恋人」の続編。
今作も手軽に読める軽さながら、良い作品でした。
とてもストレートで愛らしい青春恋愛ものだった前作に比べて、主人公2人がやや捻くれ者というところもあって、丁々発止のやり取りも面白かった。
アニメオタクと高慢な美少女という組み合わせや、恋人のフリをしてデートするなど、要素だけ抜き出すとかなり劇画チックな展開だし、オチもまとめてしまうと非常に陳腐ではあります。
しかし、描かれる青春の痛みと、最後に結実する「嘘」の爽やかな読了感は、青春時代を終えた読者にこそ訴えかけるものがある美しさだと思いました。

笹川君がせつなを好きになったのは、龍樹と付き合い始めてから、ということで前回の予想は少し外れてましたが、笹川君が自覚したのがそのタイミングというだけで、以前から気にしていたのでないか、と引き続き主張していきます。

現在地:妖精の国の物語・クリア

まずは、いつも通りボス前の最終ステータスです。

メルセデス

プレイ効率がどんどん上がって、掛かった時間は短いのに相当強化しています。お陰で、ラスボス戦でも危ない局面はなかったけれど、魔王というだけあって意外に素早かったり多彩な攻撃技を持っていたりと、なかなかの強敵でした。

魔王のサイファー・バロールに打ち勝つサイファーを作らせるために、北西(死の国)から南東(炎の国)まで奔走し、最後はあの「吹き荒れる嵐の戦場」で決戦。
少女の愛らしさ、生真面目さを保ったまま、女王として大いに成長したメルセデスに感動しました。

メルセデスの演説

お話の順番としては、まず、死の国で鍛冶師ブロムを救出。
女王のセリフから推察するに、妖精は亡くなっても死の国に行くわけでないのですね。母女王やメルヴィンの魂はここに漂っているのかと思っていたので、少し寂しく感じたけれど、大地に戻ったと思えば、この暗い死の世界に閉じ込められているより良いですね。
ベルドーは、逃げたために、却って死期を早めました。これで三賢人のうち、2人が片付いたことになるけれど、あと1人はどういう人物なのでしょう。今までのところ、どの主人公も火の国とは深く関わっていないので、あの国にレヴァンタン以外にどんな問題があったのか、想像もつきません。

女王の台詞から、メルセデスやオズワルドが使う赤いサイファーは、死の国原産の魔石と別物なのか?と思っていたら、バレンタイン王の炉で作った魔石だったようですね。
そういえば、ベルベットのサイファーも赤かった筈。3つもサイファーを作り上げたブロムは、実に有能な鍛冶師ですね。
でも、なんで炎の国でオズワルドが暴れ回ったのでしょう。
更に、ブロムがオズワルドのところにいたドワーフだった、と暇を告げられてようやく気付きました。意外なところで意外な人が繋がっていて、驚かされます。
メルセデス編でオズワルドとの関わりが色々出てきたので、次のオズワルド編も楽しみになりました。

そして、遂に魔王と対決。
恐れと怒りで思わず涙してしまうメルセデスに、応援の気持ちがぐっと高まりました。いや、実際に戦うのは私なんですけれどね。

しかし……せっかく妖精国の大勝利でオーダインに不可侵を誓わせたのに、時系列でイベントを確認すると、このあとティトレルの指輪をグウェンドリンに強奪されるのですね(苦笑)。
「ワルキューレ」をプレイしていた時は、グウェンドリン側の立場だったから平然としていたけれど、メルセデス側の事情も分かった今では、勘弁してあげて!と言いたくなります。

時系列ストーリ—

アップデートVer.1.02適用が効いているのか、後半のメルセデス操作は非常に快適でした。
でも突然始まるシューティングステージは、振り向けないわ、アイテムが使えないわで苦労しました。STGが巧い方は、弾幕を避けてノーダメージでクリアできるんでしょうか。

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ヤングジャンプコミックス・藤崎竜版漫画「銀河英雄伝説」1巻

当初は、道原かつみ先生版の旧シリーズが非常に好きだったので、新たにコミカライズされても受け入れられないかも、と危惧していました。しかし、週刊ヤングジャンプ公式サイトの「3話試し読み」で、藤崎先生の原作に対する愛情と、これまでのメディアミックスとは違う切り口に大いに感じるところがあり、発売日にいそいそと購入してきました。
なお、昨日公開された、コミックナタリーのインタビューも非常に興味深い内容になっていますので、併せてお勧めです。
http://natalie.mu/comic/pp/gingaeiyudensetu

1巻読んでみての感想としては、大変原作ファン向けのコミカライズだと思います。
正直、原作未読者がこれを読んで面白く感じるのかどうかは定かでありません。
原作や、従来のメディアミックス作品と異なり、ラインハルトの幼少期から時系列に沿って描くという試みは、驚いた反面、率直に述べると退屈な面もあると思いました。
しかし、これまでの先行作品と同じことをされてもつまらなかったと思うし、ラインハルトの一代記として描くという意図ならば大いにアリだと思います。
でも一番嬉しいのは、「原作のこの記載からエピソードを持ってきたのか!」とニヤニヤしながら読めることですね。特に、幼年学校時代の同期生という、トゥルナイゼンとの関係性をコメディタッチで入れてきたのが面白かったです。原作では大言壮語の馬鹿な若手というイメージだったのに、なんだか可愛く感じてきました。リップシュタット戦役での再登場が待ち遠しくなります。
漫画にしては、ちょっと驚くほど「地の文」が多いのですが、そこが「銀英伝っぽい」雰囲気を醸し出す一助になっているかもしれません。

絵柄は好みの問題もあるので、何とも。
せっかく少年漫画に移ったのに、それらしくない絵柄ですが、銀英伝らしいとは言えます。
個人的には、ラインハルトやキルヒアイスという主要キャラクターの顔が安定していないように感じますが、まだ少年時代なので、成長中の誤差と思って許容しました。コミックス表紙や本誌でもカラー絵だった部分は、全体的にいい感じだと思います。

なお、1巻は6話まで収録。
ただし、1〜2話はページが大幅に増やされているのに対し、3話以降は通常の連載ページ数となるため、1巻の全ページ数の三分の二程度が試し読みで公開されていることになります。
嬉しいけれど、その点はちょっと複雑……。

既に連載では惑星カプチェランカのエピソードは消化済みだそうですし、ページ数が少ないとはいえ週刊誌なので、さほど待たずに次巻が読めるのでないかな、と期待しています。

藤野恵美著「わたしの恋人」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
両親に愛されて育った素直な高校生・龍樹が、保健室で眠っていた森せつなに一目惚れした。不仲な両親を見て恋愛はしないと決めていたせつなだったが、やがて龍樹の率直さに惹かれ2人は結ばれる。価値観の違いから喧嘩も経験し、完全には理解し合えない自分たちを自覚するが、互いに寄り添う気持ちを持つことで愛情を育てて行く。

非常にサクサクとテンポ良く読める爽やかな作品でした。
高校生の恋愛小説ではあるのですが、2人の家庭環境が重要な要素を担っているため、家族の形も描かれています。
せつなの家庭はかなり重いですし、問題解決はしていないのですが、彼女が作中で親は親、自分は自分と割り切れるようになったので、あまり心配はせずに読了できました。
そして物語の半分くらいは、付き合い始めてから、お互いの関係を深めていく2人の描写に割かれているのが素敵です。

頑なな雰囲気があったせつなが、意外と簡単に龍樹を好きになったことを認めるので若干拍子抜けしましたが、龍樹が本当に良い奴なので、それも当然か、と思えます。
非常にピュアで真面目な2人で、応援したくなります。そもそも学校で孤立していたせつなは苛められていても奇怪しくないのに、恋人ができて少し注目を集める程度で、何も学内のトラブルが起きない辺り、全体的に優しい世界でした。

解説は瀧井朝世。良い解説でした。また、姉妹編「ぼくの嘘」の紹介もされていて、この解説を読むと龍樹の親友・笹川君が主人公だという「ぼくの嘘」も読みたくなります。
私の勝手な想像では、笹川君もせつなが好きだったと思います。でなければ彼女が読んでいた本を知っている筈がないし、龍樹に気を回すのも、勿論友情はあるけれど、諦めるためなのでないかと感じたのでした。
……この想像がどこまで当たっているか、答え合わせは次回。