• 2017年登録記事

現在地:Chapter05・雷神の啓示(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

心霊写真ゲンティアナ

2周目も、無事心霊写真を確保。
モノクロの時点で心霊っぽい雰囲気がある上、ゲンティアナの頭部が映っていないという、結構本気の出来になりました。

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

Chapter05、アラケオル基地襲撃前に聞くことができるラジオ、全9番組です(イベントで流れるものを含みます)。
なお、基本的にはメインクエスト「六神の力を求めて」が発生してからでないと聞けません。それ以外にも期間制限がありそうな内容が多いですが、啓示が済んだ後でも、すべての番組を視聴できます。

ニュース:街道封鎖(1)※Chapter05 オープニング中のみ放送

アナウンサー
ーー『封鎖』について帝国軍のレイヴス将軍より
次のとおり声明が発表されました

レイヴス
ダスカ地方の『封鎖』は 調印式襲撃に関わった
人間の行方を捜索するために行っている
影響が大きいことは承知している すべては
市民の安全のためであると理解願いたい

アナウンサー
他に 帝国軍は王都内での
生活の支援も続けていると強調しました

調印式襲撃に関しては、実際にリベルト(KINGSGLAIVEのキャラクター)辺りが追われているのか、そういう名目で王子を探しているのか、帝国軍の目的が不明瞭です。
後者だとしたら、真面目に職務として王子を探しているレイヴスが一層不憫になりますが……。

ニュース:巨神討伐 ※Chapter05 オープニング中も放送

アナウンサー
先日までダスカ クレイン地方を中心に
頻発していた地震について
帝国軍より次のとおり発表がありました

レイヴス
地震の原因は巨神が目覚め
暴れ出したことにあった
軍は巨神の討伐に成功し 周辺の被害が
深刻になる前に防ぐことができたーー

アナウンサー
この発表によると
すでに巨神はカーテスの大皿内部からーー

基本的にChapter03以降は、帝国に都合のいい報道がされている模様。

ニュース:街道封鎖(2)

男性アナウンサー
交通情報です
帝国軍による街道の封鎖が続いています
ダスカ地方北部に加え 南部の山沿いにも
軍の検問所が 新たに設置されました
各地方間の行き来は より厳しく制限され
しばらく解除の予定はないとのことです

実際は、Chapter05よりイリス同行中のChapter06の交通制限の方が激しかったです。

ニュース:ダスカ地方の情勢

女性アナウンサー
ダスカ地方には 雷を伴った雨が続いています
次々に大きな雨雲が発生しており
いまだその原因はわかっていません
また この大雨の影響か
街道を封鎖している帝国軍にも 大きな動きはありません

大雨情報と思いきや、実は帝国軍の動向に関する伏線だった番組。

ラジオ視聴中

偶然ですが、雨雲発生のくだりで、4人がほぼ同時に空を見上げる動作をしました。番組の内容に合わせたようで嬉しかったです。やはり聞くだけでなく、仲間の一言反応が欲しかったですね。

ニュース:帰宅支援

男性アナウンサー
ーー帝国政府は 調印式騒動で王都から脱出した人々に
帰宅の支援を行うと発表しました
軍は引き続き 行方不明者の
捜索をしていますがーー
有力な手掛かりはなく 目撃情報などを
市民に提供するよう呼びかけています

帰宅支援をするということから、王都は焼け野原になったわけでなく、普通に生活できる状態が整っているとわかります。

ニュース:メテオと電力

男性アナウンサー
ーー『カーテスの大皿』のメテオ消失にともない
クレイン地方の住民からは 不安の声があがっていますが
レスタルムのイチネリス鉱業は
各地の電力供給に影響はないと発表しています
メテオが突き刺さっていた中心部は
いまだ調査が困難な環境であるためーー
全容の解明には まだ時間がかかりそうです

消失と言われているけれど、折れて根元だけ残っているように見えるのは、どこの部分がメテオか理解してないからでしょうか……。

トーク番組:六神への期待(1)

男性ナビゲーター
ーー今日も大雨 嵐です
嵐が止む気配はありません
地震に続いて 今度は激しい雷雨となり
雷神が目覚めたのではないかという噂も聞こえます
僕もそう思っています
そのほうがわくわくしますよね
でもあんまり続くようだと ちょっと怖いかな
それでは 今日もお便りをご紹介しましょうーー

安定よりわくわくを選ぶ男性ナビゲーター。
個人的には、このやや不謹慎な路線で頑張って欲しいです。

トーク番組:最近気になること

女性パーソナリティ
ーー今日のテーマは『最近気になること』
届いたお便り 読んでいきますね
ラジオネーム 『ケニーのくちばし』さんから
ーー最近 陽が沈むの早くないですか?
ええ? 早いですか? 気づかなかったです
でも本当なら 困っちゃいますね
外を歩ける時間が減っちゃうのは嫌だなあ

Chapter05だとまだ実感としては気付くほどでない、夜の長さ。
「ケニーのくちばし」氏の鋭さが怖いです。

トーク番組:巨神騒動

女性パーソナリティ
ーーまさかあの彫刻が本当に動き出すなんて
普通 考えないじゃないですか
帝国軍がすぐに対処してくれたから
住民に被害はなかったですけど
一体どうして 突然動きだしたのかな?
神凪が生きていたら 聞けたんでしょうかーー

同一パーソナリティなので、1つ前の番組の別コーナーでしょうか。
カーテスの大皿のタイタンは、彫刻だと思われていたのですね。プレイヤーは動いているタイタンしか知りませんが、ピクリとも動かず眠っていた光景を思い浮かべ、神様暇だな!と改めて思いました。


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参考記事

3DSのアクションパズルRPG「ぷよぷよクロニクル」体験版を遊んでみました。
http://puyo.sega.jp/PuyopuyoChronicle/

ぷよぷよクロニクル

体験版を起動すると、モード選択などなく、RPGモードの内容が始まります。
体験できるのは、アルルが異世界に転移させられた物語冒頭から、最初のダンジョンでドラコケンタウロスと勝負し、謎の石碑を調べるまで。
ダンジョン、村とも、移動できる範囲はかなり制限されているので、1時間も掛からず終わる内容でした。

もともとRPGの「魔導物語」ではなく、パズルゲームの「ぷよぷよ」でRPGとは、どんなものかと疑問でしたが、要は戦闘になると「ひとりでぷよぷよ」を遊ぶような仕様でした。
戦闘なのに「ひとりでぷよぷよ」な理由は、対戦形式でなく、「オジャマぷよを敵にぶつけてHPを削る」という戦闘方法になっているためです。

この「ぷよぷよ」、私が知っているものと違うゲーム性が付与されていて、少し戸惑いました。

ぷよぷよクロニクル

仲間になる各キャラクターには「お邪魔ぷよを赤ぷよに変える」などの固有スキルが設定されています。初回は邪道だと思ってスキルを使わず進んでしまったのですが、オジャマぷよを変化させる等の能力があるので、オジャマぷよを起爆に連鎖させるなど、色々な発想ができそうな、ゲームの根幹に関わる要素だと思いました。
また、敵はぷよぷよ勝負をするのでなく、定期的にオジャマぷよを降らせてくるだけ。
目的が、相手陣地をオジャマぷよで埋めることではないため、連鎖を起爆するタイミングを図る等の戦術は意味がありません。体験版の範囲では、大連鎖を狙っていくより、相手の攻撃を相殺しつつ適宜ダメージを与えていく方が有効、と感じました。
……実際、連鎖を組んでいる途中に、余計なお邪魔を消したら、それで敵を倒せてしまったことも。後少しで気持ちよく決まるはずだった連鎖が丸々無駄になり、非常に虚しくなりました。

連鎖したときの気持ち良さはあるものの、昔ながらのパズルゲームである「ぷよぷよ」を遊びたい場合は、本作では違和感を受けると思います。新しいルールのパズルゲームと思った方が、素直に遊べそうです。

アルルとカーバンクル

3Dになったキャラクターは、動きも含めて可愛いです。
お話はドタバタコメディという雰囲気。ぷよぷよデモのギャグテイストをそのまま持ってきた印象があり、これも「ぷよぷよ」ファン向けという感じがします。
ただし、台詞が全体的に遅く、私は終始イライラさせられました。コメディなら、畳み掛けるようなテンポ感が欲しいです。

なんとビックリ、アトラスからDSで発売されたRPG「ラジアントヒストリア」が、3DS「ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー」としてフルリメイク!
http://radianthistoria.jp

DS版の発売が2010年11月だから、もう6年以上経つんですね。
地味だけど心に残る良い作品だったなぁ、と思って自分の感想記事を見直したら、公式ブログパーツ(ミュージックプレイヤー)の配信が終了していたので、記事から撤去いたしました。残念。リメイクで楽曲は追加されるかしら?

リメイク版の発売日は2017年6月29日。
一か月前にPS4「イースVIII」、一週間前に3DSの新作「アライアンス・アライブ」が出ている中に投入ということで、梅雨時は結構激戦区の予感です。
ドラゴンクエストXI」も近い日程で発売されそうですし、意外に今年もRPGイヤーの予感です。

ただ、購入するかと言われると、私は未プレイ作品の方に軍配が上がります。物語に相当の比重がある作品なので、記憶喪失になって終盤のオチを忘れられたら120%楽しめるから、そのときは絶対買います(笑)。
プレイ済み作品のリマスター・リメイクとしては、7月13日の「FF12 ゾディアック・エイジ」が予約済みのせいもあって、心が動き難いです。FF12も、ほぼコレクターズアイテムとして買うつもりです。……遊びますけどね。

現在地:Chapter05・六神の力を求めて(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

キングベヒーモス

記事はそこまで辿り着いていませんが、アラケオル基地を攻略した時点で街道封鎖が解かれるため、無事タイムドクエスト「悪名高きキングベヒーモス」戦を遊べました。
Lv.140の超強敵! エリクサーとハイエリクサーが、これまでにない速度で消え、写真を撮る余裕もありませんでした。
戦闘中「もしものときは逃げろ」とか、物陰で回復を促す台詞など、初めて聞くやり取りが多かったのも特徴的。討伐には苦労しましたが、これまでにない1体で強いタイプの敵で面白かったです。

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

Chapter05が始まりました。
タイトル画面で「そんな事態になったの!?」と驚かされる、最初のChapterです。

CHAPTER 05 暗雲

多くのプレイヤーは、物語を連続で描写しないと「間に何があったのか」と気になるものです。ましてや、前回はアーデンが正体を明かして敵だと分かったうえ、敵地と言うべき揚陸艦に収容された状態で終わっています。
当然、緊迫した場面から始まると思っているのに、Chapter冒頭の「数日後」とテロップひとつで勝手に割愛され、まるでファストトラベル後のような気楽さでチョコボポスト・ウィズにいる状態から始まります。
結果、プレイヤーは
「揚陸艦の中でどんなことが起きたのか」
「帝国は王子を解放していいのか」
「数日間、ノクト達はどうしていたのか」
と疑問を抱えてしまいます。不要な疑問は、物語への理解を妨げますので、取り除かねばなりません。

最低限必要なのは、ノクトの現在地を示すことでしょう。揚陸艦内から始まると思っているプレイヤーに対し、「これ以降の場面から操作してください」と提示するのです。それをやった結果がタイトル画面なのでしょうが、状況が変わる大事なシーンは、ちゃんと見せるべきです。

  1. アーデンに詰め寄り、思惑を聞き出そうとするも躱される。
  2. 噴火が収まった段階で、揚陸艦から丁重に降ろされる。
  3. レガリアがないことに気付き、一行は途方に暮れる。

という様子を、台詞なしの第三者視点で流す程度で十分伝わります。

挿入位置としては、冒頭にある「レガリアが帝国に回収される光景」をカットし、上記のダイジェストを無声で入れてはどうでしょうか。レガリアがどうなったのかプレイヤーに分からなくなりますが、ノクト達も知らないのですから、特に問題はありません。
なお、揚陸艦から降ろされた後の数日間にノクト達がどうしていたかは、フォッシオ洞窟攻略後の会話から推測できます。レガリアを探していた、というそれほど重要でない行動なので、この場では割愛しても良いでしょう。

アンブラを追った先でゲンティアナに出逢い、ルーナが無事であることと、雷神から啓示を受ける指示が伝えられます。

聖石を背負いし王よ
雷神の啓示により 力を宿しなさい
聖石を取り戻すために 神凪はーー

ゲンティアナ

最大の指摘事項は下記の通り。

  • 啓示」とは六神が与える試練のことで、これをクリアすると力が身につくという大前提を教える。巨神のときも、本当に力を授かったのか実感がないまま終わっているので、目的意識が持てないまま、お使いで石碑巡りをさせられた感がある。
  • 誓約」も説明不足。辞書的な意味と違うため、言葉と意味が結び付かない。

単語の意味が推測できるよう、全体的に平易に変えてみます。

【変更案】

聖石に選ばれし王よ
雷神の「啓示」を受けなさい
王が聖石を取り戻せるよう 力を授けましょう
そのために 神凪は神々と「誓約」したのです

冒頭の呼び掛けを変えたのは、「聖石を背負う」の意味がピンと来なかったのと、「聖石」と「クリスタル」が同一だと補足するためです。
回想シーンで「僕(ノクティス)がクリスタルに選ばれた」という台詞があるので、「聖石に選ばれし王(ノクティス)」というフレーズならば、推測が容易くなります。
単語の不統一は混乱を招くため、本当は「クリスタル」で統一したいくらいです。現状でも、そこまで難しい推測は要求されないけれど、「聖石」と聞くと条件反射で「ゾディアックストーン」と思い込む人もいますし(笑)。

道中の会話で諸々の設定を折り込んでいくのは、凄く良いと思っていたのですが、途中で帝国兵が現れて遮られてしまい、聞けなくなってしまった会話があったのが残念です。
プレイヤーに聞く気があっても、聞けなくなってしまうのでは、理解度が落ちます。
Chapter05中は帝国兵乱入の確率を下げるか、喋っている会話の方を優先で続けるかして欲しいです。

なお、ひとつ目の石碑に触れると、12年前のテネブラエでゲンティアナと対面した際の回想が流れます。
ノクトが「今のは」と驚いた反応をするので、強制的に見せられた記憶のようですが、2つ目の石碑では発生しないし、その後なにかの話に影響するでもなく、なぜ挿入されたのか、これもよく分からないイベントです。
一般人のプロンプトに、六神二十四使のことを説明したときなどに、ごく普通の回想として処理しても良かったと思います。

ゲンティアナとノクト

イベント内容は、凄く可愛くて好きです。


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参考記事

さだまさし著「落談まさし版 三国志英雄伝」

さだまさし氏が「桃園の契り」から「劉備の死」までを語った、6時間の口演を文字に起こした本。
抱腹絶倒とは言わないけれど、クスっと笑えます。根底に、さだ氏の三国志愛があるのも感じます。
非常にテンポよく、時折ギャグも交えた語りで、サクサクと要点を絞った「三国志」を楽しめました。これなら、「三国志」や「三国志演義」に挫折した、中国史に興味のない人でも最後まで読めますよ!
演義を下敷きにしているため、周瑜が終始虚仮にされているのが不憫でした。