• 2018年登録記事

180717.jpg

Mackwoods(マックウッズ)の「クリームスコーン」
http://www.mackwoods-tea.jp

Mackwoodsは、英国の老舗紅茶ブランドの1つ。
この商品は、あらかじめクリームが挟まれており、冷やして食べるというスコーンでした。

スコーンは、そのまま口を開けてかぶりつけるように配慮されているのか、やや小ぶり。
「デザート感覚に仕立てたスコーン」と宣伝されていたため、甘いのかと思いましたが、今回選んだものはクロテッドクリームを挟んだスコーンだったので、ごく普通の味でした。チョコレートクリームを挟んだチョコスコーンなど、バリエーションによっては甘いものもありそうです。
クリームの量は、多過ぎてハミ出すこともなく、少な過ぎて物足りなくなることもない、適当な塩梅。
スコーンとしては、小麦粉が詰まったスタンダードな生地。冷やしたことでしっとりと柔らかくなっているため、飲み物なしでもペロっと美味しく食べられます。
今回は普通のスコーンを購入しなかったのですが、次回は冷温を比較して頂いてみたいと思いました。

自分はアニメを観るの向いてないな……と思ったので、夏開始アニメは3本だけ視聴。

BANANA FISH

https://bananafish.tv

原作既読組。
視聴前は、あまりに偉大な原作への思い入れと、時代設定を改変するという話に不安が募り、観ない方が良いかと思ったのですが、よかったです。
変な感想ですが、ちゃんと「BANANA FISH」だった!と安堵しました。

でも逆に、現代化する必要があったのか疑問なくらい、原作踏襲だったので、変えない方がいいのに……とも思いました。
私が比較的「原作原理主義者」だということもあるけれど、そもそも現代を舞台にした時、アッシュ・リンクスという天才がストリートギャングで収まっていることや、ドラッグ関係の知識が薄いことに違和感があります。BANANA FISH=サリンジャーくらい、検索したら目にするでしょう。
そもそも、現代NYにこんなコテコテのギャングはいません。今やアニメも輸出する時代になったのに、日本人のNY観は80年代なのかとニューヨーカーに笑われそうです。
あと、ショーターによる襲撃の知らせが電話になったのは、現代設定からすれば自然だけれど、英二がショーターの顔を見ないで進んでしまったので、後日の出会いシーンが心配になりましたが、少なくとも1話は破綻してませんでした。
もし私が原作未読者なら、「完璧な導入話だった」という感想を書いていたことでしょう。

はたらく細胞

https://hataraku-saibou.com

教育アニメっぽい雰囲気を感じる、蘊蓄付きドタバタコメディ。
字幕もあるし、のんびり見るには適してる印象ですが、1話にして早くもマンネリ感があるのも、面白いところですね。
赤血球の仕事の遅さに関しては、彼女の責任というより、役に立たない地図だけ用意して新人を出動させる職場の問題だと思います。そのため業務改善の手を入れたくなりました。

少女歌劇レビュースターライト

https://revuestarlight.com

懐かしい「少女革命ウテナ」の雰囲気を感じる作品。
ミュージカルアニメの皮を被ったバトルロワイヤル系だという話は一応知っていたので、意外と普通の導入だなと思って見ることに。Bパートで超展開に突入して安心しました。
作画は綺麗だしアクションもよく動くし、過剰演出も好きです。エレベーターの動く範囲とか、唐突なキリンとか、ちょっとハズしてくるところも今の所笑える範囲。
髪飾りが本体(笑)な主人公・華恋が、私の苦手なタイプなのが辛いけれど、当面は視聴継続かなと思っています。

アクションゲーム「UNRAVEL two トライアル」を遊びました。
https://www.ea.com/ja-jp/games/unravel/unravel-two

アンラベル2 トライアル

毛糸で繋がれた二人のキャラクター(ヤーニー)を操作し、ギミックを解きながら先へ進むパズル的アクションゲーム。
本体験版では、オープニングからチャプター2「隠れ場」までプレイできました。
小品ですが、大手ゲームメーカーEAの開発だけあって、大変完成度の高い名作だと思います。

台詞は一切ないため、詳しい状況はわからないものの、導入が素敵です。

オープニング

難破して、命綱的な毛糸が千切れてしまった赤いヤーニーが、同じ境遇の青いヤーニーと出会い、お互いの毛糸を繋げて一緒に歩き出します。この時点で、協力しないと先に進めないゲームであることや、2人が繋がっていることに意味があるらしいことも伝わってきます。

ゲームとしては、アクションの腕前よりパズル要素の方が強いかなと感じます。
一方のヤーニーが障害物を抑えている間に、もう一方が先に進んで道を作る。

押すヤーニー

一方がもう一方を引っ張り上げる。

引っ張るヤーニー

そんな風に、1人プレイだけれど「協力」できるのが楽しいです。
(実際にそれぞれのヤーニーを別プレイヤーが操作する2人プレイも可能なようです)

毛糸で「橋」を作り、足場を渡す場面もあり、毛糸の丈夫さにはちょっと笑いました。

橋の上で押すヤーニー

常に2人を操作するのだと、単純に操作労力が2倍で面倒になりそうですが、ヤーニーたちは毛糸なので、まとまって1キャラクターにすることも可能。ジャンプアクションで移動するときは、この状態なら一気に進めて楽でした。

合体

アクション性は、私でもついていける程度。ヤーニーたちの動きがとてもスルスルしていて、思い通り動かせた時の気持ち良さは格別です。
トライ&エラーな箇所もあるけれど、死んでもその場から即やり直しになり、足場から落ちた場合の復帰ルートも用意されているので、やり直しのストレスはありません。
さらに、必要に応じて見られるヒント機能(3段階)も搭載されていて、パズルが苦手でもなんとかなります。

グラフィックには、不思議と郷愁を感じる空気感がありました。

グラフィック

物理演算が搭載された細密な世界を走る、ファンタジックな毛糸のキャラクターというギャップから生まれるものかもしれません。
また、光と闇の強い濃淡や、レトロなカメラファインダー越しのような画面作りもうまく機能している気がします。

非常に良くできているゲームだと思いましたが、残念な点もあります。
まず、1ステージがちょっと長く感じたこと。それから、チャプター1も2も暗いステージだったこと。

子供の幻影

特にチャプター2からは微妙に怖い様子の幻影が見えたり、触れると一撃死させられる黒い生き物が登場して、恐ろしく感じました。
前作はもっと明るいステージが多そうに見えたので、私としては前作の方が良さそうかな……。

しかし良くできたゲームであることは間違いない、と確信させる素晴らしい体験版でした。

UNRAVEL two トライアル終了