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先月27日に行いましたTOSOVA鑑賞会ですが、週末にはレポートを公開して、麻生の任務はすべて完了となる予定です。
レポートは基本的に当日行われた会そのものの話をしていますので、今回は「鑑賞会の裏側」と題して、準備等のお話を日誌に残しておこうかな、と思います。

仕込み

そもそも、テセアラ編鑑賞会の開催を決めたのは2010年10月の事です。この時から1月上旬までは、とにかく前回の「クラトスケーキ」を超えるネタを探す苦しい毎日でした。
既に日誌でご紹介した白ワイン「KRATOS」は、GC版TOS発売後に一度「そういう名前のワインがある」と言う話題になったのを拝見して、記憶していました。個人的にも飲んでみたいと思っていましたし、ワイン党でない麻生が飲むならば人数がいるとき、と言う目論見もあり、取り急ぎ11月にはこれを購入しておいたのですが、ケーキ程のインパクトに欠けると言う思いが拭えませんでした。長い事、オリジナルラベルのワインを作ってくれるお店で赤ワイン「Zelos」でも捏造して、クラトスと対にしようか等と悩んでいたのですよ。
結局、ネタの破壊力で超えられないならば、数で勝負と言う事で、スタッフの開夢さんが持ち込んでくれたネタ「チロルチョコ(DECOチョコ)」をもう一つのお遊びネタとして採用する事になりました。
早速チロルチョコを何種類か購入し、パロディ化できそうな構図を探して検討。「アーモンド→ロイド」と「BIS→TOS」が決まり、あと一点は開夢さん案から「きなこもち→アップルグミ」と言う3種類の絵柄を決定しました。
……参加された方は、実物と違うな、と思われましたよね。
イラスト作成を押し付け──もとい、依頼した開夢さんも相当苦労したようで、一つは意匠を変え、一つは開催前日に取り止めたのでした。
そもそも、3種類の絵柄を選んだのは、DECOチョコ公式サイトから発注する場合1箱1種類または3種類のチロルチョコを作成できる為でした。しかしイラストが間に合わず、前日に当日即作成してくれる店舗に持ち込んだところ、そこでは1箱1種類からしか作れないことが判明し、3種類作ると過剰在庫になると言う判断で、2箱2種類の作成と相成ったのでした。
その内開夢さんが折れたら、幻の三個目「きなこぐみ」イラストを公開したいと思います。

前日

今回は、初の日曜日開催だったことと、会場のスケジュールが空いていたことが重なり、前日の内に搬入を済ませました。
と言っても、この日は麻生一人でしたので、麻生家からOVAやグッズ類、飲み物等を持ち込んで、設備確認や不要機材の撤去をした程度です。
なお、この日会場設備の点検をしたことで、前回の鑑賞会時とスクリーンの位置が変わっていることに気付きましたが、今からの変更は不可能と言うことで、諦めざるを得ませんでした。三度目だからと見取り図を貰い直さなかった為のミスで、次回は反省したい点です。
スクリーンを使う利用者が皆無と言う事情もあり、あまり問題視されてなかったのだと思いますが、御陰で、日中は陽光が差し掛かって観難いシーンがありましたので、この件は鑑賞会終了後、改善されるようクレームを入れておきました。
午後には前述のチョコ作成のためまた別の場所へ移動。
夜に帰宅してからは、飲み物メニューやネームプレートの印刷等、ギリギリまで作業していました。

当日朝

当日、会は13時開始だったのですが、スタッフは10時に現地集合して準備を行いました。
まず最初に会場で行った作業が「座席位置確認」。三人でぐるぐる椅子に座り合って、できるだけ視界が開けるように椅子の位置を微調整すると言うお仕事です。これ、前回もやったなと思い出して面白かったです。
ざっと掃除して、ゲストを迎えた後のタイムスケジュールを確認、荷物を紐解いて展示し、麻生は手紙を書いたり買い出しに行ってもらったり、としてる内にあっという間に開場時間で焦りました。
「チロルチョコを袋に詰めるだけの単純なお仕事」とか言っていた作業が、実は一番手間取ったところかも知れません。
これより早い集合はスタッフ一同の住まいから考えても無理ですし、会の開始は遅くすると芋蔓式に終了も遅くなるので、ずらせても30分程度でしょうか。
前日をもっと有効活用すべきかな、と思う反面、日曜開催だと二次会が設け難いと言う点があり、悩ましいところです。

昨日、宙組特別公演を観た帰りに中野まで足を伸ばして、TOSOVA原画展開催中のufotable cafeへ行って参りました。

まず、今回のシンフォニアスペシャルメニューは下記の通り。

悶絶!!トマトピザ
たっぷりトマトソースとモチモチモッツァレラチーズのマルゲリータ。
バジルの香りもGOODな食べごたえバッチリのピザ……だそうです。
「辛くないです」と言う注記があったので、父子以外は悶絶することなさそうです。

エンジェルチョコレートケーキ
温かいブラウニーに、ホイップの弱い生クリーム、バニラアイス、チョコソースを掛けたデザート。
単品より、合わせて食べるのが最高の組み合わせですね。非常に濃厚でした。匂いも良かったです。
直ぐ食べないと溶けることと、どこにエンジェル要素があるのか不明な点だけマイナスかな。

Revival(リバイバル)
メニューには「レモンとりんごの味がする甘味をおさえたオリジナルドリンク」とありましたが、麻生は梅ジュースのように感じました。
酸っぱいですが、後味がすっきりして、暑い日に最適の一杯だと思いました。

Symphony
テキーラにパインジュース等を混ぜたカクテルだそうです。
一人で昼から酔っ払うのも恥ずかしかったので、今回は見合わせました。

今回はコースターが三種類もあるので、もう一回くらい行く気持ちを残すため、展示はざっと流して観るだけに留めておきました。
おまけアニメの原画が飾られていたのは新しいかな。ワンダーシェフの登場シーンがもの凄い一杯コマ使われていて笑えました。総じてクラトスも多かったかな。
生憎ユアンさまの原画は極少でしたけれど、エンディングの見返りユアンさまがあったので一瞬動揺しました。あと、カラーの展示品で一つだけ観た記憶がないイラスト(給仕コレットの絵)がありましたが、あれは何に使われたのかな。
なお、「Fate/Zero」の展示も同時に行われていましたが、掲載品の四分の三くらいはシンフォニアでした。

コースターは、「ロイド&コレット」「父子」「コレット単体」の三種類。
父子を選ぼうと最初から決めていたのに、実物を見たら「コレット」と言いそうになりました。凄く可愛いです。もし本当にもう一度行けたら、コレットを身請けしたいです。

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と言うわけで改めて。
昨日は麻生主催のシンフォニアOVAテセアラ編通し鑑賞会でした。
お集り頂きましたのは、麻生他スタッフ含む12名。自己紹介して頂くと「現活動は別ジャンル」と言う方が多かったですが、2003年発売のゲームで、今もこんなに集まって頂けると言うところが凄いですよね。
麻生自身も、久し振りにシンフォニア愛を確認できました。「最終封印」更新も催促されたので、頑張らねば。

詳細はレポートにまとめるとして、今回、メインの企画として白ワイン「KRATOS」を饗させて頂きました。

味は大変美味しく、あまり癖のない飲み易さで、ワイン耐性のない麻生はうっかり飲み過ぎて酔いそうになりました。苦味はなく、フルーティ。後味は引きすぎることなく、すっきり透明な感じです。かといって甘過ぎることもないやや辛具合がクラトスらしくて良い、と評判でした。
別に、TOSのクラトスとはなんの関係もないお酒なんですけれどね!(笑)
「クラトスのお代わり」「クラトスを飲み干す」など状況が分からないと意味不明の単語が飛び交う会場内は、大変面白かったです。
【楽天】ルイジ・マッフィーニ ”クラトス”パエストゥム[2009](イタリア・白ワイン)
↑安売りしていたので貼っておきます。自分用に買おうか悩みます……

他にも酒類を用意し、カクテルを作ったりしていたので、1〜3巻の間はちょっと注文を捌くので必死だったのですが、OVA4巻は初見だと言うこともあり、一旦裏モード封印して席できちんと観させて頂きました。
鑑賞中は、色々可笑しくて思わず突っ込みまくってしまいましたが、そう来るのか、と驚かされるところもあり、最後に出て来た「あの人」が次回どんな風に一行に関わり、精霊王オリジンやエターナルソードの秘密が明かされていくのかなど、早くも統合編が待ちきれません。
テセアラ編は思い切った物語の再構築をしているので、ゲームとは全くの別物として楽しめますね。

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本日、都内某所にて3度目のOVA鑑賞会を行い、無事終了致しました。
ご参加頂きました皆さま、誠に有難うございました。
主催としては結局バタバタしてしまった等反省もあるのですが、世界統合編での開催がなんだか半決定みたいなノリでしたので(笑)、次回に生かしたいと思います。

とにかく今は泥のように眠りたいので、詳細はまた後日。

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Amazonから前日に発送連絡が来ていた為さほど心配はしていませんでしたが、帰宅したところ無事「TOS OVAテセアラ編 コレクターズ・エディション 第4巻」が到着していたので安心しました。

取り敢えず時間確認のためエンディングだけ見ました。今回のイラストはテセアラ編2巻エンディングの使い回しかと思ったら、最後の方に思い掛けないサプライズがあって吃驚ですね。
ちなみに、本編の収録時間は39分39秒でした。サンキュー、サンキュー……?

さて、これから観る時間はとれるかしら?