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ベルギー発のチョコレート店「BbyB.(ビーバイビー)」で、なぜか「葛切り」を購入。
http://bbyb.jp/index.html

葛切りといっても、黒蜜ではなく果汁で食べる「フルーツくずきり」だそうです。
専用箱なども含めて、非常にオシャレな作りになっています。一応「チョコレートに合う」という宣伝文句だったけれど、チョコレートと一緒に食べなかったのでその真偽は不明です。

ツルっと食べられて、非常に夏向きの一品です。
蜜代わりの果汁は美味。葛切りとも合います。ただ、甘さが気になるので、半分ほど残してしまいました。炭酸などで割ってフルーツサイダーにして飲むと良かったかも。
また、ゼリー容器は口がやや狭いため、果汁を零しそうで食べ難かったです。別の容器に入れ替えれば済むことだけれど、実際に入れ替えたら、汁が跳ねるのでないかな……。

それにしても、カテゴリを和菓子にすべきか洋菓子にすべきか、ちょっと悩みました。
ゼリー感覚だと思ったので、洋菓子扱いとしております。

L'AUTOMNE中野店のケーキ感想第四弾。
ラインアップはいつも豊富ですが、前回と同じケーキが置いてあるとは限らないので、一期一会の精神で食べています。でも、めぼしいものは大体いただいたかな。

クランチ

クランチ

バニラムースにフランボワーズを合わせ、サクサクのクランチ入りチョコレートでコーティングしたケーキ。

味の要素は多いですが、非常に高い完成度でまとまっています。
クランチの量は名前に反して少量ながら、非常にいいアクセントとして効果を発揮しています。
美味しい!
……が、極めて食べにくいケーキで、全ての要素を一度に口の中に入れて完成するケーキなのに、それが困難という問題点がありました。

マメーリ

マメーリ

キャラメルムースとヘーゼルナッツの生地に、ヌガーの織り込まれたケーキ。

まず、層の美しさに頰が緩みます。
この店のキャラメルは甘さより苦味が効いているため、まさに大人のためのスイーツです。最上部のクリームも、キャラメル入り生クリームで、どちらかというと苦味が前面に出てきます。

ロートンヌのケーキといえば、これまではふわふわクリームムースという印象でしたが、その印象をいい意味で覆しました。
もちろんムースは使われているけれど、そこがメインではありません。しっとりもっちりしたヘーゼルナッツの生地を味わう一助になっています。そしてヌガーには少しクランチも混ざっていて、ベタベタしない食べやすさがあります。
これもまた、アシッドやクランチとは別の方向性で完成しきったスペシャルなケーキでした。

シャンテフレーズ

シャンテフレーズ

この店はオリジナルのケーキしか作らないのかと思っていましたが、ごく普通のショートケーキもあることに気付き、試してみました。

スポンジは三段あるけれど、いちごは一番下の段にしか入っていません。そのため、ロートンヌの他のケーキと比べると、見た目は少し貧相に感じます。
しかし、その理由は食べてわかりました。このスポンジ、クリームと食感が変わらないほど柔らかいのです。恐らく、上の層にもイチゴを入れたら自重で崩れてしまうのでしょう。

生クリームは、甘さ控えめで非常に淡白な印象。そのため、味は完全にイチゴに委ねられています。
口溶けを楽しむケーキだと感じました。

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セイメイファーム「朝採りたまごの嵐山塩プリン」
http://www.seimei.biz/index.html

メーカーHPには掲載されていませんが、“塩プリン”もありました。
嵐山プリン(2017年7月6日記事参照)が美味しかったので、こちらも頂いてみました。

それにしても、「塩キャラメル」や「ポテトチップチョコレート」と言った塩スイーツが、いつのまにか市民権を得て、一般的な商品として登場するようになりました。私も、最初は邪道という気持ちを持っていたのですが、気付けば喜んで食べるようになっています。美味への欲望って恐ろしいですね。

さて、この塩プリンは食べてみると、確かに通常の「嵐山プリン」に、塩が足された感があります。
しかし塩味であることより大きな変化として、プリンが全体的に柔らかくなって、とろりと滑らかなクリームプリン寄りの食感になっていました。味よりも大きな違いだと感じました。
個人的には、嵐山プリンに関してはオリジナルのプリッとした食感の方が、合っている気がします。

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埼玉のティラミス専門店「アークイラ」
http://aquila-sweets.jp/tiramisu/

最も標準のタイプとなるティラミス「オリジナル」を頂きました。

上部にはチョコ生クリームとキャラメリゼしたナッツ、金粉が乗っていて、豪華な印象に仕上がっています。
表面は公式写真や原材料だとココアパウダーのはずですが、非常に滑らかなチョコレートでした。催事で購入したため、保存目的で変更されているのかもしれません。
メインのマスカルポーネクリーム部分は、まるで雲を食べているようなふわっとした口当たり。洋酒の後味が口の中に広がります。
底には、ビスケット風のスポンジが転がっています。ティラミスのスポンジというと、普通洋酒を染み込ませているため、悪くいえばベチョベチョした印象だったのですが、こちらはしっかりした質感のあるスポンジでした。

カップスイーツになっているためか、一般的な層になっているティラミスとは少し違った作りでしたが、味そのものはティラミスで間違いありませんでした。

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北海道のスイートオーケストラ(わらく堂)のスイートポテト2種を頂きました。
http://www.warakudo.co.jp

プチサイズですが、食べると非常に正統派のスイートポテトでした。
スイートポテトはずっしりと重さがあるスイーツなので、このくらいのサイズ感の方が食べやすくて良いですね。もちろん、見た目としても可愛いサイズです。

札幌発ドームポテト(右)

滑らかで正統派のスイートポテト。
しっとり滑らかな芋の自然な甘みが味わえます。中には甘さ控えめのカスタードクリームが入っていて、素朴な味にスイーツ感を添えていました。

南瓜のアンサンブル(左)

こちらは、通常のスイートポテトとスイートパンプキンを組み合わせたミックス。中までスイートポテトが詰まっているので、大きさの割に食べ応えがあります。
この商品ならではの特徴は感じなかったけれど、純粋に美味でした。

見た目の可愛さに惹かれて購入した後、ふと「私はスイートポテトってあまり好きじゃなかった」と思い出したのですが(笑)、食べ始めたらペロリと頂けました。