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プレジィール系列のブランド内で、最も店舗数が少ないと思われるレアブランド、キース・マンハッタンの「コードC」

大粒の栗の甘露煮を入れて焼いたチョコレートケーキ。
カットされた状態(10切れ)で梱包されているため、開封すれば直ぐ食べられます。例えば花見の席などに持っていくと、お洒落だし、刃物不要で良いかもしれませんね。

どのカット面にも栗の断面があるくらい、栗含有量が高いです。
ケーキ生地部分は、カカオの風味が濃く大人向け。しかし、実はバター不使用なので、濃厚さの割に重さはありません。食感は優しくホロホロとしています。生地だけ食べればほのかな甘みを感じるけれど、栗と一緒に食べると苦さを感じるバランス。
難点を挙げるとすれば、贅沢にゴロゴロと使われた栗がケーキから独立しているようにも感じるところでしょうか。
栗が入ってこその高級感ですが、個人的には、もう少しチョコレートを刻んで入れれば、栗なしのケーキ生地部分だけで十分満足するな、とも思いました。

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東京カンパネラのバウムクーヘンラスク「バウム・バー」
https://tokyo-campanella.com/products/baumbar.html

お土産品として作られているため、1本ずつ個包装されています。開けると、小麦粉好きには堪らない、焼き菓子のいい匂いがして思わずウットリしました。

バウムクーヘンのラスク、という単語と、スティック状の商品が最初は結び付きませんでしたが、よく観ると確かにスティック状のバウムクーヘンです。厚さは非常に薄いですが、きちんとバウムクーヘンの層になっています。
味はバターが効いた「プレーン」と、ほんのりビターな「ショコラ」の2種類。
食感は……ラスクというより、「バタークッキー」と「カカオクッキー」と言われた方が納得です。サクサクとはしているけれど、割れたりするような固さはありません。
噛み締めると味わいがあって、個人的には凄く好きな味でした。

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HENRI LE ROUXのキャラメル
http://www.henri-leroux.com

アンリ・ルルーのショコラティエは、キャラメリエ(キャラメル職人)でもあるので、やはりキャラメルも食べておかねば、と思って実食しました。
色々な味があるのですが、とりあえず自分の好みに偏った茶色いラインナップです(笑)。

C.B.S.(Caramel au Beurre Sale)

「塩スイーツ」の先駆者であるアンリ・ルルーの代名詞とも言える、塩バターキャラメル。
甘さと塩っぱさのバランスが絶妙な、独特の「あまじょっぱい」味は、あとを引く美味さです。
生地に刻んだナッツ類が練りこまれていて、ほかの2つが滑らかさと口溶けを楽しむキャラメルだったのに対し、CBSは「食べる」キャラメルという感じでした。

秋冬限定味。
口に入れた瞬間、アッサムの香りと味が広がって贅沢な気分になりました。個人的には一押し。

ショコラ

濃厚なカカオが利いています。全体的に甘いというより、大人っぽい奥深い味わいを感じました。

キャラメルというと、私の中では甘さがくどいイメージがあったのですが、流石にアンリ・ルルーのキャラメルは違いました。まさに「大人のキャラメル」と言うべき味で、一粒のお値段もまったく不満なく受け入れられました。

次の機会には、別の味をいただいてみようと思います。

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ボンサンク(石村萬盛堂)の「ブリュレ ド サンク」をいただきました。
http://www.ishimura.co.jp/you/brulee_de_cinq/

冷やして食べても、温めて食べても良いということですが、個人的には、常温が一番食べやすくて好みでした。
実際に食べる前は、同様にキャラメリゼされたバウムクーヘンで有名なマダム・シンコの「マダムブリュレ」をイメージして、冷やして表面の「パリパリ」とした感触を楽しむのが良いと思っていました。しかし、このブリュレ ド サンクは、キャラメリゼ部分は思ったより薄く「サックリ」程度で、また別の味わいを楽しめました。

生地は、メープルシロップが染みているからしっとりしていると思いきや、意外としっかり生地のたまごの味が強く出ています。
コーティングされた表面は甘いものの、そこまで劇的な甘みではありません。特に外周は焦がしキャラメルが効いて、少し苦さが混ざった甘みです。たまごとキャラメルという二つの要素が強く出た結果、全体的にどことなく「プリン」のような味わいを感じます。
控えめな甘さで、コーヒーとも合う大人のバウムクーヘンだと思いました。
ただし、温めるとふんわりとした食感になった上、甘さが強調されて、また印象が変わるのでした。

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LES PATISSERIES LA MAREE DE CHAYA(日影茶屋)の催事限定シュークリーム「プワモワ」を頂きました。
http://patisseries.chaya.co.jp

カスタードクリームはバニラビーンズたっぷりで、味が濃く硬め。食感はもったりした感じだけれど、決してしつこい味ではなく、後味は意外とさっぱりしています。このクセのなさは、相模原市で生産されている「昔の味たまご」が貢献しているのかもしれません。
生地は見た目に反して柔らかめでした。ただし、これは保存状態のせいかもしれません。香ばしさはありますが、そこまで主張は強くなかったです。

それゆえ、率直な食感は「山盛りのカスタードを食べている」というものでした。

満足感はあるけれど、お値段も結構するので、贅沢品!という感じでした。