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「テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ」公式サイトにて、予約特典アニメ「ているずおぶ劇場」の第1〜2話が公開されています。
http://tb.namco-ch.net/

……どういう層を狙ったアニメなのか、まったくわかりません!
2話は「原作ゲーム内のあの台詞をこう使うか」とネタとして楽しむ話なのだろうと思ったのですが、1話は良く分からない。
3人の微妙な噛み合なさや、長髪ルークの子供っぽさを可愛く思うための話なのでしょうか。
個人的には、ガイは本当にルークの教育を失敗しているなぁ、と軽い内容に見合わないことを感じました。無論、たいして年の変わらない少年に子供の教育をさせて巧くいくと思う大人の方が間違っているのですけれども。

また、予約特典とは言え、ロイドではなくゼロスが登場することが少々気になります。
他のシリーズはちゃんと主人公が入っています。一番最近の公式人気投票ではゼロスよりロイドの順位が上だったのですから、人気の問題とも思えないです。
ロイドは作劇しやすい部類のキャラなのに、なかなかこういう機会に恵まれませんね。

で、各種作品のキャラクターがクロスオーバーするゲームが、もう一本出るんですね。
「ヒーローズファンタジア」
http://heroes-p.channel.or.jp/
このくらいぶっ飛んだクロスオーバー物も面白いですね。
スレイヤーズと魔術師オーフェンはドラマガ誌上でもコラボしていましたが、ゼルガディスはバルトアンデルスの剣があるオーフェン世界と統合されたら嬉しいだろうな、と結構真剣に思います(笑)。

大団円の最終回。

と言っておきながら、最初に、1点だけ文句付けます。
ゼロスがシャブラニグドゥに攻撃したら、理由はどうあれ滅ぶのが道理では? 滅びの美学がある魔族が、人の力で存在した魔王を逆に討とうとするのは、まぁあの世界の魔族倫理から考えたらアリだと思うんですけど、ピラミッドの頂点の存在である事は変わらないと思うんですよね。北の魔王の指示があったとしても、直接攻撃は出来ない。だからリナたちを巻き込んだ、のではないのか。
他に細かい事としては、黒魔法を使えるポコタが、魔竜王ガーヴを知らないのは奇怪しいと思うけど、まぁゾルフと同レベルだったので、能力だけあるアホ魔道士だったんだと理解しておきます(笑)。

Aパートの味方キャラ大集合アイキャッチ、ザングルスまで居てオールスターだわと思いつつBパートに期待したら、やっぱり敵キャラ大集合アイキャッチでしたね! ヴァルガーヴ形態でヘソまで見える構図になってたのが、「スタッフ分かってる!」感。
ああ、でもOPに出てる意味がまったくなかったのは残念でした。

アバンからOPなしでじっくり最終決戦の描写で見応えありました。なにより、挿入歌に「Give a reason」! そこに一番感動しました。
魔族との戦いで、竜破斬が初めてまともに役立ったのではないでしょうか。
「やられ役」で、と言うのは可哀想ですが、アメリアとゼルにも見せ場があり、ガウリイは男前で満足。
重破斬が制御出来てしまったことは、アニメだから良いかな。原作のL様とアニメのL様は性質が違いますものね。
復活にポセルの身体を使ったのが、可哀想でしたね。しかし以前に書いた通り、ポコタは生きて終われないだろうと思ってたので、生還したことに吃驚です。人形のまま残る、の終わり方は可能性が低いと思ってたのになぁ。
予想は外しましたが、この先の旅に関しても楽しい想像ができる明るい終わりで、スレイヤーズらしくて良かったのではないでしょうか。

文句はあれど、面白かった、と思って見終えるのは良いですね。
REVOの視聴を打ち切ってしまっただけに、EVO-Rは毎話楽しく観れた事がなにより嬉しかったです。

相変わらず遅れまくってるけど、11話+12話感想。
と言っても、11話は「俺はちょっと予想してたぞ」の主張にゼルの可愛さを見た以外、追い掛けっこと押し問答が中心で、今更書く事なし。
12話は、こう言って正しいものか分かりませんが、まさかのレゾ×リナで、最後おおっと仰け反りました。と言っても正直ここまでの展開は予想通りなので、後は最終話でどんな纏め方をしてくれるのか、ですね。
EVO-Rは、今期観ていた他のアニメ、ドルアーガやアビスと比べると、段違いにゆとりある構成で、良くも悪くも「急展開」という話がありません。最終話までこの調子で、作り手側の予定通りの落とし方をするんでしょう。

分かり易さ重視とは言え、ポセル外見の魂レゾが、子安氏の声で喋ることに激しい違和感があります。いや、ポセル王子の声が元々子安声だったと言う可能性もありますか(笑)。
悪びれないレゾは、身近にいたら傍迷惑極まりないのですが、大人物だと言う説得力が不思議とありました。改めて、1巻で使い切るには惜しいキャラだったのでは、と感じました。お気に入りは薬草の説明するシーン。かつてゼルが信頼していた頃に観ていたレゾってあんな感じなんでしょうね。
それにしても、レゾの魂は、リナとの闘いの後で冥王の壷に封印されていたのですか。私は、リナとの闘いの前に、試験的に壷を使った時に一部が宿っていたと考えていたのですが、思い切り外しました。
あと一点気になったのは、「魔王付きレゾ」をゼロスが攻撃する事は可能なのか、と言う点。あくまで意識が人間だからOK?
この辺のゼロスの行動に関しては、名称未定2ごうさんのブログ考察で、補完は出来たけれど、ちゃんと作中で説明して欲しいと思います。

ポコタの体はどうするのかなぁ。これは全然予想付きません。
A・レゾ戦後、なんらかの方法でポセル体に戻れる
B・ポコタは死ぬ
C・一生人形のまま
の3パターンが思い付きますが、A以外は後味悪いし、Aだとなんか10〜12話の哀愁が軽くなるし、難しいところです。

一週遅れてるけど10話「Wisdom 帰らぬ時を求めて」感想です。
ゼル回、遂に到来!
悪人顔になってましたね。特にAパートのアイキャッチは、極悪且つ人々から化け物と呼ばれるのも頷ける感じで怖くて良かったです。本来のゼルって、ああいう貌ですよね。
で、まさかの人間ver.ゼル(回想)登場に吃驚。アニメ無印以来ですね。個人的には、人間姿のゼルって全然イメージがなくて、無印も今回も違和感はあるのですが、過去のレゾたちとの関係にはなかなか面白い解釈だなぁと思いました。キメラにされたことを一度は割り切ろうとしていた、と言うのも一掃悲しいところ。どこからどこまで神坂先生から監督に伝えられてる裏設定なのかな。
個人的には、私はキメラ化前のゼルは実戦経験がない、或いは浅い状態だったんだと思っていたので、普通に戦ってたのは不思議な感じ。でもロディマスとゾルフの姿が懐かしいから良いや。ヌンサって一応戦闘要員だったんだなぁとか、ディルキアがそんなに悪い奴じゃなかったり、1巻レゾチームは楽しい面子ですね。

ゼルの意志に関しては「レゾ自体の復活は望んでない」とリナが分析してくれて、やっぱり、と頷きました。
ポコタ含むネタバレし関係も、畳み掛けるような展開で良かったです。
翔封界に誰も乗せてくれないガウリイが、ひたすら走っていくのが可哀想で笑いました。
オープニングでネタバレしてるので、多分ポコタの体でレゾは復活するんでしょうけれど、多分まだどんでん返しがあるんでしょうね。何にせよ「はずだった」って言ってるんですから、ポコタはもう少し話を聞いてから決断してくれないものか、と初見直後は思いました。でもあの子、子供ですものね。そう考えると、色々ぶち切れちゃったのもなんだか愛おしいです。

アニメオリジナルの本筋に戻り、最終局面へ向かってシリアス話かと思いきや、驚きのギャグ話でした。
壷の持ち主って、特定の人間がいない状態で所有権を主張すればそれで了承されるんですね。しかしオゼルが必ず付いて来るのは、良いのか悪いのか。メイドさん状態のオゼルなら役に立ってとても有難い存在だけれど、今回のようなイタコ状態だと凄く困りますよね。

ポコタがレゾを復活させる方向で奮闘するのは、タフォーラシアの為と分かるのですが、ゼルはどうなのでしょうか。もう少し逡巡があった方が嬉しかったようにも思います。
で、肝心のレゾの魂がボケ老人化と言うオチで失笑。
レゾは人形集めが趣味だったのか。ポコタやデュクリスの身体はレゾの人形コレクションだったわけですね。ゼルの「本当のレゾ」暴露に、積もり積もった長年の恨みが垣間見えて笑いました。
盗賊に侵入されても寝こけてると言うのは、ギャグ回にしてもちょっと気になりました。まぁ、REVOのような違和感がある訳ではないので、重箱の隅だと言えばその通りですね。

次回、ヌンサ登場ですか? 残り少ないのにまだギャグを続ける気ですか、さすがスレイヤーズ(笑)。