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昨日は、バレンタインの菓子を作っているうちに日付が変わってしまったので、日誌を書くのは諦めました。
オーブン3回転は少々やりすぎでした。

で、オーブンの予熱完了ブザーに急き立てられながら、院の女子寮共用調理室は、この時期大賑わいだろうなぁと思いました。
作るのが、長期保存できるチョコレートならば、早めに利用日・時間を調整できますが、ガトーショコラやチョコレートブラウニー、クッキーなどを焼く者もいるはず。となると、前日のオーブンは予約でいっぱいでしょう。

ということで、行動シミュレーション番外編。
バレンタイン前日の女性陣。

アーデリカの場合
共用オーブンを1時間分予約して自作。
ガンガン生地を突っ込んでオーブンを休ませず、毎年4回転以上させる妙技を披露。

エファの場合
早いうちに手配済みなので、菓子作りとは一切関係なくいつもの1日を過ごす。

はるかの場合
甘いものが苦手なので、カカオ分の多いチョコレートを溶かして固める。
テンパリングに失敗しているので、妙に白っぽい。

セララの場合
サルゴンに頼み、男子寮の共用調理室を借りて自作。真理が煎れたお茶を飲んだりしながら、まったり作業する。

アイヴィBの場合
「ダークマター生成禁止」の張り紙で、キッチンへの入室を禁止される。

……まともに菓子を作っているのは、リカしかいませんでした!

お題のシチュエーションに対して、各キャラクターがどんな行動を取るかを考え、100字以内でまとめていきます。

クリスマスイブなので、今回のお題は「持ち寄りパーティ」。
料理などを持ち寄ってパーティをします。さて、各キャラクターはなにを持参するでしょうか。

フォウルの場合
主催。場所を提供しているという理由で、手ぶら。

リートの場合
摘んだ花を花束にして持ってくる。趣旨をあまり理解していない。

詩乃の場合
実家からロマネ・コンティ持参。無駄に高級思考。

刹の場合
昼にテラスで提供されていた白パンが美味しかったので、紙袋に詰め持ってくる。当然、パーティー開始時には乾燥していて、本人は落胆。ロアンから「アルプスの少女か!」とローカルネタで突っ込まれる。

イクスの場合
他の参加者と被る前提で、余っても問題ないバゲット(+チーズ、パテ各種)を手配。案の定重複したので、自分は、刹の乾燥白パンを食べてあげるが、当の刹からは「そんな好きなら自分で持ってくれば良いのに」と思われる。

エファの場合
実習先のデパ地下で調達。入念なリサーチをしていたが、最終的には本人の好みでスモークサーモンのマリネを買う。

ロアンの場合
イカと海老のフリット(自作)。意外に美味、と称賛される。

イヴの場合
備品申請で取り寄せた果物盛り合わせ(お見舞い用)。

アーデリカの場合
ホールケーキ。
さらに、誰もメインディッシュを用意しないだろうことを予期し、肉料理ミートローフまで準備。
すべて手作りのため、遅刻。

ラメセスの場合
当然のように欠席。

番外編1・真理の場合
音楽、と称してサルゴンを差し出す。

番外編2・サルゴンの場合
勝手に手土産にされ、腑に落ちないまま演奏。気遣い半分(面白さ半分)のセララが食事を口まで運んでくれるので、微妙に嬉しい。

お題のシチュエーションに対して、各キャラクターがどんな行動を取るかを考え、100字以内でまとめていきます。

今回のお題は「右の頬を打たれたら」。
相手や前後の状況次第だと思いますが、取り敢えず相手は“知人”で、平手打ち程度として考えてみました。
こうして並べてみると、上級生同期3人組は、反射で生きてるところが意外と似てました。

リートの場合
左の頬も差し出す。

刹の場合
呆然とする。

詩乃の場合
硬直した後、抗議する。

イヴの場合
態度は殊勝だが、内心では吹き飛んだ眼鏡の心配をしている。

フォウルの場合
即座に同じ力加減で相手の右の頬を打った後、からっと笑う。

ロアンの場合
即座に全力で相手の右の頬を打つ。

エファの場合
微笑む。ただし、目は笑っていない。

イクスの場合
打たれる前に、相手の振り上げた手をとる。

リカの場合
打たれる瞬間、反射的に吹き飛ばす。過剰防衛で始末書になる。

ラメセスの場合
打たれる前に殴る。

見切り発車で始める新企画。
お題のシチュエーションに対して、各キャラクターがどんな行動を取るかを考え、100字以内でまとめていきます。

今回のお題は「天岩戸」。
怒って部屋に閉じ籠ったキャラクターに対し、他の者が楽しい宴会を開催して誘い出そうとしたら——
さて、どうなるでしょうか。

リートの場合
名前を呼ばれた段階で出てくる。

フォウルの場合
宴会の開催を自分から要求する。

エファの場合
設営の段取りが悪いのを見かねて出てくる。そのまま、宴会の開催を取り仕切る。

詩乃の場合
宴会が気になり、扉の隙間からチラチラと窺う。最終的には、見ていないようで見ているリートに見付かり、引っ張り出される。

アーデリカの場合
宴会が気になり、扉の裏をウロウロする。やがて、好奇心が抑えられず、勢いよく飛び出して参加する。

ロアンの場合
扉の裏から、絶妙な合いの手や突っ込みを入れてくる。

イクスの場合
みんなに迷惑をかけたと猛省し、盛り上がりを邪魔しないタイミングを見計らって出ていく。タイミングが良すぎて、出てきた瞬間、宴会は解散になる。

刹の場合
宴会が始まったことに戸惑うが、ロアンから魂胆を知らされ怒り再発。意地を張って出て行かない。だが、終わってしまった後に後悔する。

レイヴの場合
読み始めた本に没頭し、外の出来事には気付かない。宴会が終わった頃に、食事のため出てくる。力尽きた一同を一瞥し、不審に思いながら立ち去る。

ラメセスの場合
10日経っても出てこないので、心配になったイクスが突入する。しかし本人はいつの間にか外にいた。

2ヶ月前、ある方からバレンタインのお菓子と「お返しは小説で」というお言葉をいただいていたのですが、ホワイトデーの時期を1ヶ月も過ぎてから、ふいにネタが浮かびました。
珍しいことに、イクスと詩乃の組み合わせです。


「チョコレートを配り歩く人間と三回遭遇しましたが、あれはなんですか」
 青年の疑問はもっとも過ぎて、イクスは思わず苦笑した。
 バレンタインデーは、楽しいことに目がないとある騎士と、古今東西お菓子が大好きな女性たちが推し進めた結果、院の行事の一つとして定着している。しかし元を質せば、特定の世界の限られた地域で行われている、ローカルな行事である。
「お世話になった相手や身の回りの人に、女性がチョコレートを主とする菓子を渡すイベントだな」
 元は恋愛に関わるイベントらしいが、院ではその点はあまり重視されていない。
「断ると角が立つから、有難く受け取って、食べられないものは後で談話室に置いてくれ」
(以下、執筆中)


詩乃の敬語が少し新鮮です。もっとも、彼は相手に応じて口調を変えるキャラクターなので、年上の先輩であるイクスが相手なら自然と敬語になります。
ラメセスに対しては、最初からタメ口だった気がしますが……実年齢が年下であることを、なんとなく感じてるんじゃないでしょうか。そうでなくとも、敬意を払う必要は感じてないのでしょう(笑)。