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折角テセアラ編OVA3巻に出番があったので、第2弾はユアンさまです。

ユアンさまは、クルシスの輝石で天使化した古代勇者組の1人であり、設定上はクラトス及びユグドラシル(ミトス)と同等の戦闘能力を持っていると考えられます。
ゲームでは中盤にユアン&ボータ戦@テセアラベースが発生し、物語上ロイドたちが勝利しなければ進行しないため、実感としてはそこまで強い印象を受けません。
しかし、ゲーム的制約がない小説「最終封印」においては、設定通りの能力を発揮して貰い、基本的にロイドが敵わない相手と言う位置付けにしようと考えています。これは別にユアンさまを優遇している訳ではなく、テセアラベース攻略の段階でロイドが天使化できる相手に勝ってしまうと、大幅なパワーインフレの発生が懸念されるためです。

もっとも、ユアンさまは基本的に正体を隠して活動しているため、普段は実力も隠しているものと思われます。よって、要所で登場していても、その力を完全に見せているのは、マナの守護塔やアルテスタの家でクラトスと対峙した時だと考えられます。
さて、ユアンさまの武器と言えば、ダブルセイバーと雷の魔術の二つ。
OVAは今のところダブルセイバー使いとして戦っていますが、最も本気を出している筈の対クラトスを見ると、ゲームでは必ず魔術を使っていることから、やはりユアンさまの力の真価は魔術にあるものと思われます。

そもそも、なぜダブルセイバーなのでしょうか。
大きな武器は目立つし旅に向きませんので、あまり、各地を放浪したハーフエルフ向きの武器だとは考えられません。
ただの魔術キャラでは敵としてつまらないとか、ダブルセイバー使いのモーションを作ってみたかった或いは次回作以降の手応えを得たかったなど開発上の理由は色々思い付きますが、そんな外側の事情でなくキャラの事情として、ダブルセイバーを使う理由を納得したいものです。……まさか、ロイドと同じ理屈(2倍)ではないと信じています。

遅くなりましたが、テセアラ編3巻コレクターズエディションのおまけアニメ「犯人は誰だ!?〜名探偵リフィル先生〜」を観ました。

(゜ー゜)な顔をしたクラトス人形に笑いました。そう言えば本編に台詞がなかったから、今回は立木氏が収録にいらっしゃらなかったんですね。格好付けるゼロスの背後で絶妙に人形が映り込むのは面白過ぎます。ゼロスもすっかり三枚目になったなぁ。
戒めに足技も封印するリーガルと言うのは、4コマアンソロなどで見掛けたネタですけれど、大真面目にアニメ化されると改めて面白いですね。
しいな以外の全パーティが使い込んでいたと言うことで、このパーティ大丈夫かな(笑)。
今回のおまけアニメは、全体的に映像的な面白さで笑ったけれど、オチは少々インパクトがなかったかなと思います。

次回予告を見ても、どう展開するのかまったく分からない4巻。「俺を失望させるなよ」の台詞は、ゼロス……ですよね? アルテスタの家(父親発覚シーン)での台詞だと思いますが、まだコレットが復帰出来ない状況のため、ゼロスが追い付いて来て発破をかけるのかな。
声のトーンがだいぶ違う気がしますが、ゲームほどの交流を重ねていない事によるゼロス側の意図の差が出ているのでしょうね。果たしてどんなことになるのか、楽しみです。

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「TOS OVAテセアラ編 第3巻」。引き続きコレクターズエディションです。
テセアラ編になってから、切って開けるシュリンクになったので、商品説明についている紙を綺麗に取っておくのが面倒です。別々に保管すると、どこに行ったか分からなくなっちゃいそうですし。

用事があったので、取り急ぎ本編だけ見ました。
雷の神殿は想定通りでしたが、残り1分で「そう来たか!?」と驚く展開が待っていましたね。
ユアンさま、前回はおまけアニメだからともかく、今回もネタバレ抵触が激しいと思っていたら……。今回の暴露話は、世界統合編が既に発表されているために、当然もっと後に来るエピソードだと思い込んでいました。
思えば、「このシーンであの展開をやる」と言う驚きのミックス加減はテセアラ編1巻からあったわけですけれど、この後一体どのように展開させるのか、1巻の時以上に気になります。

衝撃の展開を先に語ってしまったので、以下、時系列でざっと思った事を。
ユアンと絶対に手を組みたがらないロイドは、まるで反抗期の子供。一度裏切られてるから、クラトスと同世代の大人が信じられないと言うことでしょうか。
墓参りに来たミズホの民が、大人げなくて残念でした。忍なのだからもう少し割り切るべきなのでは。
ロイドとコリンと言う絵面は珍しいですね。膝の上に乗っかるコリンが可愛く、可愛いほどに、この先の展開が分かっていて哀しい気持ちになりました。
と言いつつ実は、今回はそんなに感動したり悲しい気持ちになりませんでした……。しいなが怯え過ぎなのかなぁ。回想シーンがもっと凄惨な感じだったら、乗り越えるトラウマとして共感出来たのかも。確かに里での立場等、痛々しいのだけれど、精神的な重荷を短時間で映像表現するのは難しかったのでないかしら。
それにしても、研究所のケースの中のコリンにも怯えるほどだから、本当のしいなは相当怖がりなんですね。この分だとお化け等も弱そうですよね。ゲームでは、ガオラキアの森のスキットにしいなのネタはなかったように記憶してますが。
ゼロスがお節介で、分かり易い「ゼロしい」でした。

ゲームでも個人的に疑問だったのですが、OVA展開でコレットが飛竜の巣に囚われている理由が納得出来ませんでした。
調整の為なら、深海牧場で良かったのでは。
と思って見ていたら、巣の内部が超ハイテクだったので吃驚しました。ロディルのユグドラシル裏切りはなしですか。まぁ、話が複雑になっちゃいますしね。
まさかの空中戦の後、ユアンさまとロイドで先行することになり、戦法の相性だとかユアンさまが顔出しで潜入して良いのかなど気を揉んでいたら、前述の通り驚愕の展開が待っていたのでした。

EDは、クレイアニメに戻っていたことに再び驚かされ、ある意味、安心しました(笑)。
本編よりも、このEDでコリンを探してるしいなに泣きそうになりました。オチで会えて良かった。

なお、前回のおまけアニメでOPのとあるカットについて言及していたので、今巻からもし差し変わっていたらどう反応しようと思っていましたが、当然の事ながら変わりありませんでしたね(笑)。

明日はOVAテセアラ編3巻発売!
と言う事で、拙作「最終封印」における戦闘描写に関して、キャラ別に検討していることなどを語っていきます。
記念すべき一回目の語り対象は、主人公を差し置いてしいなです。

そもそも、しいなを戦闘メンバーに入れてる方は、どのくらいいらっしゃるでしょう。
接近攻撃キャラなのに攻撃力も防御力も期待できず、符術効果は補助系で地味、召喚はシステム上の使用制限が厳しい、と言った要素から、精霊戦以外では使わなかった方が多いのではないでしょうか。
かくいう私が、そんな扱いです。
一度だけ、しいなを自操作キャラにするルールで進めた周があるのですが、戦闘アクションが地味なため、早い段階で飽きてしまいました。

そんなしいなですが、OVAでは、忍者らしい身軽な動作と、符や式神を行使した派手な術でかなり活躍しています。最終封印でもあのくらい派手に決めさせたいところですが、多数の符を自在に動かすあの演出は、映像作品であるアニメならではとも思わされます。
それに、原典たるゲームのしいなは、符を投げるのではなく、手に持って戦う姿が基本です。やはりこのお約束は生かしたいものです。

そこで、最終封印における符術士しいなの戦いの描写として、下記の設定を考えました。

  • 技にあわせて該当する符を使用する。
    (符がなくなったら、その効果の技は使えない)
  • 符は、対象に貼りつけて呪を唱える、または念じて使う。
    つまり、しいなが接近戦を挑むのは発動前作業として符を貼りつける目的。
  • 符の発動効果は高め。

OPアニメを思い返すと、しいなが符を片手に数合渡り合った後、相手を爆発させているような描写がありました。これは炸力符を相手に貼って、発動させた結果かなと思っています。
また、単純攻撃より特殊効果の符も多いのがしいなの特徴ですね。トリッキーな使い方も面白そうです。
例えば、現在検討しているのはリーガル戦。気功の使い手であるリーガルは、戦いにおいても気を読む力で優位に立ちそうです。そこで、しいなが気絶したキャラに操冥符を貼り付けて、気を読ませずに倒す、なんて使い方をするのは如何でしょうか。
また、式神も単にお供として出すのでなく、貼った物体を動かす符術として表現させても良いのではと考えています。

まだ作品に登場していないキャラクターではありますが、登場直後に敵対状態での戦闘描写がありますので、今の内から色々温めている次第です。
召喚術に関しては、実際に書く段階になってから、また追々考えたいと思います。

久し振りに時間が取れたので、TOS系サイトさんのリンクチェックさせて頂きました。

活動停止されてからもしつこくリンクを繋いでいましたが、「クラトス同盟」さんがサイト消滅されたようなので、隠れ家や天の響リンクページから解除致しました。

新規募集を打ち切られた時に、バナーだけ直リンクでなく頂いておけば良かったな、と今更反省です。

しかしもうTOS発売から7年も経つんですね。
どのサイトさんも、長い間お疲れ様です。

それにしても、クラトスで加入してる同盟がなくなってしまったので、私の一番好きなキャラはユアンさまだと誤解される率が、これでまた高くなったような気がしますっ。
麻生は、めげずにクラトスファンを主張していきます。