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代官山のパティスリー シェ・リュイの和栗のモンブラン
http://www.chez-lui.com

珍しい、ココット容器に入ったモンブラン。
ただし残念ながら容器はプラスチックで、少し安っぽい感じでした。

トップが和栗のモンブランクリーム。その下(容器の中身)は生クリームです。底に薄く生地が敷かれていますが、スポンジでもグラハムクッキーでもなく、意外ともっちりした食感でした。
中央部に栗の渋皮煮が入っている程度で、ほぼ生クリーム、というシンプルさに一瞬ギョッとしましたが、甘さは非常に控えめです。特に、モンブランクリームが栗そのものに近い味で、栗きんとんのような素材の甘みを味わいながら食べられました。
なんとなく和風でもあり「懐かしい」と思うタイプの味わいでした。

色味と形の問題で、あまり美味しそうに撮れなかった点は、深くお詫びします。

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パティスリーアクイーユの「イチゴベリーガトーパンケーキ」
http://accueil.co.jp/p_shinjuku/

直径は8.5cm、スポンジ部までの高さ6cm(+果物)
見た目はそれなりの大きさですが、実際に食べてみると、それほどサイズ感は感じません。
ふわふわのパンケーキ生地に、適度な弾力があって美味しかったです。クリームは比較的さっぱりしていて食べやすく、苺やブルーベリー、ラズベリーと合わさって、ペロリと食べられました。
中の層にある果物は苺だけかと思いきや、ブルーベリーもちゃんと隠れています。しかし、苺が薄切りだったのは残念。
実は、背の高いケーキを崩さずに食べようとして、上段を食べてから下段を食べるという、下手な食べかたをしてしまったのも敗因の一つ。最後は果物の質感が薄い分、クリームばかり感じてしまいました。きちんと切り分けて食べれば良かったと思います。

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自由ヶ丘が本店のマドレーヌ専門店「マドレーヌラパン」のマドレーヌ・バニラ(右)とアールグレイ(左)を頂きました。
http://madeleinelapin.com

私は、マドレーヌにはやや五月蝿い客です。
というのも、私にとってマドレーヌは、自分で焼くお菓子だからです(基礎レシピはベターホーム)。素人の菓子とはいえ、自分の好みに合わせて作っているため、市販のマドレーヌを買っても、「自分で作った方が美味しい」と思うことがしばしばあります。
そのため最近は、マドレーヌは買うこと自体やめていました。
しかしこちらのお店のマドレーヌを見たとき、生地の黄色さに驚かされ、思わず購入したのでした。

前述の通り、バニラの生地色はビックリするくらい黄色く、バニラビーンズの粒が沢山見えます。
焼き菓子のバターと小麦の匂いではなく、バニラの匂いの方を強く感じるくらいです。

生地は、意外ともっちり傾向。口溶けは非常に滑らかです。
一口目の段階では少し甘みが強いかな、と思いましたが、噛むほどに馴染んで良い塩梅でした。
全体的に、それほど重さがないため、さくっと食べられます。もっとも、この点は善し悪しで、一気に2つ食べてしまいました。

自分で作ったマドレーヌとどちらが美味しいか?と問われると、私はやはり自分のマドレーヌの方が好きですけれど、これはこれで、何個でも食べられる味で、さすがプロの仕事だと思いました。

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GRAMERCY NEWYORK(グラマシーニューヨーク)の生ケーキ2種類。
https://www.gramercy-newyork.com

ニューヨークチーズケーキ(左)

私の中で「グラマシーニューヨーク」といえば、焼き菓子(個包装)「ニューヨークチーズケーキ」のイメージが強く、生ケーキのチーズケーキは初挑戦。
ちなみに、生ケーキ内では店の名前を冠したフレジェ「グラマシーニューヨーク」の方が一番人気で、チーズケーキは二番人気みたいです。

しっとりしていて濃厚だけれど、重過ぎるということもなく、チーズの適度な甘さと塩気が効いた、シンプルな味。
上に乗っている生クリームは甘さ控えめで、飾り付けのマスカットのジュレが美味。
ケーキ底のクッキーのザクザク感も良い調和感で、さすがに完成度の高いチーズケーキでした。

クリオブルー(右)

一番上から、チョコソース、「クリオブルー」のジュレ、スポンジとチョコクリームの層という、見るからにチョコ感のあるケーキですが、実際食べてみるとかなり苦みが強いケーキでした。
ケーキの外側には、チョコレートとナッツのカラメリゼがくっ付いていますが、こちらもそれほど激甘感はなく、全体的に大人のケーキという印象。好き嫌いは激しく分かれそうです。
「クリオブルー」は「チョコレートドリンク」と説明されましたが、別途調べたところ、カカオ豆で作ったコーヒーのようです。確かに、味は薄いながら、焙煎珈琲の風味を感じました。

正直、見た目のインパクトがすべてという感じ。
そして、予想通りどこから食べ始めて良いのか分からない、食べ難いケーキでもありました。

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「イクミママのどうぶつドーナツ」から、「カエルくん」と「茶柴」を頂きました。
http://ikumimama.com

どう見てもフロレスタ(2016年5月17日記事参照)の商品と同一で困惑したのですが、「イクミママのどうぶつドーナツ」は、「フロレスタ」から「どうぶつドーナツ」専門で独立したお店(旧フロレスタ川崎元住吉店)。
ただし、現在フロレスタで販売している「どうぶつドーナツ」も、元々はこの店から生み出して各店に伝わったので、こちらが元祖商品なのだそうです。

さすがに専門だけあって、2016年9月現在、30種類以上のパターンがあります(色違い含む)。どれも可愛い! 店頭で常時全種類扱っているわけではないそうですが、それだけに時々覗いて、好みの子がいたら連れて変えるという楽しみ方もできますね。
フロレスタ同様、素材にも拘り、保存料不使用。
可愛さだけでなく味もきちんとしていて、ドーナツだけれど、油っぽさはなく、比較的ヘルシーな味わいです。
割高ですが、素材と技術料と考えれば許容範囲でしょう。子供のいるご家庭への差し入れにも、ポイント高めです。

カエルくん」(左)は、薄い抹茶味。
正直、抹茶はまったく感じませんでした。チョコレート自体の甘さも相当控え目です。
お腹の部分は一見クリームかと思いきや、これもドーナツです。ちなみに、球体ではなく半円でした。こちらはホワイトチョコが甘く、味が変わって良かったです。

茶柴」(右)はコーヒーチョコ味。
こちらは、かなりしっかりとしたコーヒーの味を感じます。
柴犬の可愛い三角形の耳は、アーモンドが丸々一本(計二本)ドーナツに刺さることで表現。味でも食感でも非常にマッチしていました。