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St.Maman Latonaの「ブリュレチーズタルト」
http://www.mamanlatona.jp

地元スーパーで販売されていたものを購入。
2個入りです。1つが直径9cm程度あって、なかなかボリューム感があります。価格はかなりお手頃でした。

味も、私好みで美味しかったです。
土台のタルト生地はややしっとりしていて、食べやすい状態。
チーズ部分の口当たりは非常に軽くできていますが、甘みと酸味が生きて、いい塩梅です。
しかし肝心のブリュレ、と謳っている表面の焦がし跡は、ゼラチン状になってしまっており、これといって味もないし、食感的に邪魔だと思いました。見た目だけ整えた感があって、これは残念です。

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パヴェ・アルチザンの「春のギモーヴ」(ドライフルーツ付き)を頂きました。

6種類のギモーヴ(ライム・フランボワーズ・シトロン・マンゴー・カシス・紅茶)と、4種類のドライフルーツ(ネーブルオレンジ・クランベリー・マンゴー・ドライトマト)を、お好みで組み合わせて食べるという変わった仕掛け。
ギモーブはしっかり素材の味が出ています。やや酸味や甘みが強めなので、単品で食べるなら、紅茶味がマイルドで美味しいと思いました。
これをドライフルーツと一緒に齧ると、味わいが変わります。どちらかというとドライフルーツの側が主となり、それに対してより尖ったり円やかになったりという変化をギモーブが与えて、非常に奥深いスイーツに変わるのです。
味は、似たものを組み合わせても、敢えて逆のものを組み合わせても、それぞれに美味。新しい味覚の世界を知った気がします。

紅茶と一緒でも良いけれど、できればシャンパン片手に摘みたくなる、大人のスイーツでした。

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富士屋ホテル直営ベーカリー「PICOT」の「宮ノ下チーズケーキ」

私はチョコレート党ですが、割とチーズケーキも好きです。
そのため、このお店で有名なのはアップルパイだと聞きつつ、自分の好みでチーズケーキの方を買ってみました。

見た目通り、非常にオーソドックスなベイクドチーズケーキ。
ずっしり重たく濃厚なので、少しの量でもかなり満足感があります。でも後味はさっぱり。これは2種類のクリームチーズがブレンドされているための味わいなのかな。非常に控えめな甘さも、重さと合わせてのちょうどいい塩梅でした。
位置に寄って焼き具合の差異があって、濃い色の辺りはちょっと焼き過ぎのような気もしましたが、一つずつオーブンで焼いている以上、仕方ないですね。

ピエール・エルメ・パリのケーキを色々。
https://www.pierreherme.co.jp

いつもマカロンか焼菓子なので、初めてケーキを頂きましたが、さすがエルメ。値段設定以外に文句の付けどころがないくらい、美味しかったです!
食べる方に夢中になってしまい、写真は全然撮っていません。

キャレマン ショコラ

キャレマンショコラ

深いショコラの色と金箔が高級感を演出しおり、テンションを上げる一品。とにかく濃いので、小さめのサイズですが十分な満足感があります。
強いて不満を言えば、一番表面のチョコレートが硬く、フォークが巧く通らないことがありました。中のムースやプラリネと一緒に食べてこそ一番美味しく味わえるケーキだと思うので、一度に下までフォークを差し入れるのが難しいというのは少し残念でした。

プレジール シュクレ

エルメらしい、シンプルなのに複雑な味わい。層が非常に厚く、クリーム、プラリネ、チョコレート、ダックワーズと重なっているのに、すべてが調和しています。
食感は意外とサクサクしていて、「お菓子」感覚があるのが面白かったです。

フラン デ ザ マトゥール

※名前のメモが間違っているかもしれません。
カスタードクリームのパイ。一言で言うと、超高級エッグタルトという印象。
カスタードクリームだというので柔らかいと予想していたのですが、予想よりぷりっとしていて、プリン風。卵黄を感じました。
私の好みとしては、もう少しクリーム部分が滑らかな方が嬉しかったと思うのですが、そうすると食べ難いだろうということも分かるので、難しいですね。

タルト アンフィニマン ヴァニーユ

初冬に展開されていた「バニラ」コンセプトのケーキ。
見た目は非常にシンプルな真っ白いタルトですが、上から順にホワイトチョコレートのコーティング、中はバニラが詰まったマスカルポーネクリーム、ガナッシュ、ビスキュイとタルトと、食べてみたら非常に贅沢な一品でした。
正にバニラを楽しめました。

エモーション フランボワーズ ピスターシュ

クリスマスシーズンの「フレーズピスターシュ」コンセプトのケーキ。
ピスタチオのジュレとフワンボワーズのコンポート、ピスタチオ風味のマスカルポーネクリームの上にピスタチオのダコワーズ。
まったく味のイメージがつかなかったのですが、これは非常に美味しい大人のスイーツでした。少しの甘味が、酸味で引き立っています。

ミルフィーユ フレーズ ピスターシュ

ミルフィーユ

こちらも「フレーズピスターシュ」。
パイは上下のみ。中央の苺のコンポート上下に薄くピスタチオ風味のスポンジも入っていますが、口に入れた瞬間溶けるレベルで、まとめて食べるとほとんど気付きません。意外と酸味が強く、ボリュームの割に飽きない味です。
パイはキャラメリゼされていて、非常にサクサクしています。この食感の良さもエルメらしい感じ。
そして、上に乗ってる小さな苺が地味に美味でした。

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シュークリーム専門店「シュクリムシュクリ」のシュークリーム3種類のうち、2種類を頂きました。
http://www.chouxcream-chouxcri.jp

シュー シュクリ

食べた瞬間、見た目を裏切る食感と味わいに、良い方向で驚きました。
まず、表面のマカロン生地から“ザクッ”とした食感を予想していたのに、上皮の内側には米粉を使っていると思われるモチモチ生地が忍んでいました。底部は普通の柔らかいシュー生地なので、全体に“ふにゅ”っとしています。
既知の商品で表現すると、コンビニのローソンが販売している「もちぷよ」に似ていると思いました。

味は、意外と塩気と酸味があります。中のクリームは、生クリームが配合されているのか、やや白っぽくふわっとしたカスタードクリームでした。
後味は優しく、すっと消えて行く印象でした。

シュー クロワッサン

こちらは、層のあるクロワッサンに、飴がかかってるので“カリッ”とした食感。そのため、食べ応えがあります。
カスタードクリームはシューシュクリより濃厚。
味はとても好きでしたが、クロワッサン生地なので、皮が崩れたりクリームがはみ出すことが多く、少々食べ難いのが難点かな。

クリームはどちらも隙間なくたっぷり入っていましたし、好みの差はあれど両者とも美味しいです。
ただ、シュークリームとしてはやや高額感があるので、気軽に楽しめないのが残念です。