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2期は「アルスラーン戦記」も月間感想でまとめようと思っていたのですが、次回からはギラン編で楽しくなりそうですし、批判ばかりでなく済みそうなので、個別感想記事にします。

TVアニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」3話「征馬孤影」
http://arslan.jp/2/
エンドカードは、末次由紀先生のファランギース。

Aパートは、ほぼヒルメス過去編。完全に少女漫画の雰囲気でニマニマしました。原作でもこそばゆい出逢いシーンに加え、オリジナルで海岸デートまであって、ヒルメス株はここが最高値かな。別れのシーンは原作の方がロマンティックだけれど、ヒルメスのルシタニア軍参与をマルヤム侵攻後にするためと、悲劇の主人公感を強めるためと納得しました。
ただ、イリーナにザーブル城へ行くように忠言してしまったのは、今後問題にならないか心配です。マルヤム一行が本当にザーブル城へ行ってしまったら、イノケンティス七世暗殺事件が起きない→銀仮面卿がルシタニアから離反する切っ掛けがなくなる、且つエステルとメルレインが出逢わない→メルレインがアルフリードと再会できない、と大きく運命が変わってしまうのですが……
それともザーブル城に行こうとしたけれど、巡回に見付かってしまった、といった展開にするのでしょうか。

「ヒルメス戦記」が終わった後は、ようやく「アルスラーン戦記」の時間。
“もはや征馬は孤影ならず”のシーンは、展開を知っていてもグッと来ました。作画も綺麗で、殿下を頻繁に泣かせるのは私の好みと合わないけれど、心は掴む涙だったと思います。
殿下を追うダリューン達を大逆の賊として討つ、というアンドラゴラスの計略が語られていないのとクバードの様子がなかったのは残念ですが、尺的に仕方ないのでしょうね。

次回予告は、原作から抜き出す地の文のポイントが良くて、笑いました。
シャガードってそんな遠い親戚だったんですね。父親の姉の夫の従兄弟の息子って、要するに他人じゃないか!(笑)

ところで、ジムサのことはこのまま放置でしょうか。そもそも、あの戦いはちょっと省略し過ぎたので、2話で味方に射抜かれていないジムサが殿下に付く必要はないですが。
ルシタニア側の描写も少な過ぎるから、もういっそ後の話数はギラン側に注力で、他は描かないでくれても良いなと思います。

Re:ゼロとガンダムUCを継続視聴している都合上、今回はなるべく点数を絞る方針です。
その中で視聴がほぼ確定しているのが、日曜日の以下2作品。

アルスラーン戦記 風塵乱舞

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展開は早い方が良い、と散々語ってきた私ですが、風塵乱舞1話は展開が早すぎて、原作既読者でないと付いてこれなかったのでないか、と心配になります。
全体的には、アクションも良く動いていたし、原作の良い台詞もきちんと生かされていて面白かったと思いますが……。
私は、特番感想でも書いた通り「風塵乱舞はザンデの最大の見せ場(デヴァマント山)が観られる」と楽しみにしていたのです。それゆえ、アニメオリジナル展開に落胆しました。
アニメでは蛇王について一切解説していないから、ファンタジーっぽさを避けたのか?とも思いましたが、1期はオリジナル展開でファンタジー要素を強化していたので、納得できません。この後どうなる?という感は原作より強まっていて、凄く気になる展開になっていて、そこも含めて悔しい。
クバードが既に殿下一行に加わっていることによる原作との差異は、回想処理でなんとかなりそう。緒戦でジムサを負かしたのは、尺の都合でしょう。ただ、ザラーヴァントとの因縁を入れないのは残念。アニメはイスファーン以下、檄文後に加入した将の扱いが悪いですね。

エンドカードは、荒川弘先生。ちょっとメタな内容で、最後に笑わされました。
それと、スマホアプリ「アルスラーン戦記 戦士の資格」のCMが、次週への連続CMを予告していて、ちょっと楽しみです。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

http://toz-thex-anime.tales-ch.jp

ゲームの評判が悪かったので、よく放映決行するな、と感心しつつ視聴。
先行上映会で4話まで公開されているので、クオリティは安心して観ていられるのは嬉しいですね。

肝心の内容は、テイルズオブシリーズとは思えない、暗い展開で驚きました。
主人公すら登場せず、ここからどうゲーム序盤に繋いでいくのか、興味が湧きます。
ただ、台詞よりBGMの方が大きく聞こえてしまうという、アニメ「ゴッドイーター」の初期にもあった問題が発生したこともあり、Bパートの話はまったく理解できませんでした。

OPにベルセリアのベルベット嬢が登場するという噂は知っていましたが、単なるカットではなく、戦闘シーンまであったので、驚きました。アニメ版ゼスティリアの展開に関わってくるのでしょうか。

「アルスラーン戦記 風塵乱舞 ヤシャスィーン!特番」を観ました。
現在、Gyao!でも配信中。
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初めて「面白い特番」を観た気がします。といっても、アルスラーン戦記と関係なく、海に関する「試される王の器クイズ」コーナーが面白かっただけ(笑)。特に、KENNのボケ倒しと、寒流・暖流を回答させる問題で“最後に「リュウ」が付く”というヒントを出した直後「ドラゴンじゃない」と釘を刺されて「ちっ」と悔しがる回答者達に笑いました。

肝心のアニメの内容に関しては、事前に公開されたキービジュアルから明らかにギラン編と分かっていましたが、8話で征馬孤影+風塵乱舞をやるというハイペースなまとめ方には、少しドキドキしますね。
TVアニメ1期の時点で原作と展開を変えてしまったので、どう辻褄を合わせるのかは少し不安です。でもPVを観たところ、ザンデ最大の見せ場(デヴァマント山の聖剣争奪戦)がちゃんとありそうなので、そこには期待しています。

ちなみに、友人と「ギラン編は水戸黄門」という話をしていた際、うっかり八兵衛ポジションはギーヴと主張されたのですが、ギーヴは“ちゃっかり八兵衛”だと思います。

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荒川弘版 漫画「アルスラーン戦記」5巻

オリジナルDVD付き限定版は存在に気付いていなかったので、普通に漫画単体で購入。
裏表紙カバー下の、ナルサス&アルフリードをデバガメするアルスラーン一行の図に笑いました。

まだ、ぺシャワールに到着しません(笑)。
次話でペシャワールに辿り着けるかどうかも怪しいですね。キシュワードのシンドゥラ軍迎撃だとか、ヒルメスVSナルサス第二ラウンドとかありますので。

戦闘シーンが多いものの、割とサクサク描かれているので、退屈はしませんでした。
ギスカール公が順調におちょくられ始めていて、ニヤニヤしてしまいます。
今回から登場のアルフリードは、表情がコロコロ変わって可愛いです。

漫画版独自の要素もちらほら入ってきました。
王都陥落からアルスラーン追走の間に、カーラーンがサームと顔を合わせていたという解釈は、考えてもみなかったことで驚きました。
また、アルスラーン組とダリューン組が合流した箇所で、ダリューンとギーヴがお互いを仲間として認め合う下りが挿入されています。原作にはないシーンながら、自然かつ格好いいやりとりでした。アルスラーン周辺の大人たちが、お互いを認めていく過程が盛り込まれているのは良いですね!

ちなみに、小説15巻も今月発売。
このペースなら、漫画版の連載終了までに原作完結しそうですよ!

久し振りに「公式が病気」という言葉を思い出しました。

新作ショートアニメ「企業戦士アルスラーン」

これは、パルス商事の新入社員アルスラーンと、幾度も企業戦争を戦い抜いてきた先輩たちが、健全なサラリーマンライフを奪還するために戦う物語である!

まさに、なんだこれ(笑)。
25日に公開されていたようですが、そんな頻繁に公式サイトを覗かないので気付くのが遅れました。
ちょうど原作小説第一部を読んで、アニメの失策は云々とか考えていたのに、これで全部吹き飛んでしまいました。ヴァフリーズ老が3話で過労死してもおかしくないわ。