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今年も間もなく終わろうとしています。
1年間応援ずっと来て下さった方も、今日たまたまお越しくださった方も、本当に有難うございました。

今年、サイト更新をしませんでした。
旧「ユアンさまサーチ」の検索サービス提供終了に伴う改装作業はしましたが、プラスの更新ではなく、マイナスの更新でした。
実は、最後にゼロス題を更新しようと思って、書いていたのですが……ということで、下記は没バージョン「決心」(クラトスルート)です。


心を決めた。
その瞬間、ゼロスは疎ましい地位のみならず、すべての感情から自身が解放されたことを知った。
最早、恨みも怒りも悲しみもない。
——そして、喜びもない。
否、喜びが彼の内にあったことなど一度もなかった。喜びはいつも他者のものであり、時折それがゼロスの近くで輝き、光の一部を投げ掛けただけだ。
だが、最後に見知った光の、いかに強く大きかったことか。
その輝きを思い出し、ゼロスはふと他意なく微笑んだ。それが彼の決心に与えられた、ただ一つの報酬だった。


ゼロス題の消化分を読み直していたところ「怒り」で似たようなフレーズがあったので没作としました。さすがに10年以上書いてると、どんなSSを書いたか記憶があやふやになってきます。特に「お題」系は無理矢理捻り出している物も多いので、好きなフレーズをやたらと使い回しているかもしれません。
気付いて没にしたので、正規版はクラトスルートではないゼロスの「決心」を描いてみようかな、と思います。

先日から予告されていた、テイルズ関係の情報公開が続々されていますが、シンフォニアが関係する、旧アニメ作品に関してはここで纏まっていました。
http://www.inside-games.jp/article/2015/12/15/94069.html

OVA「テイルズ オブ シンフォ二ア THE ANIMATION」スペシャルプライス Blu-ray BOXが発売決定。
EXTENDED TRILOGY BD-BOXが3万円だったので、今回は半額になります。
ただ、ボックスイラストやジャケット&EDイラストポストカードセットという付加価値がない分、そんなものかなとも思ったり。
製作年が2007年〜2012年というところに、改めて驚愕しました。

OVA「テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION」スペシャルプライス Blu-ray BOXも発売決定。こちらはBD-BOXの元値が24,360円だったので、70%以上OFFとなる7,000円という価格は、かなりお得に感じますね。

それから、TVアニメ「テイルズ オブ ジ アビス」がなぜかこのタイミングで再放送。
TOKYO MXは日曜・火曜に放送という週2回形態で、懐かしい「サザエさん」を思い出しました。

予告通り、ユアンさまサーチからサイト検索機能を削除して改装しました。
http://yuan.skr.jp/

ユアンさまサーチは、性格付けカテゴリーを持つ専門サーチでした。
10月31日時点で登録情報が残っていたサイト29件の、性格カテゴリー別登録件数は下記の通りです。

  • 格好いい(20件)
  • ドジッ子(16件)
  • へたれ(17件)
  • 乙女(4件)
  • 変態(5件)
  • チビキャラ化(4件)
  • 冷酷(0件)

今頃気付きましたが、性格付けカテゴリーと言いながら「クール」「熱血」というごく普通の性格がありません。
これは、ユアンさまサーチの実態が、二次創作におけるユアンというキャラクターの性質・設定を分類することを目的としたサーチだったからです。
シンフォニア本編が発売された当初は、物語に大きく関わるものの、登場回数自体は少ないサブキャラクターということもあって、プレイヤーごとにユアンさまのイメージは異なっていました。メインシナリオでの言動からクールな策士と見たり、サブイベント「指輪物語」で指輪を落としてしまうというウッカリ具合でドジっ子と捉えたり、「我がものとする」発言をクローズアップした変態扱いだとか、かなり自由に創作されていた印象があります。
そういった中で、自分なりのユアン像(「格好いいユアン」だとか「乙女なユアン」)を描いているサイトを探す方法があれば良いのに、という話をある方から伺って、そうして作ったのがこのサーチだったのでした。

ちなみに、「天の響」は“格好いい”と“へたれ”に登録していました。
短編はオチ担当になることが多い都合上、少々“へたれ”要素が強かったので、長編「最終封印」で登場させる時には“格好いい”を意識してみたりしました。その設定でちゃんと書けていたでしょうか……。

ユアンさまサーチのサイト検索機能提供終了日が近付いているため、その準備をしています。そうしたところ、「北米版台詞集」に、パルマコスタ人間牧場(ロイド達とレネゲードが協力体制を結ぶイベント)を収録できていなかったことが分かりました。
このイベントは、ユアンさまが登場するイベントの中では「マナの守護塔」「アルテスタの家」に次いで台詞量が多く、ちょっとしんどいのですが、折角なので完全収録を目指すことにしました。
久し振りの英語書き取りで色々不安ですが、少しずつでも書き溜めていきます。
以下、とりあえず収集できた部分のみ転載。


Lloyd
Renegades!

Genis
So that's it. Neil and the others couldn't tell the difference between the Desians and the Renegades.

Botta
We've been waiting for you.

Regal
Are you saying you were expecting us to come here?

Botta
Does it really matter? We have more important things to discuss, such as joining forces.

Raine
…Unbelievable. You actually expect us to trust you after all you've done to Lloyd and Colette?

Yuan
The circumstances have changed.

Sheena
Yuan!

Yuan
Do you know of the Giant Kharlan Tree?

Zelos
The legendary Giant Tree said to have existed in the Holy Ground of Kharlan, right?
It's the tree of life, which produces infinite mana.

Colette
Isn't that just a fairy tale?

Yuan
The Giant Kharlan Tree indeed existed. But the Kharlan War exhausted its mana supply and the tree wilted away.
And now all that remains is its seed left in the Holy Ground of Kharlan.


ここまで書き取って、今更ながら、ゼロスでもジーニアスでもなくコレットが「大樹カーラーンはおとぎ話じゃないのか」と問うことに驚きました。
天使の子供と呼ばれ、神子の使命を受けて旅立った少女が、聖典に記載されている大樹カーラーン(マナを生む樹)をおとぎ話だと疑っているのは、再生の旅の中でクルシスの正体を知って生じた疑問なのか、それより以前から抱いていた疑問なのか、と想像するとコレットの複雑な心理が伺えます。

全体的には日本語台詞の直訳という感じですが、ボータの台詞回しは面白いと思いました。
リーガルから痛いところを突かれて「さぁ、どうだろうな」とトボケてから「それより我々と組まないか」と持っていく台詞が、まず「Does it really matter?」で「そんなことどうでも良い」というニュアンス。続きの「We have more important things to discuss, such as joining forces.」は「もっと重要な話がある、例えば我々が手を組むというような」という感じでしょうか。1文ずつ読むと雰囲気が違うけれど、両方組み合わせると日本語と似てくるのが面白いです。
それから、リフィル先生が「ムシがいいとは思わなくて」と呆れるニュアンスは消えていますね。「actually」と言っている辺りは、ネイティヴっぽさがあります。どう訳していいのか分からない単語ですが(苦笑)。

PlayStation Plusのフリープレイに「テイルズオブシンフォニア ユニゾナントパック」が登場!
さらに、ゲーム中「初めての料理」トロフィー獲得画面を撮影することでオリジナルグッズに応募できるチャレンジプレイキャンペーンも実施。
http://www.jp.playstation.com/psn/plus/

テイルズオブシリーズのフリープレイは初めてでは?
PS3を持っていない自分に、直接的な関係はないのですけれど、これを機にまたTOSファンが増えると良いなと思います。

それにしても、ゲーム自体を買って遊ぶというスタイルは、過去の物になるんでしょうかねぇ。
相変わらずゲーム機のインターネット環境を整えられない私は、なかなか付いていけなくて大変です。