シンフォニアのプチオンリーが開催されると伺ったので、《天の響》トップページから支援リンクさせていただきました。
TOS12周年記念オールキャラプチオンリー「clock party!」
http://tos12th.ciao.jp/
12年ということは、干支を一回りしたんですね。
時間の経過と自分の成長してない度合いに少し打ちのめされました。この調子だと、確かに4000年生きても人間って変わりそうにありませんね。
シンフォニアのプチオンリーが開催されると伺ったので、《天の響》トップページから支援リンクさせていただきました。
TOS12周年記念オールキャラプチオンリー「clock party!」
http://tos12th.ciao.jp/
12年ということは、干支を一回りしたんですね。
時間の経過と自分の成長してない度合いに少し打ちのめされました。この調子だと、確かに4000年生きても人間って変わりそうにありませんね。
あけましておめでとうございます!
昨年中は大変お世話になりました。
ちょうど10年前になる、2005年の年賀ネタ(シンフォニア)を発掘しましたので、いきなりですが、ドン!と転載。
第81回箱根駅伝、最後の走者が掛ける紫紺の襷が終着点を踏んだ。
全十九校、二十チームの完走。殊に史上五校目となる○澤大学の四連覇は素晴らしい。見事な逆転、堂々の復路凱旋。正に快挙だ。
だが――
勝負の世界とは、喜びだけで終わるものでない。
映写機が興奮冷め止まぬ現場の様子を伝える中、クラトスの背後で立ち上がる気配があった。
「どこへ行く」
問う声は鋭く世界を切り裂き、対するロイドもまた強い意志をもって応えた。
「俺も走る」
嗚呼、やはり子はその道を選ぶのか。
振り向いたクラトスの苦い想い宿る視線を、彼は真っ直ぐに受け止めた。
「十月の予選会まで、時間がないんだ」
あるひとつの出場チームが、箱根の道に涙を塗布した。
過去の区間記録を更新する激しい走りを見せながら、十一位。シード権を目前で奪われた。
あと一秒。
あと一歩でも早く、走れたなら。
前走者に僅かに及ばぬまま終着を切った走者は頭を下げた。己が走りに対する喜びはなく、繋いだ暗紅の襷すら今はただ重いだけ。全身全霊を賭し駆けた男の、その魂が足りなかったなど、誰が言えよう。
だが、彼は敗者だった。
名門と謳われたのも過去の残光であるのか。
否、違う。その走りの輝きを、クラトスはよく知っていた。それは古い時代に彼が追い、今取り戻した光。ミトスの理想、そしてロイドの純粋なひたむきさと、あれは同じ煌めきだった。
――ロイドが踵を返した。
「待て」
制止の声を子は振り払った。
「早まるな、ロイド」
クラトスとて彼の気持ちは分かる。
だからこそ、止めねばならない。
「ロイド!」
しかし伸ばした手は届かず、閉ざされた戸に遮られ最早届かぬ声が、部屋の中に沈痛な色をもって落とされた。
「早○田大学は……お前には無理だ!」
今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
私も、ロイドに負けずに今年はなにごとにも走ってみたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
第9回は、リーガル・ブライアンから。
仲間キャラはこれで一巡したので、とりあえず最終回かな?
【除外ルール】
まず除外される台詞は、公式で使用している下記2点。
「我が名とこの手の戒めにかけて、決して裏切らぬと誓う」(GC)
「…私は二度とこの手で戦わないと誓った」(PS2)
TOS公式のチョイスにしては珍しい事に、両方ともキャラクターを表す代表的な台詞が選ばれています。
他にリーガルの名言として思い浮かぶのは、有名なところで、雪見台詞の「知らなかったことは言い訳にはならぬ。むしろそれは罪悪だ」でしょうか。
以上を除いた上で、私が選ぶのはこの台詞です。
時は流れるだけだ。何があっても、ただ過去から未来に流れていくだけ。ただ流されるのか、自らの意思で歩くのか。それが重要なのだろう。
スキット255「復讐は終わった」での台詞。
時間を無為に過ごしてはいけないという、現実においても大切な教えです。
……「時の流れに身をまかせ」という歌もありますけれどね。
リーガルは自身の過去を悔やんでいる人ではあるけれど、今から過去を変えられないから未来に向けて働かねばならない、という思考をしているので、基本的には健全な思考の台詞が多いと思います。
ロイドに掛かると「難しいことを考え過ぎ」になるんですけれどね。
これで、メインキャラクターからの選出は無事終了いたしました。
思ったほど、面白いセリフを選び出せなかったのが残念。やはり再プレイして、隅々から収集しないと駄目でしょうか。
第8回は、プレセア・コンバティールから。
【除外ルール】
まず除外される台詞は、公式で使用している下記2点。
「私に…構わないでください」(GC)
「許すこと…許されなくても償う心を忘れないこと…それは…強さです。私には…できない」(PS2)
他に、プレセアの名言として思い浮かぶのは下記です。
「時は戻らない。それが自然の摂理…」
PS2版で追加された隠し秘奥義「緋焔滅焦陣」発動後の台詞なので、実際に生で聴いたことがある方はどのくらいいらっしゃるかな〜と思うのですが、プレセアの台詞として非常に良く知られています。
あとは、「わふー」とか「びび、びりびりしま、ます…」とかね(笑)。
以上を除くと結構辛いのですが、最終的に私が選んだのはこの台詞です。
…生まれや育ちや…その人にとってどうにもならないことを、あげつらねて、傷つける…。あなたこそ…人では…ないです。
イセリアへの帰還後、ロイドやジーニアスを非難する村長に対しての台詞です。
実は私は「役目」という作品を書いている通り、イセリア村長に多少同情する面もあるので、この台詞を選ぶのは少し心苦しかったです。
名言というよりは、正論かなぁと思う面もあります。
でも、正論も案外貴重なものです。
なにより、ハーフエルフ達とはまた違う形で、プレセアも差別を受けていたわけですよね。それどころか、同じ苦しみ・悲しみを共有する相手がいないのですから、もっと孤独感があったでしょう。それでも、自分の苦しみは一人秘めて、他の仲間のために声を上げるプレセアは、確かに大人だと思わされます。
第7回は、ゼロス・ワイルダーから。
【除外ルール】
まず除外される台詞は、公式で使用している下記2点。
「いや〜驚いた。天使ちゃん、強いね〜。俺様、超びっくり!」(GC)
「よーし。決まりだ。俺様との旅はたーのしいぜぇ! 期待してろよ!」(PS2)
※ゲーム中の表記は「俺さま」ですが、公式の引用のため漢字にしています。
ゼロスらしい台詞ではあるけれど、別に名言でも何でもなかったですね(笑)。
GC版は初登場シーンの台詞。PS2版の方は記憶がなくて、加入時の台詞かと思ったのですが、星見台詞でした。ちなみに、オンリーイベント「アホ神子イチバン!」の来場記念配布本で調べました。当時のスタッフ様、有難うございました。
他に、ゼロスの名言として思い浮かぶのは下記です。
「俺さまが好きな奴も俺さまが嫌いな奴も、俺さまの住む世界にいていいってこった。それが『当たり前』なんだからなぁ」
ウィルガイア最後のマップでの台詞(いわゆる決意表明イベント)。
ロイドが何度か形を変えて言っている台詞の類型ですね。TOSが訴えるメッセージの1つだと思います。
以上を除いた上で、私が選ぶのはこの台詞です。
じゃあ何か? 俺さまが教会に進言して、貧乏人には生活に困らないだけの施しをしましょうってか? それじゃあ一生懸命働いてる連中に悪いだろうが
サイバックで発生するサブイベント「神子の家宝が目に入らぬか」での台詞。
このサブイベントでは上記台詞の前に言う「誰かが…何とかしてくれるなんて思うなよ」の方が本人の境遇と相俟って人気のような気がしますが、私はこの台詞で、ゼロスは為政者として優れたバランス感覚を持っているかもしれない、と感心しました。
なお、名言とは少し違いますが、私が一番好きなゼロスの台詞は「いいんだよ、ちび」です。
自分の為に憤るジーニアスを制止した台詞です。
ゼロスは、中の人同士の関係もあってロイドとのコンビが強調されがちですが、ゲーム中だとジーニアスとのコンビが結構いい感じだと思います。
虐げられるハーフエルフの為に法令を取り下げるよう依頼してくれたり、貧民に仕事を与えてやったり、口では厳しいことを言いつつも相手の立場に立った支援をしてあげられるのが、ゼロスの美点ですね。
次回はプレセアです。うーん、彼女は口数が少ないしネガティヴなので難しいですね。一週間悩み続けることになりそうです。