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PSPのクロスオーバーRPG「HEROES PHANTASIA」を始めました!
http://heroes-p.channel.or.jp(音量注意)

我ながら「……え!?」と思うマイナータイトルです。そもそも、FF15発売までは積みゲーを消化しようと思っていたのに、新しく買ってしまった辺り、少々ネジが外れていたとしか思えません。

本作は、1990年代〜2000年代のアニメ作品からキャラクターが集結するRPG。
CERO判定は「B」(12才以上対象)ですが、倍以上の年齢でないと、興味を持たないタイトルだと思います。

私の、参戦各作品に対する理解度は下記の通り。

  • 魔術師オーフェン
    原作第一部ファン。第二部の途中で辛くなって脱落。アニメは部分的に見た記憶あり。自分の創作観に多大な影響を受けた作品。
  • 魔法戦士リウイ
    旧版「剣の国の魔法戦士」既読。新版はイメージが違い過ぎて1〜2巻で脱落。アニメ未見。
  • R.O.D(READ OR DIE)
    タイトルだけ知っている。
  • スクライド
    アニメは11話(総集編回)まで視聴済み。クーガー兄貴好き。
  • ケロロ軍曹
    未見。オタク基礎知識として、オマージュに満ちたギャグ作品であることは知っている程度。
  • 舞-HiME
    未見。参加作品中、一番縁遠い作品。
  • BLOOD+
    未見。ビジュアル程度は知っている。
  • DARKER THAN BLACK
    未見。ビジュアル程度は知っている。
  • スレイヤーズ REVOLUTION
    原作・アニメ全視聴済み。身も蓋もないことを言うと、Rは好きじゃありませんでした。ERで評価を持ち直したと思っています。

……かなり不安になりつつ、プレイ開始です。
ちなみに、久し振り過ぎたのでPSPの充電が完全に切れていました。起動前は「クロノトリガー」がスリープ状態だった筈なのですが、果たしてセーブしてあったのか、そちらも不安です……。

起動

パッケージでも分かる、キャラクターデザインの統一されていないオープニングアニメを観た後、まずはデータインストール(約8分)。
正直、こんな「キャラゲー」にデータインストール機能があるとは意外でしたが、その辺はPSP後期に発売されたゲームなので、充実していますね。

主人公は女性(不堂忍)にして、ゲーム開始です。

オープニングイベント

選んだ主人公が登場するかと思いきや、いきなり謎の洞窟にいるケロロ軍曹のシーンからスタートし、戦闘へ突入。

戦闘シーン

ポリゴンの背景に、2Dで描かれたキャラクターがアニメーションしていて、ちょっと独特の雰囲気がある戦闘画面です。
アクションさせるときは、「ヴァルキリープロファイル」のように、キャラの位置に対応したボタンを押します。
同じキャラで続けてアクションすると敵の注意を引き、ガードされやすくなるが、その後他のキャラが攻撃すると当てやすくなるだとか、アクションスキルの順番次第でコンボになったり、前衛後衛の概念があったり、なかなか面白いシステムだけど、一通りのキャラの能力が分かるまでは自分で組み立てるのは難しそうです。

チュートリアル戦闘がリウイチーム、オーフェンチームと続いて、どうやらこの3チームは異世界に迷い込んだらしいと分かった段階で、また視点変更。今度はADV風の会話劇で、ようやく物語らしきものが始まりました。

一切説明のない会話から判明したことによると、ヤップ=ナーのセリッシュ姫が、「英雄様の後継者」とやらを求めて、臣下のリュードックを「追跡ジフト」なるもので、異界・日本へ送り込むようです。
そしてリュードックの同行者は、「自称天才魔導士達」!!

あの者達の適応能力はゾルプル虫以上です

言いたいことは分かるけれど、絶対褒められてないだろうと思われる台詞に大ウケしました。

これでリナたちが登場かと期待が高まったのに、またも視点変更。
でも、ようやく主人公登場です。

現実世界の方は、複数作品の世界情勢が全部混ざっていて、世界各地で事件が多発しているとのこと。曰く、

  • ネイティブアルターによる反社会的行為
  • 怪生命体オーファンによる人間社会への介入
  • 亜人間・翼手の吸血殺人事件
  • 再生された偉人による大英図書館襲撃事件

……問題多発し過ぎだろ!
こんな事件ばっかりの世界、暮らしたくないです。

ここから、「エピソード1はじまりの調査依頼」が開始しました。どうやら物語はエピソード単位で進むようです。
あらすじ風にまとめると……
民間調査機関S.I.R.に勤める忍は、アシスタントのミッチ、協力者の宇宙探偵556(ケロロ軍曹)等と共に、不穏な動きがあるというロストグラウンドの警察機構HOLY(スクライド)を訪れ、調査を開始する。その調査の依頼主は、大英図書館(R.O.D.)だった——
ということで、序盤から複数作品がクロスオーバーしてきますね。
個人的に、現代世界パートで唯一わかる作品(スクライド)を舞台に始まったのは、幸いでした。

取り敢えず初回はここまで。次回から、エピソード単位でプレイ感想を付けられたら良いなと思っています。