• タグ 『 シンフォニア 』 の記事

ゼロス30題「雪」――ですが、こんな話を書くつもりはなかったのです。

冬コミの待機列に並んでいる最中に携帯で打ち始めた時点では、もっと短いエピソードになるだろうと予想していました。そもそもは、ロイドが突っ込んだところで終わりでした。
しかし書いてみたら全然オチがついていないので、着地点を目指してずるずる書いている内に小道具まで出て来てしまいまして……
何も考えずに書くとこうなる、見本みたいな作品です。
同じ長め+小道具系のゼロス題でも「好き」はちゃんとプロットを立てて書いているから、最初から最後まで一貫してるのですが、今回はふらふらと書いた後になんとか辻褄を合わせた痕がちらほら見えます。
前半部分に幾つか軽いエピソード(リーガルに窓のない酒場を教えてもらったが宿から出るのが億劫だ、等)があったのですが、余りにまとまりが悪いので消えました。
それにしても、ゼロス題に対してロイドは登場しやすくて、少し困ります。多用してしまってます。残りのお題はなるべく他のキャラを使おうと思います。

せっかく作品に出したので小道具の話を。
雪うさぎは、最初は「露店で買った」と言う形だったのですが、仲間にお守りとしてプレゼントするならロイドは作るような気がして、最後に変更。その点はキャラを汲めたかと思います。
このアイテムを使うのはコレットに悪いかなぁと思いましたが、ロイドは勿論コレットの分も心を込めて作ってくれた筈ですので、彼女なら喜ぶかと思います。当然、ロイドが持っているのは彼女が想いを込めて送った雪うさぎなわけですから。
ちなみに、ゲームでロイドがコレットから貰う雪うさぎは、観光客お土産用の樹脂製か何かだと思ってます。最終封印でもこの辺のネタを出そうと思っているのですが……。あぁ、早く雪見シーンが書きたいです。十年くらい後のことかな。

ユアンさまサーチ」で公開する為に、北米版シンフォニアのセリフを収集しています。

ほぼオリジナル(日本語版)通りですが、言い回しだが変化している台詞もあり、比較すると面白いです。
例えば、アルテスタの家でミトスの正体が発覚するシーンで、ユアンさまを蹴りつつの台詞
「本当なら殺すところだけど姉さまに免じて命だけは助けてあげるよ」
は、読み取り間違いでなければ
「If it weren't for my sister's wishes to spare your life, I'd kill you right now.」
となっているんですね。雰囲気が違います。「免じて」を sake に置き換えると利益絡みという印象になるからでしょうか。
個人的には「親父」も「父さん」も「Dad」に統一されているようで残念でした。日本語は上手くできていますね。……クラトスは Father ではダメだったのかしら。

ロイドの台詞は、全体的に断定化している印象です。
「親父に何かしやがったらおまえら全員ただじゃすまさないぞ!」
と言う、レネゲード兵に捕まえられた状態での遠吠えっぽい台詞が
「I'll tear every last one of you to pieces!」
になっていたのは目を疑いました。このロイドは怒らせると絶対怖いと思いますよ!
逆に「クサい演説」台詞は、英訳化が良い感じに作用して
「People from Sylvarant, people from Tethe'alla...Desians and Renegades and members of Crusis...They're all victims.」
なんて、正に演説っぽくて格好よかったです。
ちなみに、時々挿入される Pronyma とは何の単語だろうと頭を捻っていたら、プロネーマの事でした。人名は難しいです。実は自分のテキストファイルでも、Kratos と打つと、いちいち「誤単語」チェックが入るのが困り物です。

全部のシーンは無理ですが、ある程度まとめたらサーチの台詞集に追加アップする予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。

急遽、朝一で冬コミに行ってきました。
初めての開場時間前(8時)到着。初めての企業ブース。そもそも冬コミに参加するのも2回目くらいかも。
もともとはサークル参加の友人にお願いしてあり、自分で参加する予定はなかったのですが、昨日の企業ブースは片手間に買いに行けるようなエリアでなかったらしく、迷惑をかけても申し訳ないので自分で買おうと思い切った次第です。
そんなわけで手に入れました、OVA「テイルズオブシンフォニア THE ANIMATION」スタッフ記念本&原画集。
アニメイト通販とかになるかも……と言う気もしましたが、それがなかった場合を考えると、まぁ仕方ないですよね。これも次回作へ繋いでもらう為の投資です。

スタッフ記念本とは何か疑問に思っていたのですが、正に記念本でしたね。プロジェクト完結時に作る寄せ書きと言えば伝わりやすいでしょうか。
表紙で制作に追われているシルヴァラント編主要メンバー絵が可愛いのですが、裏返したらユアンさまがいて、予期していなかったので驚きました。不意打ちは心臓に悪いです。
コリン役の立野さんがとてもコリンの絵がお上手で、一瞬アニメーターさんのページかと思いました。
あと、検閲された単語は明らかにゼロスを指しているな、と笑いました。
プロデューサーが続編に前向きと言うのは嬉しいお話。良い発表がなるべく早く出される事を祈っています。

原画集は、コレクターズ版で特典ブックレットになっているような静止画や、動画カットをまとめた3冊となっています。原画展でも毎回感心したものですが、一枚一枚綺麗に描かれていて凄いですね。ちなみに、ユアンさまの兜を脱いで髪の毛を払う動画があって、これまた不意打ちで思わず本を閉じました。
基本的に絵を描く人間ではないので、資料にしたり糧にできるか、そもそも価値が理解出来ているのかと言う所もあるのですが、シンフォニアと言う作品が、こういった物が出されるほど大きな存在であると言う事が、本当に嬉しいなぁと一ファンとして思うのでした。

で、スタッフ本にて小野坂氏が、ラタトスクの騎士に関する重大なネタを書かれていました。
曰く「ゼロスはメモリーによっては死んでいる場合がある」。
まさか、GCからデータ引き継ぎあるのでしょうか!? なんにせよ、とりあえずGC版データの状態を確認しなければいけません。確か3周目のボルトマン術書ルート途中で止まっていた気がしますが、それはPS2版だったかしら。

オーディオコメンタリーを聞いて、昨日感じていた4巻への全体的なモヤモヤが昇華出来ました。
これ、最終巻じゃないんですね。
次巻(テセアラ編)がまだ開発&発売を発表されていないものですから、これで取り敢えず締めなんだと勝手に思い込んだのが間違いでした。4巻ラストは言ってしまえば「俺たちの戦いはこれからだ!」状態なので、最終巻、つまり起承転結の結だと思って見ていた私は、全然締めてないと思ってしまったのですよね。
小西氏、水樹嬢が「終わる感じがしない。ここから始まる」と言うだけあって、これはテセアラ編の0巻なんですね。そう思ったら、これまた勝手に腑に落ちました。

コレクターズエディション特典の設定資料集、監督コメントに色々と感じ入りました。
OVAスタッフに、これだけ思い入れを持って作ってもらえる事がまず嬉しい。そして自分がその作品のファンである事が、本当に嬉しいと思います。
この監督コメントだけでも、コレクターズエディションを買う価値がありますね。

サントラとおまけドラマCD。
ゼロス先生は、本編でのゼロス台詞は一言だけで、代わりにおまけ出演という所からクラトス先生のパロでしたね。しかし個人的には露出が多いより着込んでる方が好きだから、ゼロス先生の主張には反論したいですぞ。
リフィル先生の料理の発想には吹き飛ばされました。ジーニアスはよくこんなポイズンクッキングを食べて、今まで生き延びて来たなぁ。
立体パズルは……クラトスにまた変な属性が付きました。古代大戦時代でネタに出来そうですね。

ゼロス30題「運命」。
24日にこんな話をアップする予定ではなかったのですが、折角浮かんだので、そのまま更新してみました。
ちょっと話の焦点がぼけてると言うか、テンポが悪いのが自分でも気になっています。
あと、今日新しく取り付けたキーボードカバーが、以前の物より堅くて、長文を打ち難いのが悩みどころ。いや、それは創作物の出来に直接影響していませんが。