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プレミアムプリン

極上プリンの専門店スイーツマジックから、ザ・プレミアム バニラ(右)とドゥーブルフロマージュ(左)。
http://www.sweetsmagic.com/

パステルの「極」同様、陶器製の器に入ったプリン。「極」も525円と高くて器代だと感じましたが、こちらの商品はなんと630円。
確かに形は綺麗ですし、陶器のひんやり感はプリン向き。また、備え付けのスプーンも非常に使い易いです。紙袋まで同形等で凝っているし、グッドデザイン賞を態々受賞する拘りがあるのも分かります。
器の口は楕円で、内側で計測して5cm×3.5cm。高さは8cmでした。
「極」の器は丸型だったので、自宅で蒸しプリン等を作る時に器として使えましたが、こちらは狭くて洗い難そうなので、二次使用は要検討かも知れません。

肝心の味を批評したいので、まず基本のザ・プレミアム バニラを食べてみました。
掬ってみると、随分色が薄めでした。しかも意外に口当たりがあっさりしていて、口の中に味が残りません。容器の底にはキャラメルが入っていますが、これも軽め。プリンの味と合致していて食べ易かったです。
大体、高額なプリンは卵に拘っているためか味が濃い事が多いと感じるのですが、このプリンはアイスクリームのように溶けて爽やかな後味を残すところが実に不思議でした。

一方のドゥーブルフロマージュは、クリームチーズとカマンベールが入っていると言うだけあって確かに濃さがあるのですが、チーズのクドさは感じません。やはり、さらっとした口当たりです。
色もプリンと変わらないので、もし容器の色が一緒だったら、どちらを食べているのか次第に分からなくなったかも知れません(笑)。

なめらか系のプリンが好きなので。価格には一応納得しました。「極」より好みですね。
流石に即リピートしようと思う価格ではありませんが、その内、ロールケーキも試してみたいです。

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パティスリーKIHACHIから、今シーズンの苺スイーツ「苺とみかんのロール」が登場。

前回KIHACHIのケーキを食べた時(2010年11月7日記事参照)も思いましたが、やはりスポンジ生地の作り方が匠の技ですね。
通常のロールケーキより色濃く、味わいも異なるのでスポンジ生地にも蜜柑が入っている模様。
カスタードクリームも程よいコクと甘みでした。
苺もみかんも意外と酸味が利いていて、甘くはありません。さっぱり食べられる印象です。
なお、みかんは皮付きのため、ふわふわの生地や滑らかなクリームに対して少し食感が損なわれる気がしました。でも、皮を取ると水気が出てしまうので仕方ないですね。

なお、今回はピースでなくロール一本を購入。長さは約14cm。上に乗っている4つの苺を1つずつ食べられるよう、4ピースに切り分けたところ、端の2ピースが凄く厚くなってしまいました。デコレーションを崩さず切り分けるのは難しそうです。

フォンダンショコラ

千疋屋総本店の冬季限定品「フォンダンショコラ」。

それぞれラムレーズン・オレンジ・ラズベリーのフルーツのコンフィが入っていて、その辺が「果物屋の千疋屋が作ったチョコ菓子」なのでしょう。
とてもチョコが濃厚。しかし果物の風味も負けないくらい感じます。それでいて甘い苦いと言った癖がまったくなく、不思議です。サイズは小さめですが、食べ応えがありました。
個人的には、オレンジが一番美味しいように思いました。ラムレーズンやラズベリーは、果肉や粒が気になって、フォンダンショコラとしての食感が損なわれる感じ。もっとも、これは主眼をチョコと果物のどちらに置くかで意見が異なる部分かもしれません。
なお、一つずつ洒落た紙の小箱に包まれていますが、この箱が麻生には開け難くて、6割近い確率で破く羽目になってしまうのが残念でした。

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黒船の季節限定商品「ノボラスキュ」
http://www.quolofune.com/limitation15.html

カステラをラスクにしたポンタラスキュに、チョコレートを染み込ませたもの。
「元々ポンタラスキュが好き」且つ「チョコレートが好き」な麻生には溜まらない一品でした。
甘みはカステラ生地自体が持つ甘さを残しているだけで、チョコはあくまでビターなアクセント。
ポンタラスキュ自体も美味しいけれど、泉屋さんのサボイフィンガー等似たような味わいの商品は多々あるので、少し変化球な味わいになるこの商品は大いに「アリ」だと思います。

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WaBiSaはヨックモックの別ブランド。以前から店名は知っていましたが、実際に食すのは初めてです。
今回試したのは、こちらの「手だてぷりん」。
http://www.yokumoku.co.jp/wabisa/pudding.html

写真は左が和三盆、右が抹茶。
どちらも、上から泡雪、プリン、ゼリータイプのソースと三層の作りになっています。
和三盆は、一口食べた瞬間「甘いミルクのよう」と感じました。パーツを分析すると、最上部のふわふわした淡雪が甘い味付けで、真ん中のプリンがミルク風味、最下層はキャラメルゼリーのようです。
対する抹茶は、甘さは殆どなし。最上部の淡雪が苦めの味付けで、真ん中の抹茶プリンも滑らかさだけで味がなく、最下層の小豆に辿り着いてようやく甘さが得られる感じでした。
凝った作りで、口溶けは良かったのですが、どちらの味にも香料らしきクセがあり、個人的には少し気になりました。