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「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」大劇場初日まであと一週間。待ち遠しいと思いつつも、東京待ちなので2ヶ月先です。

人物相関図の公開と同時に、秘かにオフレッサーが増えていました!
ということで1ヶ月前の記事(配役表)を更新しました。
ビッテンフェルド→ビッテンフェルトは早い段階で直っていましたが、先日まで変わりなかったムーア中尉→中将も直されていますね。安心しました。
トリューニヒトの「ニ」が相変わらず漢数字の「二」だけれど。
見た目で判らないから、誰も指摘しないんだろうなぁ。

また、見てしまいました。
銀河英雄伝説@TAKARAZUKAが駄作な夢・第2弾を(1回目は2012年5月10日記事参照)。
どれだけ心配しているんだ!と自分でも突っ込みたくなります。

今回は初日ではなく、プレビュー公演という設定。宝塚には存在しない公演制度なので、その時点で夢ですね。
前回の夢は、キャストの顔がほとんど判らない仕様だったのですが、今回は配役が発表済の為か、ビジュアルまでわかる内容にバージョンアップされていました。
ブツ切れの場面転換が多かったり、ラインハルトがミューゼル姓の頃から各方面に偉ぶっているという突っ込み所はありましたが、前回ほど酷い内容ではないため、こんなものかな、と微妙に収まりが悪い気持ちで客席に座る事およそ20分。
唐突にギターの弾き語りが開始されました。茫然としていると、如何にも優男という言動のその男が、なんとロイエンタール@蓮水ゆうやであることが発覚。
蓮水ゆうやの説得力のあるクールなビジュアルで、「女性はみんな“姫”なんだ」という薄ら寒い台詞を言われた瞬間、思わず客席から立ち上がり――夢から目覚めました。
逆夢、逆夢……(念)。
しかし実際のところ、夢を売る世界・宝塚で一番扱いが難しい役は、ロイエンタールかも知れませんね。

ちなみに、双璧を成すミッターマイヤー@七海ひろきは、そんな別人23号なロイエンタールに素っ気ない以外は原作から想像した通りの疾風ウォルフで、夢でも満足でした。
こちらは正夢になるモノと信じております。
その辺、現金な麻生でした。

宝塚公式の配役表は生徒学年順に並んでおり、宝塚ファン以外には分かり難いため、陣営や原作における役の重要度で一覧を並べ替えました。
同時に宝塚ファン向けに、大体どういうグループ分けなのかも記載しています(記号は二役を意味)。
まぁ、こんなネットの海の辺境には宝塚ファンも銀英伝ファンも辿り着かないと思いますので、ほぼ自分用のまとめですが……

※7/24 原作ファン向けに、生徒の代表的な愛称を追加しました。
※8/23 追加配役を盛り込みました。

【銀河帝国】
ラインハルト 凰稀かなめ テル
キルヒアイス 朝夏まなと まーくん
アンネローゼ 愛花ちさき タラ
(ラインハルト元帥府の軍人)
オーベルシュタイン 悠未ひろ ともちん
ロイエンタール 蓮水ゆうや ちー
ミッターマイヤー 七海ひろき カイ
ビッテンフェルト 澄輝さやと あっきー
ワーレン 愛月ひかる
ルッツ 凛城きら りんきら
ケンプ 蒼羽りく りく
(ラインハルト派の貴族)
ヒルデガルド 実咲凜音 みりおん
マリーンドルフ伯爵 天風いぶき ☆ こず
ヴェストパーレ男爵夫人  夢涼りあん りあん
(門閥貴族関係)
皇帝フリードリヒVI世 寿つかさ すっしー
リヒテンラーデ侯爵 磯野千尋 ◇ ソルーナ
ブラウンシュヴァイク公 一樹千尋 ヒロ
リッテンハイム侯爵 風羽玲亜 さっつん
フレーゲル男爵 月映樹茉 じゅま
オフレッサー上級大将 風馬翔 かける
アンスバッハ 凪七瑠海 ◎ カチャ
アマーリエ 鈴奈沙也 あゆみ姉さん
エリザベート 綾瀬あきな エビちゃん
クリスティーネ 花音舞 きゃのん
サビーネ 花里まな あいこ
ベーネミュンデ侯爵夫人 美風舞良 あおい
グレーザー 松風輝 まっぷー
(少年期)
ラインハルト(少年) 彩花まり しおり
キルヒアイス(少年) 真みや涼子 かじ
アンネローゼ(少女) 瀬音リサ ありさ
ラインハルトの父 天玲美音 ▽ てんれー
【自由惑星同盟】
ヤン・ウェンリー 緒月遠麻 キタロウ
ユリアン 伶美うらら ゆうり
フレデリカ すみれ乃麗 れーれ
ラップ少佐 凪七瑠海 ◎  
シトレ元帥 天玲美音 ▽  
リンチ少将 美月悠 みつき
ムーア中将 磯野千尋 ◇  
ラオ少佐 天風いぶき ☆  
ジェシカ 純矢ちとせ せーこ
トリューニヒト 星吹彩翔 モンチ
【フェザーン自治領】
ルビンスキー 鳳樹いち いち
ドミニク 大海亜呼 えっちゃん

私のお気に入りである蒼羽りくはファーレンハイト、鳳樹いちはフェルナーで秘かに想像していたのですが、どちらもそもそも役名が出て来ていませんでした。

後はルビンスキーの解説聞き役をボルテック→ドミニクに置き換えるなど、なんとか主要な娘役に役を付けようとしているのが見えますね。
あとは、キャゼルヌ先輩とメルカッツ提督が追加されることを個人的に心から期待しています。

そろそろ「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の先行イメージが公開されるのでは、と先週からドキドキしています。
配役妄想も少し考えたのですが、それを実現するには寿つかさと鳳樹いちが分身する必要がありました(笑)。昨年から職人タイプの役者が相次いで退団しているのが、やはり痛手です。

そもそも、原作のどの部分を切り取るかで役の比重が変わりますよね。
私は、外部舞台で観られなかった「赤毛ののっぽさん」実現のため、歌劇団随一の高身長を誇る悠未ひろのキルヒアイス役を念じているのですが、区切りがよい原作2巻までの脚本ではさすがに難しいだろうとも思います。漫画版のように3巻の内容を割愛して、5巻まで盛り込んだ脚本ならこの配役もあり得るでしょうか。
しかし、帝国・同盟双方に役者をあてた場合、番手バランスは良さそうですが、朝夏まなとがヤン役になるのも個人的にはイメージ違いです。
まさかのトップスター凰稀かなめがヤン役という線は、ないですよね。それも面白そうですけれど。

娘役勢は、伶美うららアンネローゼ、すみれ乃麗フレデリカを順当に期待。
この辺は普通に楽しみです。

実のところ、最大の懸念は役者より脚本です。この過密スケジュールの中、脚本・演出の小池修一郎先生は原作を読めたのでしょうか?
実は昔から原作ファンだった、或いは劇団内部に助言できるファンがいることを祈ってやみません。

銀河英雄伝説@TAKARAZUKA公演初日。
そのとき私は客席で、劇場中が凍りついていくのを感じて身震いしました。
支離滅裂な構成。緞帳に延々とアニメを垂れ流す演出。極端に走った衣装。無意味な他作品キャラの挿入。
――歴史に残る駄作!

という悪夢を見てしまったので、逆夢になるようここに記しておきます。
しかし冷静になって思い返してみると、夢の中で上演されていた芝居は「銀河英雄伝説」というより「タクティクスオウガ」な感じでした。
月組でLルート(デニム&ヴァイス役替わり)とか面白いかも……?