今日は電車を一本逃してしまったので、待ち時間に久しぶりの本屋棚差しチェックを楽しみました。
そんな中、見覚えのあるタイトルの新書が気になり手に取ってみたら、なんと「ドルアーガの塔ゲームブック 第2巻」でした!
何時の間に復刊していたのか調べたところ、2007年1月に1巻(悪魔に魅せられし者)、今月2巻が出たようです。道理で1巻が見当たらなかったわけだと納得。……ゲームブックなんて普通の書店で長く置いて売れるものと思えないのですが、実は今も人気があるんでしょうか?
それにしても、20年近く経っての復刊とは、以前取り上げたアニメ&オンラインRPG化の余波でしょうか。
いまさら本編移植やリメイクは不可能だから、その代わりにドルアーガ本編を知る知る資料なのかもしれません。でもゲームにおけるギルの冒険と、ゲームブック版は相当異なるので、万一この本からドルアーガアニメ前史を知ろうと言う人がいたら、逆に危険かもしれませんけれど。
ちなみに、ナムカプにおけるドルアーガの塔編の各話タイトルや、ギルの攻撃技の一部の元ネタはこのゲームブックなんですよね。
なぜプレイ人口が多いゲーム版でなく、コアなゲームブック版からネタを持ってきたのか、ナムカプスタッフの愛の深さには本当に恐れ入ったわけですけど……というのも、昔ナムカプのパロ元集を作ろうと思って、あまりにフォローしないといけない範囲が広く、挫折した経緯があるのでした。
http://www.druaga-anime.com/
春開始予定とされているドルアーガアニメ公式には、キャラ設定がお目見え。
ヒロインが「天然・電波系の不思議な少女。根拠のない発言でパーティを引っ張る」と言うのは、果たしてどうなのでしょうか。
女戦士のアーメイは格好よさそうです。
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今更、ドルアーガの塔オンラインがゲーセンで稼働済であることに気付いたのですが、2007年開始予定だったPC用のオンラインRPGは一体どうなったのか、と思ったらゲームショーで情報公開されていた模様。
取り合えず頓挫してなかった事を褒め讃えるべきでしょうか。あとの見所は、バスタードオンラインとどちらが早く稼働するのかくらいか。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070920/dt.htm
なお、ドルアーガは、自分の中でチェックはしてもプレイしないゲームとして位置づいているため、SF風になろうが小綺麗になろうが無関心を装う予定だったのですが、この塔は有り得ないんじゃないかしら。さすがGONZO!
また、ドルアーガ新規プロジェクト公式サイトで、D.O.G.(ブルークリスタルロッド)以降の歴史が確認出来るのですが、カイが失踪したり、宰相サルゴンの係累がクーデターでギルが隠者になると言うくだりは無情。
で、そんな感じで80年後を描くらしいアニメ版は2008年春放送開始予定と書いてあるけれど、放送局がどこにも書いていないんですよねぇ……。地上波なのか、CS放送なのか、はたまたネット放送なのか。
これをB.C.S.シリーズと考えて良いものかどうか個人的には疑問ですが、遠藤雅伸氏が関与しているとなるとあまり非難も出来ないナムコレゲー派なのでした。音楽が崎元仁氏と言う点には期待しています。