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80年112日到達。あと20年!

さて、実は前回のラストに魔騎士16歳(29-34)と言う逸材志願者が登場していました。
散々悩んだ末に、前年に加入させたラビットと入れ替えました。

76年は惜しい事をした年になりました。
 アーチャー・ナイト(23-31)不加入。
 ヴァルキリー・クイーン(25-29)不加入。
 祈祷師ルラフェン(21-28)入隊。イリアと入替。
これで、将来の弓手は0人。現在はまだローズとステファーノが健在なので問題ありませんが、彼等が衰退した後の弓手不足が不安な状態になってしまいました。
でもナイトもクイーンも、どちらにせよ最終戦に間に合わないし、まぁ弓手は最悪募集でもかなり出て来る職種なので、なんとかなるでしょう。
……もし若返りの泉が湧いたら、絶対ローズとステファーノのどちらかに使う、と心に決めつつ。

同年304日は、人間関係が大量確定しました。
前回再告白をした騎士マール・ウェンガッタと、忍者ロマリア・ハスナがようやく結婚(最初の告白から5年!)。
前年に加入させた魔騎士アロン・クルーアルと、若返り魔女アイ・セキグチが結婚。
騎士マーロ・ウェンガッタと、聖騎士マリーズ・メルヴァイクが電撃結婚。

77年になると、隊長アロンが衰退期に突入。
78年に、跡を継ぐ二人の子供たちが入団してきました。
 聖騎士アリア(16-30)
 魔術師アルス(16-36)
衰退期に入ったガマルギア、マリア夫婦と入れ替え。
悩まされたのが、「隊長家の呪い」とも言うべき相変わらずの成長期の短さと、衰退期に入る年です。
ピークの長いアルスでも、最終戦の年には衰退期に入ってしまいます。
6年の差があるのでアルスにすべきかと思いましたが、やはり物語性を重視し、アリアに継がせることにしました。代わりに、アロンが使用していたアイテムはアルスに継承。
この決断により、聖騎士の隊長就任台詞を初めて見る事が出来ました。
「今より、みなの命、私が預かる。共に伝説を作ろう!」
さて、衰退期に入っても隊長職を続けるべきか、子供を作って引き継ぐべきか、それが問題です。

と、悩んでいる内にも密かに人間関係は進み、79年148日、アリアが電撃結婚しました。お相手は祈祷師ルラフェン。
どちらの職種が産まれても問題なしの、レア職種結婚です。

80年になると、前衛職子供3人が登場。
 剣闘士ライアン(29-31)不加入。
 忍者キク(21-44)入団。ロマリアと入替。
 剣闘士ライエル(32-35)入団。
ロマリアに娘を産ませられなかったのが残念ですが、同職のキクが最終戦まで余裕の寿命で登場したので入れ替えました。
ライエルは、丁度最終年までの寿命。現在「蛇の牙」を持っているので、巧く育てば祈祷師の代わりに石化戦法が採れそうです(巫女の息子なので、現ステータスが低いのが少し気になりますけれど、成長期が長いので将来は楽しみ)。

そろそろ最終戦に参加出来るメンバーは、結婚でなく友情を結びたいですね。
今の所、最終戦に参加できると見ているのは、若返り魔女アイ、その夫アロン、キク、ライエルの4人。アイとアロンは互いと結婚しているので、他の人間関係を築けません。実はこの結婚、失敗だったでしょうか……
<追記>アロンは最終戦参加不能でした。妙な計算違いをしていた模様。

最後に、今回のプレイ期間で産まれた子供は下記の通りです。遂に魔騎士の誕生に漕ぎ着けました!
76年 魔騎士エミル・クレイモルン(ガマルギアとマリアの第2子)
77年 騎士マルク・ウェンガッタ(マーロとマリーズの第1子)
78年 聖騎士マルローネ・メルヴァイク(マーロとマリーズの第2子)
同年 騎士ロレンツォ・ウェンガッタ(マールとロマリアの第1子)

75年179日まで到達。あと25年。
最終局面への準備期間が、着々と進んでいます。

今回大きな動きがあったカップルからご紹介。
67年128日、入団志願者として現れた魔騎士ガルマギア・クレイモルンは、ピークまで3年でしたが、ちょうどカタナが衰退期になったので入れ替えで入団。これを受け、前年までに築いていた人間関係を再検討し、マールの嫁候補として残していた聖騎士マリアと縁組みさせることに。
ところが、新方針を決めた途端、魔物の出現がパタリと止んで、まったく人間関係が進められない状態になってしまいました。
取り敢えずうろついて遭遇した誘惑者戦で何とかガルマギアとマリアに結婚の予感を立てるものの、既に69年。イベントが発生したと思えば、告白でなく喧嘩と言う始末でした。
相性が悪いのだろうか、と打ち拉がれたところに、若返りの泉の噂が発生。場所がソーサランドで、期限2年と、少し微妙な位置でしたが、思い切って直行し、ピーク最終年にガルマギアを若返りさせました。
これで、ピーク年がマリアと一致することに。これで心置きなく二人の仲が進展すると思いきや、直後は全く反応がなく、翌年にはまた喧嘩していると言う二人に呆れました。
そんな二人でしたが、71年323日に遂にガルマギアから告白発生。73年13日に結婚。同年294日に第一子・聖騎士マルタ・メルヴァイクを設けました。
愛し合いつつも、若返りでマリアが動揺して結婚が伸びたのかなぁとか、でもその御陰で最終的には二人が纏まったのだし、など、終わってしまえば妄想楽しい動きでした。

この期間にあったその他の人間関係、出産は下記の通りです。
 67年 騎士マール(23-31)入団。シュルカと入替。
 同年 祈祷師クルシュリ・ヨウレンと魔女アイ・セキグチが結婚。
 69年 魔女ミキ・セキグチ誕生(クルシュリとアイの第1子)
 70年 忍者ロマリア(21-24)入団。マルレーネと入替。
 同年 魔女イリア(27-30)入団。アルヴェレクと入替。
 71年 騎士マールがロマリアに告白。
 同年 志願者巫女イガーナ・シャロワ入団。騎士ネロと入替。
 72年 忍者ヒナ・ミゼーリン誕生(ツルギとラクシュの第2子)
 73年 隊長アロン・シャンルンとヴァルキリーローズ・ウェンガッタが結婚。
 同年 騎士マールがロマリアに再告白。
実は、マールは71年にプロポーズをした後ロマリアから少し心を離してしまったので、再度同一人物同士で告白イベントが発生すると言う、珍しい現象に遭遇しました。心離れした遠征中も「プロポーズを済ませています」の表示は出続けていたのですが、多分帰還時に無効になるんですね。


 ――あれは、きっと夢だったのだ。
 沈む陽で紅く燃えていたあの公園での出来事を、ロマリアはそう考えた。
 そうでなければ、騎士の視線の先にいる彼女の存在を納得出来ない。
 騎士団でも一、二を争う強者である彼女は、それを驕らない明るく気さくな女性で、ロマリアにとっても憧れだった。だから、騎士の選ぶ人が彼女であっても、なんら不思議はない。不思議はないけれど、涙が零れそうなほど悔しい。
 愛する人と尊敬する人の、どちらも怨みたくなくて、少女は空を仰いで涙を堪え、あの日の言葉をすべて夢だと思おうとした。

 ロマリアが騎士の本当の想いを知るのは、その翌年の事になる。


そんな珍しい事のあった73年294日は、興味深いことが重なる日でした。
まず、志願者に「祈祷師スバンヌ・アシャマド」が登場。スバンヌと言えば、初代隊長の時代に敏腕を振るった祈祷師。つまり転生と言う事ですね。プレイ同一周中に同じキャラと会うことは皆無でありませんが、凄くお世話になった、今も騎士団に家系を残すキャラが出て来たのは初めてなので、大変感慨深くなりました。残念ながら枠が一杯なので入団はさせませんでしたが。
もう一つは、この短いプレイ期間で再度、若返りの泉が出現したことです。
泉は、出る時は頻繁に出るし、出ない時は何百年プレイしていても出ないと言う不思議な巡り合わせの存在ですよね。

泉に向けての遠征途中に年を跨ぎ、74年は3人の子供たちが入団。
 聖騎士マリーズ(23-30)入団。ラクシュと入替。
 騎士マーロ(24-31)入団。クルシュリと入替。
 アーチャーラビット(25-28)入団。ライオットと入替。
旧レイラント領で発見した若返りの泉は、魔女アイに使用しました。
この時、アイは29才(26-41)。ピークまで間があり、若干勿体ない使い方かとも思いましたが、最重要視したのは「中衛」「最終戦に参加出来る」と言う点でした。
アイは前年のクルシュリ退団で独身になりましたので、これから数年のうちに更に良い伴侶を見付けて出産できれば、その子供たちも最終戦の貴重な戦力になってくれる筈です。

75年179日に、侍ツルギ・ゼンメイが巫女イガーナ・シャロワと再婚。
実は、イガーナはライオット(ツルギの前妻ラクシュの弟)をダシに、最初から再婚狙いでツルギに近付けていました。
74年の子供入団で、ラクシュとライオットを退団させ、人間関係の輪に残った二人を結びつけると言う計画的犯行です。
ただ計算外だったのは、退団直前にラクシュが第2子を設けた事。目出たいことですが、これで巫女の子供が産まれるかどうかは一発勝負となってしまいました。
「3度目の正直」となるか、「2度ある事は3度ある」か……。
今度こそ、期待です。

65年337日まで到達。

プレイ期間が短かったので、成人した子供は二人だけでした。
62年 アーチャーステファーノ(31-37)入団。エルヴィニと入替。
64年 聖騎士マリア(28-28)入団。メノアと入替。

産まれる方は今回は比較的順調と言うか、馬車を駆使して短期遠征を繰り返したため、年子が随分産まれてしまいました。これはこれで、入れ替えタイミングが合わない事もあり困るんですけれどね。
今回は時系列の方が話しが分かり易いので順に記載します。

まず63年6日、隊長家に早々の次期隊長候補が誕生しました。
 聖騎士アリア・オルクメイト誕生(第一子)
志願者にはレア職種が二人いました。
一人は、成長期の祈祷師クルシュリ。衰退期に入ったレイクバナを惜しみつつ、入れ替えで採用。
もう一人、ピークまで後2年の巫女シュルカ。今度こそ巫女の血筋を聖竜騎士団に!とあれこれ検討の末、メレと入れ替えました。能力知的にはメノアの方が低いのですが、メレは既に夫と別れているため、人間関係を引っ掻き回す可能性があるので、今の戦力より15年後を考えて判断。ちなみに、これにより騎士団最強の人物はメノアの夫ネロに移りました。騎士が最強なんて、クロニクル編騎士団の歴史で初めてかも知れません。

そこまで検討して採用したからには、巫女には急いで結婚してもらわねばなりません。とにかく、迅速に人間関係を築ける相手と巧く隊列を組もうと言う事になり、御相手には剣闘士ライオットを選択しました。
モルガロン、誘惑者戦とこなす内に巧く接近した二人は、早速結婚の予感。
帰還は63年211日。すると、隊長家に再度出産イベントが発生。
 魔術師アルス・シャンルン誕生(第二子)
しかし結婚や告白は起こりませんでした。
どうしても次の遠征で倒しておかねばならない魔物が点在しているため、今度都に帰れるのは何時になるか分かりません。
アクラル大陸の人々は、再婚は平気でして入り組んだ人間関係を作ってくれるのに、出産は結婚した夫婦の間でしか起こらないのですから、何とかこの時点で結婚しておいて欲しいところ。
……アロン隊長、自分が順調なものですから、すっかり他人の世話焼きに目覚めてしまったようで、0日遠征を決行。
幸い、この効果で二組のカップルが電撃結婚してくれました。
・剣闘士ライオット・ミルラナスと巫女シュルカ・アコーテ
・侍ツルギ・ゼンメイと忍者ラクシュ・ミゼーリン
また姉弟の同日結婚です。ツルギとラクシュは、以前の遠征からずっと仲良しだったのに、なかなか踏み切らなかったので、この機会に纏まってくれて嬉しいです。しかし、侍と忍者のカップルって何時もこうなるものなのかしら?

そうして赴いた遠征中に、前述の通りマリアを迎え、隊の面々に、アルト前隊長時代の面々が少なくなった頃。
65年12日、都に帰還。
 剣闘士ライアン・ミルラナス誕生(ライオットとシュルカの第一子)
 忍者キク・ミゼーリン誕生(ツルギとラクシュの第一子)
巫女が産まれなかった事に無念を抱きつつ、幸い次の遠征は馬車が出現しているため、ギリギリもう一度の機会が作れそうだと、願をかけつつ出立しました。
65年337日
 剣闘士ライエル・ミルラナス誕生(ライオットとシュルカの第一子)
──聖竜騎士団には、巫女が産まれない呪いでもあるんでしょうか?
祈祷師カロシャリが魔女アイに告白してくれたのは、レイクバナの息子の寿命があまり期待できない事を考えると嬉しいのですが、またしても続けて男児ばかり産まれる状態に半泣きです。
さて、ここで0日遠征をすべきか否か……。ちょっと悩ませてください。

後半戦、61年329日まで到達。

まず、前回最後に衰退期のまま在団していたジェリカを、志願者アーチャーと入れ替え。巫女の子供を作れなかった事がつくづく残念です。

53年314日、長い間「結婚の予感」のまま踏み出さなかったセリアが、遂にエルヴィルドに告白。
次世代に引き継ぎたい優秀な弓手同士のカップル誕生なるかと期待するも、54年281日はデートで消費。二人のピークが間近な上、例の出産ラッシュの子供たちがまだ成長期間のため、ストック数に達してしまう恐れもあってヤキモキする日々を過ごします。
最終的には55年82日、4年越しのお付き合いの末に結婚。しかしセリアのピークが翌年に終了してしまい、出産は間に合いませんでした。

セリアのピークと引き換えに、あの出産ラッシュの子供たちが大量入団しました!
56年 侍ツルギ(16-42)入団。セリアと入替。
57年 忍者ラクシュ(22-31)入団。エルヴィルドと入替。
   忍者カタナ(16-23)入団。ユフィと入替。
   魔術師アロン(16-34)入団。
59年 剣闘士ライオット(26-29)入団。
60年 魔女アイ(26-41)入団。イシスと入替。
61年 ヴァルキリーローズ(27-35)エスコバルと入替。
なお、ダッポルとジェリカの子供たち(幻術師)は、母親の寿命を引き継いでしまったのかピークが二人とも短く、残念ながら入団を断りました。あの寿命でも、巫女ならば入団させてたのですが……。

そんな、産み分けがままならない出産イベントで、55年に下記の子供たちが誕生。
 忍者ロマリア・ハスナ(レイクバナとユフィの第一子)
 魔女イリア・エリアーン(サラサリムとイシスの第一子)
結婚も兄妹で同時なら、出産も一緒の日と言う、不思議とタイミングが一致する兄妹です。
祈祷師が産まれるよう念じていたので残念ですが、ユフィのピークまで3年。何とかなるだろうとこの時は楽観視していました。
ところが、この後騎士団はまったく子宝に恵まれず、数年経過。
新人を入団させる為には、今いる人材を放出しなければならないと言う問題もあります。
そんなわけで、ユフィがピーク最後の57年の遠征中、断腸の思いと幾許かの期待を込めて、前述の通りカタナと入れ替えたのでした。
と言うのは、レイクバナはあと4年の期間が残されているのです。巧く他の女性と再婚し、その女性に息子を産んでもらえば……と非情な気持ちで、妻ユフィから装備品を引き継いだカタナを隣接配置。すると、レイクバナ自身は隣で活躍するカタナに全く揺らめかないと言うのに、そんな彼には忍者を惹き付ける魅力があるのか、カタナの方から瞬く間に接近。告白なしで、翌58年には結婚に至りました。

同日に、志願者同士の弓手カップル、アーチャー(アルヴェレク・ガジャルボ)と、ヴァルキリー(エルヴィニ・トゥレルゴン)も結婚。
この二人は、不思議なほど子宝に恵まれました。
59年 アーチャーラビット・ガジャルボ(第一子)
61年 アーチャーナイト・ガジャルボ(第二子)
同年 ヴァルキリークイーン・トゥレルゴン(第三子)

他に59年は下記の二人も誕生。
 聖騎士マリーズ・メルヴァイク(エスコバルとメレの第二子)
 騎士マーロ・ウェンガッタ(ネロとメノアの第二子)
間違って両家系ともマを付けてしまった騎士と聖騎士の兄弟姉妹カップルですが、兄姉は聖騎士、弟妹は騎士ばかり出産と分かれているのが面白いところです。

一方、衰退期に入ったアルトは、潔く57年に引退。第一子アロンがその後を継ぎ、三代目聖竜騎士団の隊長となりました。
※魔術師隊長の就任挨拶をちゃんとメモしたので、先日うろ覚えで書いたSS内の台詞を、こっそり書き直しました。
さて、隊長の必須仕事と言えば、嫁探しです。
サラサリムとイシスを別れさせて、再婚狙いしようか、などと考えはするものの、特に動きのないまま59年272日まで過ごしてしまいます。
ところが、この年、志願者に聖騎士マルレーネ・オルクメイト嬢20歳(19-26)が登場!
魔術師と聖騎士は、お互いを補強し合う良いカップルですので、これは期待出来るかもしれない、と期待を込めてサラサリムと入れ替えで採用しました。
現金にも絶好調を迎えたアロンは、マルレーネ嬢の後ろからあれやこれやと補助能力を発揮します。


 白銀の鎧に身を固め、剣を抜いた女騎士の背を、アロンはじっと見詰めていた。頬は熱病のように紅く、瞳は輝いている。
 女騎士が剣を振り払う。その瞬間、アロンは渾身の魔法の力を与えた。刃は黄金の光を得て陽よりも燦々と輝き、闇夜の貌をした魔物を切り裂く。
 それは、彼の憧れだった。
 ――騎士団の創設者、女神に選ばれた聖騎士アリア・ターニバル。
 崇拝者の瞳をした彼は、隊長でなくただの年下の男の子として、いつまでも彼女を見詰め続けた。


マルレーネ嬢は「支えられるシチュエーション」に弱かったらしく、61年119日に二人は結婚することが出来ました。
もし聖騎士が産まれたら、名付ける名前は当然「アリア」ですよね。クロニクルモードは、自分でドラマを作るものですから。後は、隊長家の成長期間の短さと、聖騎士のピーク期間の短さが合わさらない事を祈ります。

一方、祈祷師レイクバナと忍者カタナの再婚カップル。こちらも息子に名付ける名前は密かに決めてあるのですが、なかなか子宝に恵まれません。
アルヴィレクとエルヴィニが3人目の子を儲けた61年329日は、レイクバナのピーク最終年。来年になってしまえば、もう祈祷師の血筋を守ることが出来ません。
ナグゾスサールも石化一発で「ノーローテション戦法」を支えてくれる偉大な祈祷師の家系を途絶えさせていいものか。
と言う事で、久し振りに0日遠征を実行。
リセットを覚悟していましたが、なんと一回で、出産イベントが発生!
 祈祷師ルラフェン・アシャマド(レイクバナの第二子・カタナの第一子)
15年後の戦術もこれで安泰、のハズ。

なお、このプレイ期間は葬儀が沢山発生しました。その中には、思い出深い名前が……
54年 初代隊長アリア、妻ハルカ葬儀
55年 異父兄アオイ、祈祷師テンペ葬儀
56年 兄嫁クラナ葬儀
アルトは、母親、妻、兄の訃報を、どんな思いで聞いたんでしょうか。それに、引退しても独りきりの生活になってしまいました。どう過ごしているのか心配です。

52年302日まで。
今回は、衰退期の隊員を抱えつつ、少しずつやってくる子供たちと入れ替えて行く運営期間でした。
まだ一人、ジェリカが残ってるのかな。

まず、前回最後に湧いた若返りの泉へ直行。
衰退期に入ってしまったハルカ含め、候補を5人ほど上げて泉を前に長考。
アルトとしては、ハルカを若返らせたいだろうし、実際ピークを過ぎたとは言えまだ若手に負けない彼女の能力値を考えれば、もう一度15歳にする価値はあったのですが、結局全体の事を考えて、まだ若返ると言う程年取ってませんけど、現在騎士団最強であるメレを選択しました。
妻を選ばない方がドラマ性があるよね、とSSに生かすつもりもあったので(笑)。

子供たちの入団は以下の通りです。
48年 魔女イシス(25-29)が入団。ヤナと入替。
50年 騎士ネロ(23-32)が入団。ビルガルと入替。
51年 祈祷師レイクバナ(22-25)が入団。ダッポルと入替。
他に志願者からヴァルキリーを入団させ、アルヴィレクと入れ替えました。

イシスは奥手。志願者魔術師のサラサリムと少しずつデートを重ねますが、思い切ってプロポーズした後からはギクシャクしてしまい、二度も喧嘩をする羽目に。そんな3年越しのお付き合いの末、52年302日に結婚。
ネロは、入団すると直ぐメノアに告白、52年46日に結婚。ネロの兄エスコバルがメノアの姉メレと結婚しているので、兄弟姉妹が揃って結婚と言うのも面白いですね。違いとしては、兄姉の時はメレから告白した点でしょうか。
入団以来人間関係から取り残されたまま、一人前衛の主力を勤めたユフィは、レイクバナが現れると急速接近。ユフィから告白し、52年302日に無事結婚。この日のカップル2組ではイシスとレイクバナが姉弟。今回のプレイ期間に出来たカップルは色々関係性が面白いですね。
アルヴィレクと別れたセリアは、弓手仲間のエルヴィルドといい雰囲気ですが、何故か人間関係は発展せず。前夫を想うセリアに遠慮しているのでしょうか。

そんなこんなで出来た人間関係の末、出産は下記の通り。
49年 聖騎士マリア・メルヴァイク(エスコバルとメレの第1子)
52年 騎士マール・ウェンガッタ(ネロとメノアの第1子)
いつも家系で名付け方を決めてるのですが、間違って、二家系ともマ行で付けちゃいましたよ! ああ、失敗した。
カップルは多いのですが、前回の出産ラッシュがあるため、子供が産まれ難くなってるようです。巫女は産まれないまま終わってしまったので、祈祷師と忍者が一人ずつ産まれれば御の字、期間に余裕がある他のカップルは暫し待て、と願います。

ハルカは、ピーク年齢34歳を過ぎた後なんと40歳でようやく志願者の新人と入れ替え。
能力値もなかなか衰えないし、中衛補助(隊長)が人間関係確定していないと、巧く御見合いさせにくいので残していたのですが、若返りもさせないのにこんなに引きずり回してしまうとは、申し訳ない事をしました。


 騎士団の共同墓地を歩いていたアルトは、ある墓の前で足を止めた。
「母さんは、この人を若返らせようと思ったんだ」
 彼の母とは、ハルカも良く知る、騎士団の初代隊長である。
 入団した当初、既に成人した子供がいるとは思えぬ若さに驚いたものだが、それが伝説にだけ聞く「若返りの泉」の効力によるものだと知り、また驚いたものだ。
 だが、若返りの泉は夢物語でなかった。その力を、ハルカもアルトも先年目の当たりにしている。
 墓の下に眠る人物、剣士アギの事も、人伝であるが知っている。親しかった友人サニミの父で、隊に長く仕えたが、退団後は急逝したと聞いていた。
 碑文には、こうある。
 ──彼は戦いの中で愛する者を失った。その悲しみは死ぬまで癒えることがなかった──
 それゆえ、初代隊長は彼を指名する事を止めた。そして代わりに、自分がもう一代の間戦い続ける事を選んだ。采配を誤り、彼の愛する人を殺した罪を償うために。
 たぶん、彼を愛していたから。
 不意にアルトは振り返り、大声で言った。
「ボクも、ハルカを選びたかった!」
 それは今まで聞いた事のない、血を吐くような叫びだった。
「選びたくて、選びたくて……選べなかった……」
 アルトはまだ若いけれど、ハルカがそれ以上に若返ってしまえば、結局遺すことになる。
 老いたハルカは、もう真っ直ぐに伸ばせない腕を差し伸べて、彼女の男の子を抱き締めた。