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「エバーグリーンアベニュー」をアイラで再プレイ。

結果

今回は無事、精霊王を迎えることができました!
フラッシュと暮らす後日談が付いたので、フラッシュEDだったようです。
実のところ、フラッシュとは一度も出掛けていないのですが……。

育成対象とする妖精を4人に絞り、その4人から確実に投票してもらうという方法でプレイ。
選んだ4人は、アッシュ、フラッシュ、イルミナ、フェイ。COOLが取り易いメンバーで揃えました(ルーレットの位置は2014年9月3日記事参照)。

育成

最初のうちは、ご覧の通りカタンと担当妖精が分かれて巧く棲み分けできたのですが、後半はカタンの妨害により態度保留になってしまう者が出て、最後までハラハラしました。
ハート3つでも、投票してくれない時はしてくれないのですね。
1回、わざとルシエルとデートすることでカタンに入る筈だった教育点を消したりと、地味な妨害をしてなんとか競り勝ちました。
そんなわけで、土日もほとんど教育に費やし、誘われたときと妨害目的でのみデートしたのですが、1回だけアッシュ&イルミナと出掛けるイベントが見られました。アッシュはイルミナが好きなんですね。

カタンもアイラも、プレイヤーキャラクターとしては主張が強いため、苛々する局面もありました。
なんせ、選んだ選択肢に反する行動を取ったりするのです。個性は出ているけれど、それなら「騒(奏)楽都市OSAKA」のように、イベントでは一切選択肢を出さないという方法もあったのでは。
特に今回プレイしたアイラの場合、カタンの後にプレイしたという事情もあって、カタンを勝手に「金持ちのボンボンで、貧乏人を見下している」と決め付けて聞く耳を持たないのと、近隣の住民を平気でカモにするのには閉口しました。
嫌らしいほどの守銭奴っぷりは、心の声がまる見えの主人公には不向きなので、ライバルで輝くキャラクターだと思います。
言動はルーティ@TODも似たようなものだし、犯罪性という観点ではアイラの方が健全かもしれませんが、ルーティは“身内に優しい”というわかりやすい美点があるから、可愛く感じやすいのだと思います。
無論、本作は主人公の成長物語なので、自分の過ちを認め成長します。よって、最終的にはアイラの言動も問題なくなります。しかし、周回プレイ前提と考えると、最初から嫌な要素がない主人公の方が私は受け入れやすいです。
それでなくとも、各主人公のメインシナリオは展開が決まっていて、攻略対象とは一切関係しないので、繰り返しプレイには難があると思いました。

ゲームアーカイブス「エバーグリーンアベニュー」の、ルーレットでCOOLが取れる箇所のメモ。
自分の2周目以降用ですが、たぶん初見プレイの方にも役立つと思います。

【雷】フラッシュ

フラッシュ

【炎】アッシュ

アッシュ

【氷】ルシエル

ルシエル

【花】ピア
ピア
【緑】メリル

メリル

【月】イルミナ

イルミナ

【風】フェイ

フェイ

※補足
赤ハート=自分、青ハート=ライバルへの好感度。
赤ハートが多いとルーレットの回転がゆっくりになり、青ハートが多いと早くなる。目押しするには、ハート4つがターニングポイント。
月末に投票してもらうには、ハートが3つ以上必要(2つ以下だとパスする)。

PSゲームアーカイブスの育成SLG「エバーグリーンアベニュー」を遊んで、1周目終了しました。

EvergreenAvenue

→エバーグリーンアベニュー ソフトウェアカタログ

精霊たちに人間界の常識を教えて教育&仲良くなり、精霊王を迎える人間界の代表に選んでもらうことが目的の、対戦育成SLG+ADV。
1周は2〜3時間。
短いですが、男女主人公で攻略対象が7人いて、周回前提の作りなので、このくらい軽いのは大歓迎です。

攻略対象のうち4人は女子なので、初回主人公は男性にしてみました。
選ばなかった主人公がライバルになる方式。2人ともそれぞれ事情のあるキャラクターなので、たまに可愛く感じたり、イライラしたりもさせられます。この手のゲームにしては珍しく、メインは実は主人公の成長物語なんですね。同性エンドがあるせいか、意外にも恋愛より友情メインで、全員でワイワイしていることが多く、ちょっと古くさいけれどファンタジックな温かみのある物語が展開されました。

イベントシーン

育成が大変で数回しかデートはしなかったので、イベントは相当見逃してるはずですが、定期的に強制イベントが発生したので、物語が薄いとは思いませんでした。

キャラクターも良い子揃い。
特にフラッシュが属性たっぷりで、委員長系が好きな人にはたまらないキャラクターでした。ルシエルも、チャラそうに見えて凄く良い奴ですね。ビジュアル的にはアッシュが可愛かったです。
……せっかく男性主人公を選んだのに、女性陣の支持はライバルに奪われてしまったので、男性陣とばかり遊んでしまいました。

最大の難点は、ゲームの核である育成システム部分。
なんと、目押し必須のルーレット。私は目押しが苦手な上、どこが正解(COOL)ポイントなのか表示されないので、大変苦労しました。
それなのに、ライバルの方は初見から確実にCOOLを取っていくんですよね。
お互いにCOOLだった場合は、プレイヤー側の勝ちと判定されるので、確実にCOOLを取れば良い話なのですが、初見では絶対勝てないだろう難易度には「エターナルメロディ」を思い出しました。

というわけで、最終的に負け。

最終成績

無駄に育成してしまったイルミナが、なかなか態度を表明せず、最後にアイラに靡いてしまったのが敗因でした。
育成する対象は絞った方が良かったのかも……。
しかも、勝ったアイラも結局は代表者に選ばれず、精霊王の降臨もないまま精霊たちは帰ってしまうという結末。
もっと本腰を入れて育成して、点を稼がないと駄目だったようです。

そんなわけで、肝心のゲーム部分がルーレットという人を選ぶ仕様なせいで、なかなかお勧めし難いゲームでしたが、雰囲気は気に入ったので、主人公を変えてもう1周、攻略が巧くいくようになったら何回か回してみるかな、と思っています。