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クリアしました。
画面は最終メンバー。

7/4(土)から、連続イベントが発生してエンディングまで一本道で進みました。システムデータで解放された絵から察するに、大塚君エンディングのようです。
……と曖昧な表現になるくらい、個別EDとしての印象は薄かったです。決戦前の会話と、一緒に脱出するシーンのキャラが変わり、お別れの台詞が一番長くなるくらいの差なのかしら? 脱出時以外は仲間も普通に割り込んでくるので、攻略した感がありませんでした。
スタッフロールの後、そのままタイトル画面に進んでしまい、後日談がなかったことに拍子抜け。
すべての「おまけ」要素を解放するには、仲間の人数分周回しないといけないようですが、この程度の差で10周以上するのは、少し辛いかな。

「サーカディア」の胆だと思っていた仲間キャラの争奪戦ですが、仲間キャラが離反すると言っても、自分の意志で敵側に裏切るわけではないため、離反後の扱いが軽く、そこは残念。人が変わってしまった事について第三者から触れられるのは、五十嵐くらいでしたね。
あと、1周目で一緒に最後まで連れて行った仲間を次周以降敵側に回すのは心理的苦痛があり、周回プレイ前提のゲームなのに、再プレイが難しいですね。

ラスボス設定、青い意識体やナビの正体等は、遊んでいると直ぐ見当がつきます。
が、それを作中で明かすのも早く、無駄に引っ張らないところは好感が持てました。
弘樹は「プレイヤーキャラ」より「物語の主人公」であるキャラなので、プレイヤーに断りなく勝手な行動を取ることが間々あります。正直浅慮な行動が多いので、それが気になる人もいるかも知れません。

好感度を気にしなくて良い局面だと、選択肢を総当たりして当たりを引き当てるだけで、ゲームとしては単調。でも、次に進む為に必要なフラグを見付けるとそれ以上の探索が打ち切られてしまうのが残念だったり、連れている仲間による会話の違いが気になるくらい、テキスト部分は好みでした。
ちなみに、同じ「超能力学園ジュブナイル」カテゴリだけあって、雰囲気は「東京魔人學園剣風帖」に近いものがあります。ただ、全体的に「サーカディア」の方が良くも悪くも薄味ですね。

ミニゲームが幾つか用意されていますが、おまけ機能で対戦もできる「重ねてポン」がシンプルで面白かったです。特にキーの形に対応した良太Ver.が良いですね。
一番苦手なのは、深雪のミニゲームです。

シナリオは7/3(金)放課後。
いつも放課後に出現する敵は掃討して経験値を積んでいるのですが、いくら狩っても出現し続けるので、こちらも延々と狩っています。

さて、本作の肝である仲間の争奪戦ですが、それは6/22(月)から突然始まりました。
その前週に仲間になったばかりの綾彦がタナトス側に奪われる、という形で……。
悔し紛れに綾彦の妹・深雪を勧誘したところ、今度はパーティ内で優美と深雪が火花を散らし始める始末。
ちなみに、仲間枠がいっぱいの時に覚醒した人物を見付けても、「仲間になる」と約束してくれるだけで、戦闘に参加はしてくれないのですね。しかも、タナトスが接触してそのまま消えてしまいました。

6/26(金)以降、守、深雪、良太、聖、健吾の順で深層意識に接触するイベントが発生。これで、以後は敵側に奪われない仲間として確定するようです。
代わりに、タナトス側に智美、優美、五十嵐を取られました。優美の場合は、「中庭にナイトメアが大量出現した」という情報で呼び出されるイベントがあり、その直後にタナトス側に奪われたので、「あれは殺意有りの呼び出しだったのか?」と勘繰ってしまいました。
……これは、命を掛けた一発勝負版「はないちもんめ」ですね。
なお、美海も仲間にできそうでしたが、下手に接触してタナトス側の人員を増やすことになったら嫌なので、最後まで会わないように調整。泉は登場せず、要もいつの間にか出現しなくなりました。

しかし、タナトス自身が連日学校まで足を運んでいるとは、相当の暇人ですね!
弘樹も、学校には仲間集めに行っているようなものですが。

あっという間に放課後

しかも、休み時間や昼休みに何もなかった場合、登校イベントが終わったら直後に放課後イベントに進みます。上記は、毎日放課後タイムになると弘樹が零すお約束の台詞なのですが、事実過ぎてちょっと笑ってしまいました。

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シナリオは6/18(木)まで終了。
現在のパーティは、主人公・片山弘樹の他、朝倉優美、影守聖、五十嵐啓介、大塚守の計5人。
強制イベントで仲間にした優美は、PPは低いし攻撃技を覚えないのでややお荷物感。残りの男性陣は、自分で勧誘したこともあり、3人とも気に入っています。
勝手に仲間の並びが入れ替わるのは、好感度でしょうか?

仲間キャラは14人ですが、その中から本当に仲間にできるのは最大7人まで。そして、仲間にしなかったキャラは敵に回るというシステムが興味深く、前から遊んでみたいタイトルでした。
なお説明書によると、仲間にしたキャラでも、非友好的な態度を取っていると仲間から外れてしまうみたいです。
今のところ八方美人プレイをしているのですが、本気で仲間にしたい人にだけ愛想良くした方が失敗しないのかも……。

シナリオを進めていると、結構頻繁にアニメまたはCGのムービーが入ります。若干気持ち悪いシーンもあって仰け反ったけれど、CEROはAなんですね。
ムービーに字幕がないのが、音声なしで遊ぶことが多い私には痛手です。まぁ、音を出していても台詞が聞き取れないことも多いのですけれどね。

ジャンルは「アドベンチャープラス」と言う事になっていますが、戦闘と成長があるのでRPG要素もあります。この戦闘において、HP及びMPにあたるゲージが1つだけ、つまり攻撃力と生命力が直結していると言うのが面白いです。
身を削って戦うので、もう一押しすべきか、一旦引くべきか、駆け引きが絶妙です。

キャラクター設定に目新しさはありませんが、マスコットキャラ的な存在であるナビと弘樹の掛け合いなど、会話部分が面白くて楽しんでいます。
今のところ、お気に入りは大塚君。親切だし可愛いし、金髪碧眼に巻き毛の造形も含めて、正に天使だと思ってます。