3DダンジョンRPG「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」体験版を遊びました。
http://aquaplus.jp/dt2/
前作にあたる「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」体験版の感想は、2012年11月18日記事参照。
この体験版は、ゲーム序盤をプレイできる内容で、3つ目のダンジョンの中ボス戦で終了。仲間に出来るのは、メルヴィ、アリシア、リリアンの3人となっています。
なお、体験版クリア時にセーブしたデータは、製品版引き継ぎ用であるため、体験版では遊べなくなります。未鑑定アイテムの鑑定くらいさせて欲しかったので残念だけれど、製品版を買えということですね。
前作から、システム上の大きな変更点は見当たりません。
捕獲のためにモンスターを弱らせる必要がなくなり、戦闘中のストレスが軽減されました。それに伴い、同一モンスター討伐数を積み上げるとアイテムに変化できる仕組みが追加され、戦闘を繰り返すことに喜びが生じるようになりました。
ほどよい難易度は健在で、下手な手を打つと死人が出ます。が、理不尽な難易度ではないので、良い歯応えになります。
若干、キーレスポンスが悪いと感じるときもありましたが、入力タイミングに左右されるようなゲームではないため、特に問題はありませんでした。
前作でネックだったキャラクターは、新規世界観で一新されました。
主人公フリードは、ハーレム物のお約束である鈍感属性に多少の毒舌をスパイスした性格。
相変わらず、本シリーズの主人公は自分では戦わないのですが、フリードの場合は倒した魔物を封印する仕事を受け持っていますし、それがライブラという職の在り方と設定されているため、腹は立ちません。また、最初の仲間女の子たちは騎士団員なので、戦わせることへの罪悪感もありません。
この辺は、世界観と合わせてうまく持ってきたと思います。
仲間になる女の子たちの方は、中二病患者のリリアンが、とてもいいキャラでした。一番見た目が好みのイリーナ館長は、性格付けがちょっと狙い過ぎかな。
遊べばとても面白いのですが、非常に残念なことに、今作はエロゲーになっていました(前作はキャラゲー)。
このゲームシステムで、女の子に頼らず普通に作って欲しかった……。
起動後ロゴに驚いたですが、このゲームはスティング製だったんですね。
そう言われて見ると、難易度高めの調整具合がとてもスティングらしいと納得しました。