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ステージ3「ロンドン」クリア。

ステージが始まった途端、ロンドンの広さに茫然。
全然マップが頭に入らないので、吸血相手として狙ったターゲットの住処をピンポイントに記憶して凌いでいます。
これだけ住民が沢山いると楽しいですね。10日ほど経ってもまだ見知らぬ人がいたりして、住民の職場と住処を把握できないのですが、その侭ならない感じが現実的で楽しいです。
過去のステージで、住民がノスフェラトゥまたはダンピール化すると、話かけたときの反応が一定になってしまう点がつまらないと感じていました。しかしこれだけ人数がいると、ノスフェラトゥを大量生産しても尚お喋りを楽しむ相手が多くいて、昼間パートに楽しみを見出せますね。

デュランとの勝負自体は、割と順調に女性ノスフェラトゥを作り、敵の女性ダンピールは都度潰す形で、かなり大差で勝てました。
ステージクリアに必要な臨界体力が多くて、夜間は延々ルーチンワークでしたけれどね。
終盤は、敢えてヴァンパイアハンター達の根城、ウェストミンスター寺院でシスターを配下に置いてみたりと危険を冒して楽しみました。

多少、謎が残るエンディングでした。

公式サイトで明かされているデュラン側の過去を踏まえて考えると、未来では「クリストファはローゼを失い、デュランと同じ結末に至る」という悲劇が待っているように読み取れるのですが……
ローゼ家の訪問を控えて、親密度が低い状態の結末も見ておきたかったですね。

吸血鬼を扱ったゲームという時点で結構珍しい気がして、私は「悪魔城ドラキュラ」くらいしか思い付きません。そんな中で、吸血鬼であることを生かした「吸血して配下を増やしていくシミュレーション」という点と、ゴシックホラーであると言う点は、非常に面白い着眼点だったと思います。
ゲームの雰囲気、グラフィックの質感は満点。
システム面は、作業感にどのくらい耐えられるかで大幅に変わりますね……。

で、クリア後、タイトル画面に戻るとデュランの方に光が当たっていました。更にNEW GAMEを選ぶと、異なるオープニングが始まり、デュラン主人公での2周目が開始!
新たな使い魔・蝙蝠のオルゴを従え、ジョナサン・ハーカーがデュランの封印を解いた経緯も分かり、1周目の裏側を見てる感じで面白かったです。
ただ、当然同じステージの繰り返しなので初日から作業感があって飽きますね。悪の吸血鬼と住民の会話に期待していたのに、ほとんど1周目と変わらなくて拍子抜けしました。デュランって、実は凄くいい人?
2周目を続けるかどうかは分かりませんが、エンディングがどうなるのかは気になります。

ステージ2「カルシュタット」クリアまで。

2ステージ目で早くもマンネリ感に悩まされ始めました。
ステージ開始直後は、住人の顔触れが変わるので出逢いを楽しめるのですが、ノスフェラトゥやダンピールの増加に伴って行き先が絞られていくので、ステージクリアまでに掛かる日数が増えるほど、やることがなくなっちゃうんですね。
序盤は昼忙しく夜が暇で、終盤は昼暇で夜はそこそこ。そんな感じです。
単調な作業の繰り返しなので、攻略方法を確立すると飽きます。
雰囲気と会話は凄く良いし、ステージは3つしかないので、クリアまでのモチベーションくらいは維持できるかな。

顔グラフィックは、前のステージの村人と一部使い回しで少し残念。それと、顔では大人か子供かイマイチ判断できないため、会話中に「あれ?」と思うことがあります。

今回は、序盤にノスフェラトゥを浄化され続け、保有臨界体力数に目に見える差がついた時点で投げ出そうかと思いましたが、夜間の戦闘をきちんとこなして女性ダンピールを潰していく地道な作業でなんとか競り勝ちました。
意外とハンターの行動も侮れないですね。
直系ノスフェラトゥにしたツィレ夫人が、従属ノスフェラトゥで3人の女性を獲得したため、一大生産工場を築けたのも大きな勝利要素でした。

ちなみにこのステージで、友好度が上がった時に効果音が鳴ることに気付きました。道理で、何度も話しているのに仲良くなれない住民がいた筈です。音を聞かないプレイだと、どこで話し掛けると有効なのか確認できず、難易度が跳ね上がっていました。
それから、住宅が密集して存在するようになったことで、狙った相手と違う家に侵入してしまい吸血を始めてしまうミスが頻出。吸血は1日2回が限度なので、かなり手痛いですね。侵入した後に吸血をするかどうか選択肢が出る仕様なら楽だったのですが……。でも、そうしたら昼にターゲット住人を付け回す楽しみが消えそうで、なかなか難しいバランスです。

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PSゲームアーカイブス「ヴァンピール 吸血鬼伝説」を始めました。
→ヴァンピール ソフトウェアカタログ
→アートディンク公式「ヴァンピール」ページ

ステージ1「メドゥヴェキア」を攻略したところまで。

題名通りの吸血鬼ゲーム。
写実的な洋ゲーテイストのビジュアルと、ゲームでは珍しいゴシックホラーの雰囲気に惹かれて購入しました。実際に遊んでみても、イメージ通りの仄暗く退廃的な耽美の世界で、雰囲気は満点です。
……問題は、解説書を読んでもシステムが良く理解できないこと。
アートディンク公式ページの攻略説明を読んで、初めて細かい数値の意味が分かりました。
そんなところも含めて、とても「アートディンクらしい」ゲームだと思います。

住人に接近する「昼間」と、吸血行為をして部下を増やしたり、敵と戦う「夜間」の2パートの繰り返しで進行していきます。
主人公、デュラン、ヴァンパイアハンターの三つ巴の戦いですが、ハンターの存在は現時点ではそんなに脅威に感じません。ある程度噂を流すようにもしているのですが、どの程度効果があるのか謎です。
ただ、世界観からしてもっとしっとり進むのかと思いきや、リアルタイムストラテジー(RTS)だったので、ぼうっとしてると後手に回って意外と忙しいゲームでした。人間観察を楽しみたくても、悠長にやっているとデュラン側の勢力が増えてしまうので難しいですよね。
また、村人の時間ごとの動きや住居を覚えるのがとにかく大変で、練習段階だろう1ステージ目からこれだと、最後の3ステージ目なんてどうなるのか不安です。

テキストを楽しみたいところですが、ノスフェラトゥまたはダンピールになると台詞が一定になってしまうのが寂しいです。