クリアしました。
弐参拾壱話「前夜」
雪崩発生で一行がバラバラに。タイミング的に、澳継のくしゃみ、あるいは九角の高笑いが原因かと思ってしまいました。
探す相手として指定できるのは女性キャラクターのみだったので、涼浬を選びました。
その後涼浬に会えないまま戦闘が発生したので、好感度不足だったのかと思いましたよ。戦闘後だったんですね。サブキャラクターはとにかく会話の機会が少ないから、ちゃんと好感度を稼げているか心配になります。
その後の会話は、久々に複数回感情入力タイミングがあったので、全部「愛」で攻めてみました。まぁ、彼女は分かりやすいので、ニヤニヤさせて頂きました。
弐参拾弐話「黄龍」
アバンタイトルでは「一方その頃」として、江戸の御厨が登場。これは、弐拾九話で挨拶した相手が登場するのでしょうか?
黒蠅翁戦、柳生戦、邪龍戦と、最後に相応しい戦いの連続でした。
黒蠅翁戦では、小鈴が自分の攻撃を反射されて戦闘不能に陥る局面があり、どうしようかと思いましたが、その後他のキャラクターで攻撃したときは大丈夫でした。なにが影響していたのかしら。
柳生戦は、まったく育てていない美里が強制出撃でゾッとしましたが、結局、初期配置から一歩も動かず終わりました(笑)。
最後は、一軍メンバーで締めます。
参拾話より前は醍醐でなく京梧や黒影を使っていましたが、何度も状態異常で追い込まれたので、最後の方は状態回復技を持つ醍醐を入れています。
柳生・邪龍共に最後は秘拳・黄龍でトドメを刺し、気持ちよくEDを迎えました。
最終話「真神」
剣風帖は最終話が卒業式だったのに対し、外法帖は最終話が入学式というのが良い対比ですね。
正月から開始して、女性陣は晴れ着披露。まぁ、可愛かったのは真那、ほのか、花音で、小鈴は無難、その他のメンバーはちょっと失敗した感を感じましたが……。
初詣の後に、龍泉寺と鬼哭村のどちらに行くか選択肢が発生しました。
個人的には鬼哭村に行きたかったのですが、時須佐先生に挨拶しておくべきかと思ったので、龍泉寺を選択。
それで知ったのですが、現在、龍斗の住居は寺の方なんですね。村だと寝言がうるさい澳継と同室だから、逃げて来たのかな。
最終話なのに、予想外の戦闘が1回だけありました。しかも、黒蠅翁という点にもビックリ。
明言はされないけれど、黒蠅翁はベルゼブブだったんですね。魔人学園のネタ元って、結構広いですね。こうなるとオカルトの元祖たるクトゥルフが入っていないのが、意外になってきます。
円空先生から貰った念珠を渡す相手は、雪山で「愛」を連打した責任があるので、涼浬を選びました。
「荷が重い」というので断られるのかと思いきや、念珠を鑑定しようとしていたところに、笑わされました。ちゃんと意味が伝わった後は、告白もしてもらって大団円。結局、彼女からの呼びかけは最後まで「龍斗殿」だったのですけれど、これが最終段階だったのかな?
エンディングは、仲間にならなかった面々も含めて、その後が語られました。御神槌や雹が穏やかに暮らせるようになったのは良いけれど、それなら仲間でなくてもインターバルとかで会いたかったなぁ。
また、せっかく涼浬と結ばれたのに、その選択が「彼女のその後」に繋がっていない印象です。
最後なので、クリア後に最終話をロードして鬼哭村に行くパターンも確認しました。こちらだと、九桐の「その後」の意味が分かるのと、彼が挨拶回りに付き合ってくれるのが良いですね。
で、数珠を渡す相手は、これまでのプレイ日記の流れ的に、澳継を選択。図らずも、さっき行ったばかりの村に、逃げられたばかりの相手を捜してもう一度舞い戻るという図になりました。
澳継との会話は、思い掛けないシリアスな告白もあって良かったです。「今のまま変わりたくない」という気持ちが、彼を子供っぽくしてるのかなぁと思います。変化した自分を受け入れられるようになったら、大人になるんじゃないかしら。
他にもEDを迎えられそうなキャラクターはいるけれど、最終話を頭から毎回やり直すのも意外とめんどうなので、これにて終了とします。
ということで、総評です。
プレイ時間はおよそ40時間。
難易度はかなり低かったですが、剣風帖から続く戦闘システムの出来は良かったと思います。
技のレベルを上げていくと技自体が昇華するとか、同じく、武具を使い込むとアイテム価値が上昇するとか、やったことが報われていく仕様でしたね。
色々報告されているバグは、たいしてやり込んでいないせいか、技が出せない現象以外は遭遇しませんでした。
シナリオは、超展開で突っ込みどころが多いのはともかく、メインキャラクター以外ほとんど出番がなくて、仲間同士の繋がりがほとんど見えなかったのが残念でした。剣風帖だと、予想外のメンバーが休日に一緒だったりして、仲間全体が仲良くなっている感があったのですが、今回はとてもドライな関係に見えます。
私の感覚としては、魔人学園シリーズはキャラゲーです。そのため、一部のキャラだけでなく、仲間になっている全キャラクターが活躍して欲しいのですよね。結局、加入後の仲間は戦闘時のコマでしかなかったのが悲しかったです。
正直、澳継を好きになっていなかったら、途中で中断していた可能性もあります。
結局、良い点と悪い点が差し引きゼロで、可もなく不可もない印象になりました。
メインキャラクター内に好きなキャラクターが複数人いれば、もう少し楽しめて評価も上がっただろうと思います。ちょっと残念だったなぁ。