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エンディングを迎えました。

12月に入ってようやく代歩を捕まえ、恵壬と喧嘩したらしき状況までは分かったのですが、会話のつなぎが巧くいかず、つっけんどんに切られました。
一方、その次に捕まえた恵壬は身内にご不幸があって不在にしていたということで、結局代歩と恵壬の間にどういう事件があったのかは分かりませんでした。
恵壬のIDはいつの間にか持っていたのに、どうして由香のIDはないのかなぁ。こういうとき、彼女がいれば第三者の視点で教えてくれたと思うので、残念です。
その後、競技会があったことに気付いたので、試合に関することで意見対立があったのか?という気もしましたが……。
なんだかんだ言って、代歩はやはり恵壬のことが大好きで、そこが可愛いところだと思います。人間的には恵壬の方が良く出来ていていい子だと思うけれど、愛されるのは代歩の方かな。得な性格ですね。

12月は先月の反動かコールが繋がりやすく、会話を楽しめましたが、そのせいで会話ボールが不足気味に。仕方ないので、いかに一度の会話中に発生した会話ボールを繋いで5分以上引き延ばすか、という方向で執念を燃やすことになりました。
で、その結果がこちら。

9:10

ついに9分の会話に成功です! 大満足しました。

で、12月24日に代歩へ電話をかけた段階でゲーム終了。2人で会うという終わりだったので、代歩エンドなのかな? これといった物語の波がなかったせいで、あまり実感はありません。
実は22日のコールで「明日また電話する」と言われていたのに、いつもの癖で24日までスキップしてしまったんですよね。
たぶん、そのときに会いたいという告白があったのだと脳内補完しておきます。

というわけで総評です。

ある意味で面白い「シミュレーション」だとは思います。
途中、実際には電話していなくても電話した前提で会話が進むという、フラグ管理を一切していないところにビックリしたけれど、それも含めてこの作品は「女の子に自分が合わせる」ということが重要なんですね。
会話をするというより、女子高生の日常を垣間みるシミュレーターのような印象でした。

ゲームとしては評価が難しいところ。
ある程度相手に自主的に話させないと会話ボールが手に入らないし、かといって黙って聞いていると終わってしまうというバランスは結構絶妙で、音楽ゲーム的な感じなんですが、それに熱中していると会話が頭に入って来ないのですよね。
話の途中なのか、話が終わって次の会話ボールを入れないと間に合わないタイミングなのかが、ちょっと分かり難いことが多かったです。そのため、最長の会話時間に至った回は、矢継ぎ早に会話ボールを送り、会話の腰を折ってでも次々喋らせるという方法を取ったのですが、これだと折角の会話内容がほとんど頭に入ってきませんでした。

画風には癖がありますが、電話中も綺麗に動くし、アニメーション自体もそれなりに用意されています。女の子たちは当然フルボイスなので、声優ゲームとして楽しむことも可能かな。
とてもプレイヤーを選ぶ作品だけれど、意欲作として評価したいと思います。

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11月は全体的に留守電が多く、まずはコールを繋ぐ事自体に苦労しました。
また、ようやく繋がって本人と顔を合わせたと思っても、別の電話中だったりして断られることも多く、なかなか会話に至りませんでした。
最低1日の間を空けてコールしているので、余計にタイミングが合わないのかもしれません。
間を空けているのは、毎日コールするとストーカーチックだと思ったための配慮です。相手はゲームのキャラクターなのだから、毎日毎時間電話してみても犯罪にはなりませんが、妙にリアル感のあるキャラクターなので、しつこくすると着信拒否されそうだと感じています。

リアル感と言えば、代歩と会話中、彼女の飼い猫(たらふく)に乱入されて微笑ましい気持ちになりました。代歩の部屋だと「猫リセット」も発生しそうですね。

恵壬とも会話してみました。
ただ、初めてコールした日から普通に知人のようなノリで喋っていたので、プレイヤーと3人娘はどういう関係なのか、疑問に感じました。
まぁ、このゲームには「フラグ管理」がないようで、彼女たちの生活がまずあり、繋がる日に電話すると、その前にいつ連絡したかは関係なく決まった会話が発生するみたいですね。
つまり、単純に恵壬の初回コールを見逃したのだと思います。

代歩と恵壬の両方と話していると、会話ボールを送るタイミングが少し違う気がします。
実際はそこまで作り込まれていないかもしれないけれど、そう感じさせるというところが面白いです。
ちなみに、慣れの差で、代歩の方が繋ぎやすいかな? 今のところ、5分近く喋れたのが最高記録です。

後半は2人とも捕まらず、月末にようやく代歩に会えたのですが「恵壬に電話しようと思いながら勇気が出ないところ。お喋りする気分じゃない」と着信を切られてしまいました。
なにかあったのか?と気になりましたが、相手の恵壬は留守電になっているし、由香のIDは知らないまま進んでしまったので、結局謎のままです……。

ゲームアーカイブス「ノエル ノットデジタル」を始めました。
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ビジュアルフォン(TV電話)で女の子たちと会話をするゲーム。
公式のジャンルとしてはシミュレーションですが、ADVと言われた方がしっくりくるかしら。

起動したら「ディスク2を入れてください」から始まってビックリしました。
しかも、OPアニメーションが終わると、またディスク1に入れ替えさせられるという仕様。どうやら、アニメーションは全部ディスク2、会話するゲーム部分はディスク1となっているようです。女の子たちは時折ビデオレターを送って来てくれるので、それを見たい時はディスク2に入れ替える必要があるんですね。

さて、肝心のゲームシステムに関しては、「タイミングを見計らって会話ボールを投げる」という基礎知識はある状態で始めたのですが、最初はまったく操作が分からず、お手上げになりました。

システムメニュー
(画面注釈)そもそも全体的に不親切。

初日(25日)に代歩から掛かってきた電話は、なにも会話ボールを持っていないからと聞き流し、次から本番と思いきや、27日も同じ結果に。ここでようやく、何か間違っているらしいと気付きました。
キーワード検索で作中のネットワークから色々拾ってくることができるようなので、そこで会話ボールを見付けるのかと思って色々試行錯誤しましたが、違う模様。
説明書は文字が小さい上に複雑怪奇な書きかたなので読む気が起きず、結局ネットでプレイ動画を確認してしまいました。
……まず、彼女たちの喋りに応じて画面左下に出てくる会話の種(会話ボール)を拾わねばならなかったんですね。まったく左下の動きに気付いていませんでした。

実際に自分でやってみると、とんでもなく忙しないゲームです。
そして、とても凄いゲームでした。
最初は通話時間が1分もなかったのが、しっかり会話ボールを拾って返していくと、3〜4分は続くように。
よく喋るし、よく動くし、プレイヤー側の台詞がなにもないことを除けば、非常に自然です。

ビジュアルフォン

しかし、次に電話する日の約束をして貰えなくなってからは、当てなく日参したり、迷惑っぽいので少し控えてみたりと、電話を掛ける日時自体で悩まされて、掛けても留守電だったり都合が悪くて直ぐ切られてしまったり、結構大変。

会話相手の女の子たちは、若干バブル期を感じるキャラクターですが、お侠な代歩、変わり者の由香、お姉さん気質の恵壬と、巧く属性が分かれているし、最近の「萌え」とは違うリアルな雰囲気があって面白いですね。
結構赤裸々な話をしてくれるので、女子高生の素顔を暴いているような感じがしてきます。
なお、ずっと代歩を相手に掛けていて、他の2人のアドレスは知らないままでいたのですが、10月中盤過ぎから、なぜか恵壬にも電話を掛けられるようになっていました。
もしかすると、日にちを飛ばし過ぎてなにか見逃したのかもしれません。