宙組宝塚大劇場「美しき生涯/ルナロッサ」初日観ました。

お芝居は、確かにロックな和物でした。後半がかなり駆け足展開な歴史ダイジェストで、日本史に弱い方は「どうしてそうなった?」と思うかも。
突っ込みたいところはいっぱいあるので、それはまた後日。
三成はヘタレ傾向で、「関ケ原」に近いかも。疾風はすごく美味しい二番手で、福島正則は渡辺綱@大江山花伝再び、でした。ただの馬鹿扱いではなかったです。
ビジュアルはみんな良かったので、後は練り込み待ちでしょうか。

ショーは、眼が足りない感じ。とにかく組子大量投入で、楽しかったです。
一番気に入ったのは「祈り」の場面です。あとは、大階段の男役群舞で生徒が配置についた瞬間に、盲点だった!と膝を打ちました。
ただ、常にハイな状態で、構成にメリハリがないですね。連続で観劇すると疲れるかも。

異動してきた凰稀かなめは、しっかり馴染んでました。歌は二年前に比べ格段に上達してるし、体型補正がうまいのか、衣装を着ると線が太いのも強みですね。
ただ、たまに鳳翔大と見間違えたのは、オペラグラスを使わなかったからでしょうか……

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