クリアしました。

最終マップはボス戦のみでした。
まず最初の2戦、バルカイル、ハンリアルは、開始直後に主人公の弓を数回当てただけで呆気なく終了。
アヴァダイルは流石に正攻法では攻撃が通りませんでしたが、攻略法が判明してからはやはりあっと言う間に撃破。
育て過ぎたか、と思った――のは早計でした。
ラスボスがとにかく凄まじい強さと難易度を誇る、鬼仕様でした。理由は、主に下記の点です。

  • 足場が悪く自由に移動できない
  • ボスの体は大きいのに当たり判定は1マスのみ
  • ボスがワープするので攻撃が当たらない
  • ボスは数マス分の当たり判定がある攻撃を放つ
  • ボスとは別に攻撃してくる無敵オブジェクトがある

しかも第3形態まであり、2回も「なんとかHPを0にした!」と思ったのに、HPが全回復した挙げ句、攻撃頻度とスピードが増したのには唖然としました。
回復役だったサラのMPが尽きてしまい、第3形態の中盤にはアイテム放出祭りへ移行。心が折れそうでしたが、なんとか体感30分くらいかけて撃破しました。
幸い、私は主人公を弓にしていたので遠くから攻撃ができましたが、もし接近攻撃手段しかなかったら、近付こうとするだけで倍の時間が掛かっていたと思います。

ラストバトル直後の展開は、正直よく飲み込めませんでした。
局地的に永遠の世界が実現したけれど、現実を求める心で戻って来られたということなのでしょうか?
最後に残ったのが辛い現実でも、アーサーとフィリアは前向きに終わることができたようで、非常に気持ちのいい幕切れでした。
もしプロポーズを断っていたら、少し内容が変わっていたのでしょうか?
性別×パートナー×選択肢分、この密度のエンディングが用意されているのだとしたら、凄い作り込みですね。

お気に入りの仲間とダンジョン探索するゲームと思いきや、待っていたのは自我が強くまとまりのない仲間たち。そして予想外にダークで閉塞的な状況に置かれ、最後は宗教論に発展した物語。説得力のある台詞と、選択が難しい選択肢の数々。
すべての要素が完全ではないにせよ、練られた部分は非常に面白かったです!
例えば、各MISSIONにどのキャラを連れて行くかで当てはまる台詞は変わるのでしょうが、読んでいてまったく違和感がない会話になっていました。また、ドットキャラのクオリティが非常に高く、仕草、視線の移動、寝癖、更にモンスターの種類ごとに異なる死に方まで、素晴らしい描き込みでした。

神は人の想像の中にのみ生きる
(画面注釈)作中で最もビックリしつつ、納得させられた台詞。

今回パートナーにしたアーサーは、英雄志望の騎士が、一度絶望を経つつ最終的には英雄になる王道キャラだったので、次はクール・捻くれ者・ツンデレなどという範疇を越えたディアスを狙ってみたいと思います。
……正直、あのディアスを「第二の預言者」の正体発覚シーンで絶望させてみたい(笑)。
と言うわけで、早々に2周目も遊ぶことになりそうです。

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