「バウンティソード・ファースト」クリアしました。
最後の方は、寝る間を惜しんで進めてしまいました。

影との戦いで色々吹っ切ったのか、ソードがリーダーらしく振る舞い出しました。
この最後の局面で、ダークロードことアジャックスが仲間になりました。
正体も仲間になるのも予想の範囲でしたが、あと数面しかない段階で仲間になっても、プレイヤーとしてはちょっと思い入れを持ち難いと感じました。でも、ソードとアジャックスは、第十七部隊の仲間としてずっと繋がっていたことは良く分かります。
結局、四将軍でオルドバに忠誠を誓っていたのはレオパードだけでしたね。初登場将軍だったために「かませ犬」だと思い込んで申し訳なかったです。
一騎打ちは、敬意を表して反乱軍最強の戦士ロジャーで対処させて頂きました。

皇帝エリュシオンは、滅んだ王国の悪霊に取り憑かれていたのですね。
「Ghost Town」のエピソードが非常に中途半端だと感じていたのですが、ここに繋がっていたと分かりました。
ちなみに、皇帝戦ではちょっと面白い現象が起こりました。

氷漬け
(画面注釈)どう見ても、セラフィムナイトは氷の外にいる。

予想外の黒幕が判明し、超機神と対決しました。
10年前の仲間の中で唯一ラインメタルに残るマクベスは、ソードにとって最も遠く、同時に最も近しい理解者なのだと思っていたので非常に意外な成り行きでした。また、ヘンメリーたちの立場に立ってみれば、折角オルドバ連邦の侵攻から生き延びたのに、自分の国の指導者に殺されるなんて無情です。
結局、マクベスは祖国や人間への想いが強過ぎたのかなぁ。理想があったから、付け入られたのかなと感じます。

最終的な仲間は12人(内1人は傭兵)でした。ただし、最終戦でルーネが死亡してしまったため、顔有り仲間は10人だったことになるのでしょうか。
最終戦に挑んだバトルメンバーは下記の通りです。
ソード(ロード)Lv.64
ロジャー(剣聖)Lv.64
ミファ(ヴァルキリー)Lv.67
ルーネ(ヴァルキリー)Lv.63
アテナ(セラフィムナイト)Lv.55

全体の感想としては、意欲的なシステムで面白かったです。
操作に慣れるまでは非常に難しかったですが、思う通りに動かせたときの気持ち良さは格別。味方の移動指示が胆という点は「フロントミッションオルタナティブ」に通じる物を感じました。反面、機神8号や超機神など移動速度の速い敵が相手だと追い掛けっこを繰り広げるしんどさや、迷路を目的地まで進むマップでの仲間を1体ずつ導く面倒さがあり、万人には薦められない感じでした。
範囲攻撃は仲間を巻き込むので、魔法ユニットは全然使いませんでした。リアリティがあって良い味を出していると思うけれど、それなら威力がもっと高いと諸刃の刃として面白かったのでは、と思います。
シナリオ的には、エピソードの繋がりが悪いと思うところもありましたが、ソードの過去(回想)の巧い入れ方や、影との戦いなど、要所が心に残りました。個人的には、フュリスの語録が結構お気に入りです。
エンディングは非常にあっさりしていて、仲間達のその後がテティスからの伝聞で知れるという内容でした。結局テティスやリリンの正体等が結局良く分からないまま日常に戻ったので、ちょっとスッキリしませんでした。
神の代理人となり世界を救ってみても、旅が終わったら結局祖国でぶらぶら飲んだくれていて、表面上が変わりがない。けれど中身はちょっと変わっている、というさり気ない終わりは素敵なのですが。
物語については続編(ダブルエッジ)も遊ばないといけないのかも知れませんね。
とは言え、本作の目的だった、普通のRPGなら脇役ポジションだろうキャラたちによる「渋い雰囲気」は充分堪能できました。

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