2012年4月1日エイプリルフール限定公開したベアルファレスサイトより、そろそろ時効と言うことで収録。
第5節天界MISSION「光を産みし者」前イベントです。
「悲しそうな顔をすれば許されるのか?」
途端、少年たちは押し黙った。
疑問の体をとってみたが、それが事実であることをディアスは知っていた。
どんな悪意や無能によって引き起こされた行いであれ、悔恨の表情さえあれば追求の矛先が鈍り、仕舞いには許してしまうのが人だ。
ゆえに、真に正しい選択肢を選ぶためには、冷淡であらねばならない。
他人にも、自分にも。
合理主義を貫くなら、適当な付き合いで腕の立つ仲間を確保する方法もあったはず。
そうしないディアスは潔癖なのかも?と思っての作品。