現在地:第拾八話終了。
九桐の反応で薄々気付いていたけれど、龍閃組に龍斗が存在しないので、タイムトラベルではないんですね。
「もし茶屋で美里に会わなかったら」というifの世界なのかな。
それだと、龍斗のレベルが高いことの理屈はつかないですけれど。

拾七話「情歌」

分岐は、桔梗に同行するルートはお葉に会うと読めたので、澳継と浅草へ行く方を選択。
澳継も自信過剰で喧嘩っ早いおバカですが、一緒にいると割合楽しいです。音声台詞がキンキンしていなければ、好きなキャラにあげても良いかも。実のところ、似た行動パターンの京悟には面倒臭さを感じたので、我ながら意外でした。

この差は、別に愛の差ではなくて、キャラクター年齢の差かなと思います。
単純に子供なんですよね。
周りからも坊や扱いで、終始揶揄われているので、小型犬が吠えているようなもの。さすがに、誰彼かまわず喧嘩を吹っ掛けた挙げ句、カツアゲまでした瞬間は一歩引きましたが……。でも、よく考えたら鬼道衆は一応悪役で、彼らの行動は「善」として描かれていないから、受け流せるんですよね。
——と分析しつつも、最大の要因はシステム仕様かもしれません。なんせ澳継を「蹴る」という驚きの選択肢が頻繁に登場し、しかも蹴ったことがマイナスにならないという面白さは、確実に効いていると思います。京悟も、どつけたら楽しかったのになぁ。

弥勒は、陽ディスクでは見ていない顔キャラクターが突然登場したので驚きました。
強面で気難しそうな外見と裏腹に、割と直ぐ打ち解けたのは、澳継との暴力漫才が気に入っていただけたということだと思っておきます。

なお、十七話はお葉が死んだ時点で話が終わったので、もしや龍閃組が対峙した桔梗(式神)は、黒幕側の存在だったのかと思いましたが、桔梗本人だったことは次話で分かりました。
魚女は本当に魚女だったことも確認しました。これは、吉原に行くより良いものを見たわ。

拾八話「血契」

龍斗と龍閃組は顔を合わせない作りになっているのかと思い始めて油断していたところ、この話で正面から遭遇。
陰ディスクの龍閃組には「自分」がいませんでした。

京梧

龍斗がいなくても、龍閃組は作られるし、同じように行動し、活躍するんだな、と思うと凄まじく寂しい気持ちになりました。

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