現在地:第弐拾話
説明が続くと、陽で一度聞いた話をまた聞くこともあり、ちょっとダレます。そんなわけで、なるべく展開が分かっている方の分岐は避けるようにしています。
拾九話「群狼」
龍斗が陸路に行くか海路に行くかは選択制。
「当たり」は海路だと分かっているけれど、なにが起きるかも分かっています。それと、九角が現時点でもいまだに名字呼び段階だということが気になるので、九角と同行できる陸路を選びました。
道中、明らかに怪しい男・們天丸と知己に。
自分で自分のことを「もんちゃん」と言ってしまう変な人ですが、こういう人は好き。
しかし、鼻が長いかどうかはともかく、羽団扇を持っているわけで……。つまり以前醍醐が語っていた「京都に出る天狗」は們天丸のことだったのかなと思いますが、酷く長い伏線でしたね。
まぁ、謎のまま終わらず良かったです。
陽では歴史上からの登場人物として勝海舟先生が出てきましたが、陰では沖田総司と遭遇。
九桐はずっと常識人と思っていたけれど、そういえば戦闘狂という悪い癖がありましたね。髪の毛はないけれどサイヤ人に違いない。
こちらでは壬生の事情も色々聞けましたが、仲間にならずに終わりました。
それにしても、壬生は、陽ディスクで対峙したとき自ら「鬼道衆」と名乗っていたのですが、この時点では正式加入していなかったのですね。ずっと京都にいた壬生が鬼道衆にどう入ったのか不思議だったので、今回納得しました。
弐拾話「菩薩眼」
陽ディスクで美里が不在の時期があったような気はするけれど、浚われていたんですね。その前後で美里の在り方が変わった記憶はないので、彼女の方にはこの話はあまり大きな影響を及ぼさなかったようですが……。
気になったのは、今回九角が語った話、菩薩眼の女が女児を生むと、力が子供に移って死ぬということ。
では、剣風帖の美里葵も母親とは死別していたのか?とか、もし女児を生まないまま菩薩眼の女が死んだら菩薩眼は実在しないことになるのか?など色々考えてしまいました。
九角から、ようやく名前呼びされるようになりました。
他のメンバーの名を呼んで、最後に龍斗を付け加えるので、「俺は今日から龍斗を名前で呼び捨てるぞ」という気合いを感じて微笑ましくなりました。
が、夜中に部屋まで来た時の「よォ」という台詞は、彼らしからぬラフさでちょっとビックリしました。親しい相手にはラフに振る舞うタイプでもないと思うのですが……。