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トキサ編クリア!
物語に詰め込まれた様々な謎とキャラクターの魅力で、最後まで引っ張られました。

終盤に、まさかのデュラン離脱&カリス加入展開があり驚きました。
カリスには異端審問官なりの思惑があり、「オリジナル」を使う危険性を語らずトキサに使わせたり、自分の望む結果の為に一行を巧く乗せているような面もありましたが、16章のドラゴンに騎乗する局面で見せた弱点にノックアウトされました。
「このドラゴン、大人しいですよ」
「猫を被るという言葉があります」
と言っておいて、結局は乗りたくないだけなんて、可愛いですね。

ストーリー

悲しいラストかと思いきや、意外に良い性格だったモナのお陰で、気持ちよく終わりました。
長老が言っていた人間を信じる切っ掛けである「シエル」とは誰だったのか、モナの持っていたオリジナルカルティア「無」はどこへ行ったのかなど、不明のまま終わった要素もあるので、ラクリマ編に期待します。

キャラクター

キャラクターはとても良くて、仲間キャラは全員良い奴で団結力もあったし、ポーシャの成長など気持ちのいい展開がありました。
敵側も、複数回登場するクローズが実に良い奴でした。あの自信家具合は凄く好き。ラクリマ編ではほとんど登場しないことが予想されて、残念なくらいです。

システム

戦闘に関しては、敵AIがなにを目的としているのか分からない動きをしたり、積極攻撃をして来なかったりで、かなり緩いです。序盤はそこまで感じなかったので、レベル上げした弊害かしら。
結局、終盤の戦いでは、基本的に幻獣は使い捨て。一体も幻獣を使わないときも多々ありました。
それと、このゲームは世界観でもある「カルティエ」がシステムにも組み込まれていて、魔法や武器防具はこのカルティエと呼ばれる「漢字」を組み合わせて効果を発揮させるのですが、あまり遊べる組み合わせがなかったのは残念でした。実際に使ってみないと効果が分からないくらいの方が、不便でも面白かったかもしれません。

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