クリアしました。
前回の後、瑠璃を連れて2、3の拠点に顔を出してみましたが、シナリオを見付けられませんでした。
「攻略本なしだとドラゴンキラー編しかクリアできない」と言われているのも納得ですね。ドラゴンキラー編は、奈落の入りかたさえ分かれば、以降はラルクが次に行く場所を示してくれるので簡単に進められました。私は妖精編もクリアできましたが、これは「流れ行く者達」の間に偶然キルマ湖に行ったのと、自主的にエスカデを探したという要因が大きかったと思います。
ドミナの南にAF「マナの剣」を置くと、登場したのは【マナの聖域】。
ここで最終シナリオ「マナ」が開始。美しい絵で描かれた樹を登り、女神と対峙しました。
光である自分の姿を見るために闇を作ったという話を聞くと、聖剣伝説の女神は、万能の「神」とは違う存在な気がします。イメージを実体化させる力を持つ意識体、ということなのでしょうか。
メインシナリオは抽象的過ぎて、ちょっと私には難しかったですね。
ただ、戦闘前のメッセージで、マナの女神から「英雄になりなさい」と言われたことにはビックリしました。エスカデが「英雄にしてやる」と言っていたのを思い出させられて。彼の台詞は、妖精編をクリアすることが即ち悪魔を倒すことだからだと思っていたけれど、この世界において「英雄」とは特定の意味合いがあったのかな、と考えさせられたのでした。
エンディングは、ニキータの台詞に笑いました。
世界がどう変貌しても、彼は変わらず生きていけるだろうなと思います。ラブすら、奴には関係ないのでは。
以下、ざっくり総評です(プレイ時間は30時間強)。
面白かったです。
改造やペットの育成等を行うために、毎回特定の場所に行かないといけないなどの不便さはありましたが、時代性として私は許容範囲。
当たり判定等が若干不合理に感じたアクション部分も、敵の行動を見切るのは楽しかったです。雑魚敵との戦いを回避できない点は不満でしたが、スキルを磨いたり必殺技を編み出したりもするので、意外と飽きませんでした。
一方、世界観やシナリオは、独自の味わいと言えば良いけれど哲学し過ぎていて、前述の通り付いていけないところもありました。
サボテン君日記が全然埋まっていませんし、見ていないイベントが沢山あるようなので、2周目も遊びたいと思っています。
ただ、次は男性主人公にしようと思ったら、クリアデータだと性別と初期装備を変更できないのですね。残念。新規にやり直すかなぁ。