アルスラーン戦記以外の今期TVアニメも、4話まで視聴終了。

TVアニメ「うたわれるもの」(再放送)

http://www.imagicatv.jp/content/utaware/

3話以降は、放送がほぼ一週間早いTOKYO MXの方で観ているのですが、レコーダーに録画した際、MXだと話数が自動設定されないのですね。そのため、BS11でも録画して、BS11で同じ話を記録できたらMXは消すという作業をしています。

ということで、当面保存するつもりでいるくらい、気に入っています。
主人公以外の人間関係も展開される群像劇になっていて、ハクオロが大人なので、安心して観ていられるのが良いですね。原作のジャンルからは予想外でした。そもそも、領主に逆らうことになる経緯の直接的な火種が、老婆(トゥスクル)の死であり、敵に捕まったヒロイン役が男(オボロ)という時点で、少なくとも後者は女子にしておけと思いました(笑)。
などと言いつつ、楽しく観ている最大の理由は、結局のところそのオボロの存在です。
ビジュアルの時点で、ツンとしてるけれど根は犬属性のややお馬鹿、という印象を受けて、たぶん私が好きになるタイプのキャラクターだと自覚はしていたのですが、予想以上に萌え要素が詰め込まれていました。即ち、ツンデレ、ライバル、病弱の妹、可愛い従者付き、井の中の蛙が体験する初めての敗北、単独行動の結果捕らえられる、主人公に助けられる……という具合。
年貢を取り返したのだから、こっそり忍び込む腕前があるはずなのに、単騎で正面から殴り込みに行ってしまう阿呆さ加減と、雑兵には滅法強いけれど顔キャラは殺せない性能には、ちょっと笑いました。原作シナリオ的にも、いわゆる「かませ要員」として使われるキャラクターなんだろうなぁ、と思われます。

後半はお話の雰囲気が変わるらしいので、評価が引っ繰り返るかもしれませんが、今のところ毎週楽しみにしています。

TVアニメ「血界戦線」

http://kekkaisensen.com

こちらは初回放送を逃したので、すべてGyaoで視聴しています。
背景美術や陰影等、とても好みです。また、声優陣が非常に豪華ですよね。「銀英伝」のリメイクもこのくらい揃えて欲しいなと、一切情報が出て来ない作品にまで思いを馳せてしまいました。
展開は詰め込み気味で、逆に細かい設定説明は雰囲気で解せというノリなので、よく分かっていない部分もあります。また、物語構成は思ったよりシリアス気味だったのと、吸血鬼(血界の眷属)と闘うことがメインの話だとは予想外でした。2話、3話くらいの単発で世界を救う話の方が気楽に観られて面白いと私は思うのですが、その印象を今後の物語で覆してくれるよう願います。

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