現在地:運命とともに・クリア→終焉→カーテンコール
終焉の予言へ向かって突き進んで行くので、ベルベット編からそのまま一気に「終焉」エンディングまで突入しました。
ベルベット編の最終ステータス。
これまでの展開では、オーダインの娘たちばかりが取沙汰されていて、イングヴェイとの関わりは見えなかったのですが、ちゃんと父と息子の関係も折り込まれていて、無駄のない物語だなと感心しました。
この台詞は、もっとも過ぎて笑っちゃったけれどね! 死の国は一度入ったら出られないと言われているのに、オーダイン筆頭に全主人公気軽に訪れるのだから、女王はもっと怒っても良いですよ。
「終焉」は、クロイツ先生の解釈通りに戦いました。でも時系列イベントツリーを見ると全員分、別のルートがあるみたいですね。あのボスラッシュを5パターンやるのかと思うと、いささか面倒ですが……。全キャラ、魔法薬を大量に作ってしまうか。
1章 6つ目の獣vsコルネリウス
この時点では、コルネリウスが縁のガロン王ではなく、イングヴェイという選択肢で本当に間違いないのか心配になりつつ戦闘へ。
イングヴェイは間違いなく引き金の一つを引いたけれど、メルセデスに対する面倒見の良さを見ているし、やることすべて裏目に出てしまっているものだから、憎み切れない可哀想な子供だと思います。
2章 冥府の王vsオズワルド
ガロン王自身が戦闘前に「血縁でないと倒せない」とフラグを建ててくれたので「あっ(察し)」という境地を実感しました。
オズワルドとガロン王の戦いで明かされた過去が外道で驚きましたが、最後にメルヴィンの株上げもあって、オズワルドとしては救われるエピソードになっていて、5戦中唯一良かったと感じました。
3章 灼熱の化身vsメルセデス
ダーコーヴァの秘術の問題や、「終焉を生き残る人間は、新しい人類の始祖となる男女2人」というクロイツ先生の解釈に従う以上、メルセデスとイングヴェイが結ばれないことは予想していたけれど、メルセデスが大地に還ってしまうとは思ってもおらず、衝撃のラストでした。
サイファースキル「ブリューナク」発動時に生える樹が世界樹ではないか?と、無駄に「ブリューナク」で戦ってみたりしたんですが、そういう事ではなかったんですね。
4章 結晶炉vsベルベット
本体へのダメージの入れかたがなかなか分からず、面倒な増援も沸くし、頼みの魔法薬も使い難い位置だから鎖で殴り倒すしかなかったりと、長期戦になりました。
そしてこの戦いの後の時点で、バッドエンド直行か!?と焦ったのですが……
5章 最後の竜vsグウェンドリン
ちょっと意外な、ボスが積極攻撃をしてこない最終戦でした。
あれほど巨大なレヴァンタンからすれば、虫が飛んでいるな、くらいの感覚なんですかね。
すべての戦いを終えて、呆然としている中、アリスが喋ったことにまず衝撃を受けました。
思わず「しゃ、しゃべったー!」と私も声を出しちゃいましたよ。
そして、物語の続きとスタッフロール、カーテンコールへ。
青い鳥は、グリゼルダだったのですね。ずっと、グウェンドリンの心だと思っていたけれど、妹を心配して寄り添っていたのかと思うと、その姉妹愛に感動しました。オズワルドにも見えた理由に納得できました。
結局、三賢人の捨て台詞と裏腹に、サイファーにフォゾンを溜め込んでいたのが良かったんだ!と分かる展開は熱くなったし、バレンタイン王の掛けた呪いが「プーカの呪い」だったことはビックリしたけれど、そのお陰で「生き残る人間は2人」という枷から外れて、コルネリウスとベルベットも生き残った(そして未だにコインを集めている)と思うと、良かったのかもしれません。他のプーカたちが生き残った可能性も見えたし、となればミリスとブロムと再会する未来も想像できますものね。
いや、面白かった! ほろ苦い、哀しいお話だったけれど、満足しました。
前述の通りシナリオが埋まっていないし、クリア後特典も開放されたので、もう少し遊んでから総評とします。