ドルアーガの時は、なんだかんだ遅れながらも毎週感想を書いていましたが、夏期アニメはあんまり筆が進みません。
アンティークは奇数話のコメントに困らされるし、スレイヤーズRは、往年のファンが「懐かしい」「面白い」と楽しんでいるところに、野暮なことを言いたくないですし――。
そう、実はRに対して、すっきりしない気持ちを抱えながら視聴してます。
リナって、あんな子でしたっけ?
キレてばかりでヒステリックな演技が続いているので、見ていてちょっと息切れします。
最も首を捻ったのは4話。結果として町を破壊してしまう、と言うオチはスレイヤーズのお約束ですけれど、4話のリナは最初から周囲への被害を度外視して、野生の本能とやらのしたいように振る舞ってますよね。リナって、はちゃめちゃで我が儘で善人ではないけれど、押さえるべき常識は持ってる(悪人には人権ないけど、普通の人には迷惑をかけないようにする)と思っていたので、残念です。
ただ、4話自体の脚本がちょっと受け付けなかったので、まだこれで印象が確定と言うわけではありません。
ちなみに、ガウリイにも異議ありです。
あんなに言われるがままのキャラでしたっけ?
自称保護者なんですから、リナの言うこと為すことに頷くだけじゃなく、場合によっては嗜めるのも重要ですよね。
ゼル&アメは3話まで壁の花で、4話があの扱いなので、様子見を続行。そもそもゼルの扱いは、渡辺監督のゼル像がNEXT以来ギャグ寄りであると明言されてますので、元々期待していません。
全体的に、すぺしゃるのノリですよね。それも10巻以降くらいの。出て来るキャラが全員自分の主張だけで、他人の話を聞かないからちょっと鬱陶しいなぁと思います。
逆に、ワイザー氏は3話で無能なだけでないと分かったので株が浮上。今後も出て来るのなら、そこそこ有能な方が有難いですからね。

次回5話はゼロスの登場です。
キャラとしての好き嫌いは別として、彼の立ち位置をどうするかは、作品の味を決める一つの要素だと思うので、期待しています。個人的な趣味で言えば、ゼロスはTRYでは味方寄り過ぎたと思っています。もう少し曖昧な緊張感のある関係だと、Rは引き締まるのでないかな。……もしかすると、その役目はポコタなのかも知れませんが。
なんにせよ、ギャグ回ばかりで食傷気味だったので、本筋が進むことに期待します。

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