3DSのダウンロード専用SLG「大開拓時代 〜街をつくろう〜」を遊びました。
(体験版感想は、2016年2月5日記事参照)
http://www.arcsystemworks.jp/arcstyle/daikaitakujidai/
自然を開拓して、村を都市へ発展させていくリアルタイムストラテジー。
といっても、実際にできることは少なく、資源は木と岩(二種類)しかないので、かなり地味&簡単なゲームです。時々、羊と猪が町を襲撃するので、防衛戦の要素があるくらいでしょうか。
終わりのないゲームなので、時間泥棒されます。
といっても、既に街レベルは最大だし作中時間で60年プレイしているので、あとは実績を埋める目的でチマチマ遊ぶだけです。畑を30個配置する実績と教会を5個は位置する実績は、どちらも達成直後に不要な分を潰してしまいました。
面白いことは面白いし、ひたすら遊んだものの、最初から最後まで作業内容は一緒で文明レベルは変わらないので、一回遊びつくせば満足ですね。難易度を上げて1からプレイし直そうかな、と思っていましたが、効率プレイのノウハウが掴めてしまうと、億劫になります。
中盤、下手に村人と文明を上げ過ぎて、食料不足に陥って四苦八苦していた頃が一番面白かったかな。しかしその危機を乗り越えるため、発明カード「鋼鉄の価格アップ」を注ぎ込んで鋼鉄を高値にして売るということをやってみたのが失敗でした。以後、鋼鉄が他の資材と2桁くらい違う高値止まりして、後は1年に数回鋼鉄を売るだけでなんとでもなる状態になってしまいました。
要は資源管理ゲームだから、安定すると、つまらなくなってしまうのですね。
また、建物を土地に配置していくゲームなのに、建物のバリエーションが然程ないことと、自由に建物を建てられず、建物ポイントの範囲内でやりくりしないといけない制限も残念です。
だいぶ否定的な感想になってしまいましたが、作中時間で20年目頃までは、実は徹夜しそうな勢いで遊んでました。
最初は、少人数の開拓者たちにあれこれ指示を出して、狩りも生産も同じ人物にさせていたのが、人数が増えて発展していくと、農業専従者だとか、延々と食事を作る者など、自然に役割分担ができます。ゲームデザインとして意図してのことか不明ですが、次第に職業ができていくという流れはリアルですね。開拓者たちは全員同じ顔ながら、固有名前で判別できるので、名前と職業を合わせて愛着も湧きました。
1日3年とか決めてのんびりプレイすれば、長く遊べそうな1本です。
なお、世間ではフリーズバグの報告が多数あるようですが、私はバグ修正版(Ver.1.1)配信後に開始したためか、一度もフリーズが発生しませんでした。ある程度安心して遊べると思います。