パーティに関係者の多い、風華学園の問題から解決することにしました。
エピソード26 黒曜の君、降臨
学園は、HiME同士の戦いが始まった影響で休校していました。
HiMEは敗者になると「大切な人を失う」というペナルティがあるなら、最初から戦わなければ良い、と思っていた通りの対案も出たのですが、凪によると「媛星の接近までに最強のHiMEが決まらなければ、この世界は終わる」とのこと。
世界の命運云々と言われた瞬間、急にファンタジー設定が入ってきた、と思ったのですが、よく考えたら異世界住民が現実世界に侵攻とかいう時点で、全力のファンタジーでしたね。
個々の理由により、学園前で小夜、黒、蘇芳、なつき、命がパーティ離脱。
黒がなにか言うと「僕も!」と追随する蘇芳が可愛いです。
残ったメンバーで、舞衣の弟・巧海を探して学園を探索。
すでに巧海は……という怖い展開も想像していたのですが、HiME(女子)だった晶に守られて無事でした。
弟の彼女、ということになると思いますが、舞衣がちゃんとお礼を言える良い子で、ホッコリしました。
一方、「兄上の気配」というかなり怪しいシロモノを追って飛び出した命は、兄上だった神崎黎人と遭遇し、連れ去られてしまうことに。
HiME同士の戦いは避けられないようですが、それを知らない仲間内では「媛星を破壊すれば良い」という結論に。まだ居残っていたゼロスの助言もあり、凪を脅して、媛星以外にHiME同士を戦わせる目的があるのかを聞き出します。
さすが、本業が金貸しのオーフェンは、脅しがサマになっていました。取り立てに成功したシーンを本編で見た記憶はないですが。
凪は、触の祭を必要としている「黒曜の君」と会うよう告げて、黒曜宮の扉を開いてくれます。図書館にこんな仕掛けがあるとは思わず、テンションが上がりました。
が、そこを「最強のHiMEになる」という命が襲撃。敵側になった命は顔が黒く塗り潰されていて、原作準拠なのか否か知りませんが、ちょっと怖かったです。
クリーオウが「もともと思い込みの激しそうな子だとは思ってたけど……」と呟くので、だから君が言うな!と思わず突っ込みました(笑)。
なつきたちが合流し、黒曜宮へ。
モアが、媛星を壊すと言って一瞬離脱しましたが、本当に一瞬のことで、画面を切り替えたら戻ってきたのも、割と笑いどころだったと思います。
黒曜宮の道中では、待ち構えていた静留を、なつきが真っ向から拒絶したことで戦闘に。
一応、なつきの意思を無視して手に入れるのではなく、好かれる努力をしましょう、というオチでケリが着きましたが、なつきは複雑そうでしたね。
最後は、やはり命と再戦。
黒曜の君が言う「最後の一人となったHiMEは、ボクの妻になって、新しい世界を作る」という下りでギョッとしましたが、命(ミコト)やチャイルド「スサノオ」というネーミングからして、イザナギとイザナミの國作りがモチーフだったのでしょうか。
戦闘後、命は自らが死ぬことで黒曜の君を消そうと目論むも、巫女組が浄化して解決。
舞-HiME原作ファンが、黒幕をメギド・フレアで消滅させられて納得したのか気になります。
解決後、凪がぼやいているところに、ゼロスが突っ込んでくるのは、同ボイスと思って見ていると一層面白かったです。
こういうところでこそ、ボイスを入れて欲しかったな。
エピソード27 大魔導士の焦燥
続いては、地人兄弟を追い、紅の谷へ。
一方王城では、レインが再び空腹の兆候を示している中、ガルル中尉が、運用にデメリットが多いレインを飢え果てさせるという選択肢を進言するも、アーヴィンから異様に強く反対され、代わりに紅の谷の超大型モンスターを捕獲しにいくことになっていました。
最終的に、谷にいた超大型モンスター=ザナッファーは、最終的に困ったときのゼロス頼みで不要品回収。
ガルル中尉はなかなか強かで、レインに関する提言は最初から大魔導士の真意を測るためのものだった模様。「このままでは彼の恐怖があらゆる世界に破滅を呼ぶだろう」という台詞も決まっていて、超格好いいカエルです。やはり、影からケロロ小隊を支援するため、敢えてアーヴィン側に着いていたのですね。
レインについては、人間を素体にしているらしい話はこれまでも出ているし、上半身が女性体に見えることから、元はアーヴィンの恋人だったのでないか?などと私は想像しています。