帝国編:16話「迷い」終了
13話では、ディオン侯と、封石グレイティアを賭けた勝ち抜き戦が行われました。
先鋒エリファス、次鋒フランコ、中堅マスカット、副将シャロン、大将ランディの5人で挑みます。
隠密メイドと皇女の副官という設定的には、次鋒マスカット、中堅フランコの順がしっくり来るのですが、フランコが先なのは、彼の「レディファースト」精神の現れだと思っておきます。もちろんエリファスは先鋒を譲る筈がないので、当然の配置かな。
そんなエリファスは、さすがに先鋒としての役割を十分に果たし、傭兵3人を一気に撃破。
この勢いで敵の副将アンドリューも倒してしまうかと期待しましたが、さすがにそれまでの被弾があったため、反撃できず退場。
アンドリューは強いことがわかっていたので、何人か倒される覚悟をしていましたが、なんとフランコが確率が低い賭けに勝って勝利! 大将のディオン侯を引き出します。
ディオン侯の一発のダメージは相変わらずの威力で、防御の弱い我が軍は、当たったら一発で退場。回避に失敗したフランコ、マスカットが倒されました。が、この二人を撃破する過程でディオン候の疲労もちょうど溜まり、シャロンが悠々と撃退することになりました。
戦闘後、アンドリューからマスカットに想機「ベクドコルバン」が譲られました。この機体、王国編でも大変頼りになりましたが、AGLが高いのですよね。
嬉しい反面、これに乗れると知っていたら、マスカットの割り当てるAGLへのポイント量を調節しておいたのに……! 一先ず、AGLアップのアクセサリーは不要になったので外しました。
15話で、ようやく「王機ウルスラグナ」を入手。
王国編だと9話で乗り換えていたので、かなり遅く感じます。でも、このくらい苦労して手に入れた方が、有り難みを感じるかな。2マス離れていても使える転倒技「降雷天牙剣」の2回攻撃で、ランディが一気に主力になりました。
帝国編は、王国編の比べて仲間の数は少ないですが、シャロンとマスカットの恋の鞘当てが熾烈で、人間関係は濃い感じ。
私自身は、エリファスが好きです。
サバサバしているというより無神経なレベルのときもあるけれど、シャロンも我が侭で気が強いから、良い関係だと思います。この二人と士官学校で同期だった、他の士官候補生の皆さんには心から同情します。
次回、帝国軍の主力となる量産型想機「シャーキン」が遂に登場。王国編より配備が遅いのは、一応帝国が友軍だったからですね。
シャーキンは、広範囲に攻撃できる技が非常に強いけれど、TP消耗も激しく、運用が難しそうな機体。味方側も一体持っていたら面白かったのになぁ、と思います。シャロンには罵られそうですが、想機自体は、どんなコンセプトであれただの道具。使いかたは人次第と思います。