現在地:一時休憩(ノースソーマ)

レスリア市街戦

中世風の佇まいが美しいレスリアで、剣と魔法の戦いから光線が飛び交う戦場に切り替わるSF感に、テンションが上がりました。ただ、夜間だから暗い上に敵味方の区別がつかないので、なにとどう戦っていたんだか分かりませんでしたが……。
なお、プレイヤーのテンションの上昇に対抗するように、非常にマンガチックでテンションの高い敵キャラが登場したので、一気に冷静に戻りました(笑)。

仲間も、遂に7人揃いました。

メニュー画面

とはいえ、物語の展開を見るに、まだ出入りは多そうです。ロール設定などのやり直しが面倒なので、早く全員腹を割って、ちゃんと仲間になって欲しいな。
プレイ目的だった大所帯のバトルは、派手です。戦争時は7人以外に友軍もいるので、乱戦具合が楽しいです。でも3人でも7人でも、プレイヤーキャラクターの操作と目の前の敵に集中する以上、やっていることは意外と変わらないことが分かりました。

エマーソンが軟派な男だったのも意外だったけれど、ヴィクトルがピーマンが食べられないとか、子供っぽい一面にビックリしました。

ピーマン

正直、ピーマンが食べられないことより、自分も嫌いな食べ物があると告白したフィデルに嬉々とするあたりが、30代軍人には見えません。
あと、リリアがヴィクトルのことだけ「おじちゃん」と呼んでいることに気づいて、衝撃を受けました。エマーソンのことは名前呼び捨てなのに、彼より実年齢も見た目も若いヴィクトルがおじちゃん扱い。幼女って恐ろしいな、と思いました。
……家族のような親しみを感じている、ということにしておきましょうか(笑)。

中央レスリアがいかにも「中世ファンタジー」という感じの街並みなのに対して、サンテロールはかなり文明が発達して見え、別の国感があって良かったです。そして、現在は豪雪地帯ということで、色々風土が楽しめています。
まあ、せっかく緊急脱出的に転移したのだから、そのまま見知らぬ異星に行っても面白かったと思います。転移先がすぐ判明してしまったので、ワクワクしたり緊張したりする要素が薄れてしまったのですよね。TOD2で緊急脱出した後に味わう、居場所がわからない不安感と、過去から現代が改変されたとわかった時のショックは、今でも鮮明です。

その他、システム面の雑感。

クエストをやっていると、移動のファストトラベル機能が欲しくなります。
パーティスキルで、宝箱や敵の感知ができるようになるなど、自分で旅を快適にしていく作りは面白いです。ただ、最初は不便なのが、ちょっと難点かもしれません。

以前の日誌でも少し書きましたが、シームレスイベントは、イベントの始まりと終わりがわかりにくいし、カメラ操作がプレイヤーに一任されているので、キャラクターの動きを見逃すことがあって、ストレスが溜まります。
必ずフィデルが画面中央に来るのも、シーンによっては難点。サンテロールでの会話は、フィオーネやミキの間で進んでいくので、端っこで重要な話をされている変な構図になりました。フィデルが中央でよかったのは、旧呪印研究所のシーンくらいかな。

旧呪印研究所

もともと、私は演出にこだわるタイプなので、演出が付いていない箇所は好きになれません。
仕方がないから、自分で演出を付けようとしてカメラを回し、途中からフィオーネさんのお尻に注目してしまったりしています。そのせいで、話が頭に入らず、突っ込みどころの多いストーリーを気にせず遊べている可能性はあります……。

それから、街の人とすれ違う時に表示されるセリフを、まったく読めていません。街中を移動している時、操作キャラ(フィデル)を注視しつつ、右上のミニマップにも気を配っていて、目をフル活用しているので、吹き出しに反応できないのです。FF15で、モブまでボイス付きなことを無駄な贅沢だと思っていましたが、目ではなく耳を使って情報収集できるという利点があったのですね。

雑踏の会話をプレイヤーに読ませたいなら、AKIBA’S BEATが採用していた、吹き出しだけしばらく残るという方式が無難かな。あまり美しくないですけれど……。

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