本編クリアしました。
クリア時間48時間14分59秒。うち1時間はEDだと思います(笑)。何回もPSPの画面がスリープしました。
人間関係数は42(結婚33)。倒した魔物数は354匹。全入団者139名、うち戦死3人。再プレイなのに、1人余分に死んでいるのが恥ずかしいです。
最後に素敵な驚きが待っていて、「えーっ!?」と仰け反ったところで、お洒落で可愛いスタッフロールに突入する流れは最高ですね。
さらにPSP版では、別途PSP移植のスタッフロールも付いていました。作中のムービーシーンの継ぎ接ぎですが、オリジナル版の流れを崩すものではなかったと思います。
見所は、いのまたむつみ氏と藤原康介氏の名前があることでしょうか。加えて「Special Thanks」に川口忠彦監督の名前があることに、この位置なのかぁと思わされました。
最終戦に挑む騎士団員は、全盛期が終わった老人と、1090年代に慌てて誕生させた成長期中の若手ばかりで、接戦になるかもしれないと覚悟していたのですが、蓋を開けたら楽勝でした。
HP999(初回防御力5)のラスボスに対し、こちらの初ターンの攻撃力500(笑)。
攻撃補助を外しても362あるし、精霊召喚ラキシュ有り(攻撃力171+石化)。祈祷師は2人残していましたが、ラキシュがいるので、祈祷師戦法は使いませんでした。
ちなみに1113年の一般募集で、聖騎士(15歳)が初めて登場しました。今更過ぎるので、加入はさせなかったけれど、一応私のアクラル大陸にも聖騎士は生存していたようです(笑)。
そんなわけで、改めて面白かったです!
本編に関しては、矛盾する箇所もそのままという、忠実な移植でした。
かなり特殊なゲームだし、メッセージ性が強いために嫌いな人もいることは理解しているけれど、アクラル大陸と、そこで生きる人々がどうしようもなく好きです。
400歳を超えるのに青臭いブラッド団長を筆頭に、団員はもちろん、悪役も脇役も好き。メルヴィンのエピソードも最後にグッときます。使い捨てのキャラクターもいなくて、みんな破滅の予言に踊らされながらも生きて、そして死んでいった気がします。
まず、レッドが著した「イゴール・ナヴァロかく語りき」に、非常に興味があります。
精霊の胎動で取り乱していたイゴールが、どういう次第で過去をレッドに明かしたのかと考えると、SSになりそうだと思ったり。
多分、この台詞は熱く語ったものと思います。
そして、マールが仲間にならないパターン(パルとフィアのどちらかだけ仲間にした)のイベントを見て、ちょっと感動しました。
実はマールイベントのことは忘れていて、最後の日はバルクウェイで迎えようと思い、最後の予言の年に街を歩いていて発生しました。
マールに、彼が探していたご先祖様について語る本を渡して別れたあと、ブラッドがこう述懐するのです。
そしていつの日か、○○騎士団のことも
誰かが本に書き残すことがあるかもしれない……。
このイベントの直後に、EDのオチを見るのは贅沢な体験でした。
記憶し、語り継いでくれた者がいて、ブラッドたちの戦いが報われたと思いました。
トニー