今回は放送開始日のズレが激しく、今週末にようやく1話放送という番組がある一方、今夜3話放送という番組(アイドリッシュセブン)もあるので、観た分だけ先に書いておきます。
なお、今期は視聴確定タイトルがないので、当面お試し視聴が続きます。
アイドリッシュセブン
初回は2話連続放送。
「アイドルマスターsideM」が面白かったので、同じく男性アイドルもの&バンダイナムコのスマホゲームである本作も似たような雰囲気だろうか、と思って視聴しました。
実際に観た感じ、どちらかというと本作は乙女ゲーム寄りな印象。各々のアイドル志望理由が重そうな雰囲気を醸しており、結構シリアスな展開なのかな、と感じています。
また「プロデューサー」であるアイマスシリーズに対し、本作は「マネージャ」で差別化してるんですね。
おそらく、軸に主人公(紡)の成長物語があるのでしょうけれど、いきなり最初のライブで3000人規模の会場だとか、それに対して宣伝方法が一駅だけでフライヤー配り&素人感満載の公式サイトという部分に、頑張りではフォローできないものを感じます。この先も、紡が「努力」だけで評価されるキャラクターだと、私は見切ってしまうかなぁ。
でも紡に対して優しいアイドル7人の気遣いは、思わずニマニマするくらい可愛かったです。
担当アイドル7人は、1話のうちにセンターポシジョン且つ覚えやすい名前の陸と、三白眼ビジュアルが特徴的な大和は名前と顔が一致するようになりました。特に大和は、見た目と現時点で見せている性格がイマイチあっていないと言うか、不思議なキャラクターだなと気になっています。
グランクレスト戦記
異世界転生ものでなく真面目にファンタジー物は昨今珍しいので、一応視聴。
とりあえず、水野良先生は押しかけ女房ヒロインがお好きだなと思いました。
ただ、シルーカがテオを見初めた理由をもう少しちゃんと表現してくれないと、単に好色と噂の伯爵の下に行かずに済む理由付けに利用しているだけに見えます。
テオは典型的な巻き込まれ型主人公ですが、ちゃんと状況はわかった上で巻き込まれているところは好感が持てました。
ただ、全体的にもうひと押しが足りない感じ。
「君主(ロード)」の聖印を持つ者が、魔物を倒す代わりに領地を治める権利を持つ世界なのかな、と推察しましたが、冒頭の「混沌」云々でつまづく視聴者が多そうなので、もう少し世界観説明を盛り込んで欲しいところです。
2話以降で説明するのかも知れないけれど、1話の段階で脱落する視聴者もいるのでないかな……。