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PS4のシミュレーションRPG「グランクレスト戦記」体験版を遊びました。
https://grancrest.bn-ent.net

グランクレスト戦記 TRIAL EDITION

体験できるのは2章「交渉」の終わりまで。ストーリーとしては、原作1巻・TVアニメ4話のヴィラールに従属するまでです。

ヴィラール

思ったより長時間遊べました。次のイベントが発生する年月が決まっていて、時間制限があるゲームですが、体験版では特別仕様として、最終週になる前にバルギャリー殿下のお力で期間延長して貰えるので、遊ぼうと覚えばさらに長く遊べます。
しかし、システム要素が多すぎて、これだけ遊んでも面白いか否か判断ができない、という極めて不思議な体験版になっていました。

細かいエピソードも拾うストーリーと、興味深いif展開

導入は、文字の説明がある分、アニメよりわかりやすかったです。
結婚式で起きた混沌収束が、自然発生ではなく人為的なものだったという事実や、その後群雄割拠の状態になった理由は、このオープニングで初めて知りました。

オープニング

その後の展開も、アニメにあった出来事はほぼ盛り込まれている印象。
ただ、棒立ちで台詞のやりとりをするだけだったり、アクションが派手なシーンはモノローグで処理してしまうので、アニメ未見だと少し分かりにくい部分があります。

イベント

演出をつける予算がなかったのか、と邪推もしてしまいます。

原作IF展開があることはCMで匂わせていましたが、なんと体験版の範囲でもズレが生じており、ラシックがテオに従属せず在野に降ってしまいました。

セーヴィスを捨てる

私がアニメを6話まで観て、その後も録画し続けているのはラシック様が好きだったからなのに……!
ちなみに、その後セーヴィス王も倒せないという体たらくでした。こんな具合に展開の違いが色々あるなら、原作ファンほど楽しめるかもしれませんね。

できることは多いが面白さに直結していない印象の戦闘

第一弾PVを見て、RTSゲームらしい雰囲気に惹かれた本作。
しかし実際に体験してみると、確かに三竦みや部隊の侵攻ルートを決めるという要素はあるものの、操作キャラクターのアクションは自分で操作するなど、思ったより「無双」ライクなゲームでした。

ケルベロス

また、操作キャラクターを切り替えできることや、各キャラクターが技を発動する順番とつなぎ方が重要という点では、「ゼノブレイド」の戦闘にも似たものがあります。

戦術視モードで軍勢を動かそうとしても、すでに交戦中だと自由には動かせなかったり、戦場の全体像がよく見えないのが難点。
せっかく魔法兵や弓兵に高所を陣取らせても、敵を誘き寄せるという発想が味方側にないため、前衛は一度交戦状態になると敵陣の奥深くへ誘い込まれてしまいます。
結局、全員で突っ込んだ方が良いような印象を受けます。

乱戦

ーーそんなわけで、上記のようになにが起きているかわからない乱戦になってしまうことがほとんどでした。混沌災害を相手にしているときは、敵がモンスターなのでわかりやすいけれど、戦場となると敵味方とも兵種ごとに共通グラフィックを使っているため、一見しただけでは敵が優勢なのか味方が優勢なのか、まったくわかりません。

UIはちょっと複雑。使用ボタン数、画面切り替えが多くて慣れるまで混乱します。

仲間

味方の能力にしても、ステータス・スキル・装備・信頼度・部隊編成など管理すべき要素が大量。シミュレーションはこれが醍醐味だといっても、それぞれの要素がどう強さに結びついているか、体験版の範囲では実感できませんでした。

安定した領地運営

1章はチュートリアルを兼ねていて、あまり自由に動けませんが、2章は領地の内政も行えます。
次のイベントまでの期間が決まっているので、金だけでなく時間のやりくりもしないといけない難しさがあります。ここは、なかなか面白い部分だと思いました。本拠地の勝手な移動だけは戸惑ったけれど、これはストーリーモードでは致し方ない部分でしょう。

内政

熱意をもって善政を敷いたけれど、よく考えたら物語の展開上、最初の領土は絶対手放すんですよね(苦笑)。

体験版での評価は不向きな複雑怪奇ゲーム

さすがに大手販売ゲームということもあって、かなり細かいところまで充実させた作りになっています。
例えば、世界観については用語集があるので、原作未読でつまづくところはありません。混沌災害討伐後のテキストがTRPG風だったりするのは、水野良ファン向けの要素でしょうか。

その他、英雄(500人)集め、数値・スキルの差がある装備集めなど、とにかくたくさんのシステムが搭載された本作。要素が多いのにそれぞれがどう影響するのか直感的でないのが難点に感じました。
個々の要素が有機的に組み合わされば、面白いゲームに化けそうな気配はあるのですが……。

グランクレスト戦記体験版クリア

肝心の戦闘システムがまだ練り上がっていない印象で、とても惜しいゲームでした。
内政は比較的面白く感じたので、予定されている無料DLCでテオ以外を主人公にする「群雄割拠モード」が実装されたら、数少ないアニメ調のSLGとして価値が出てくるような気もします。そうしたら、ラシック様で天下統一したいような気持ちもあります。
でもその前に、原作を読むほうが先でしょうかね。触れた感じ、キャラゲーとしては出来が良さそうなので、原作ファンだったら楽しいゲームだろうと思いました。

PS4「グランクレスト戦記」(6月14日発売予定)のPVが発表されました。
http://grancrest.bn-ent.net

実は私がアニメを見たのも、アニメ化企画と同時にコンシューマー向けゲームを開発中と聞いたためです。タイトルに「戦記」と付くことから、戦略SRPGの可能性があるかな、と思って期待したのです。
結局、アニメは途中で視聴を打ち切ってしまったのですが、せっかくなのでゲームの第一弾プロモーションは拝見しました。

これは……まさかのRTSゲーム!?

ジャンルは「戦略級RPG」という訳のわからないものなのですが、動画の0:32〜1:07を見ると、「プレイヤーは部隊の進軍先をラインで描いて指示」「任意の部隊長を切り替えて操作」「部隊は自動で戦う」といったゲームシステムであることがわかります。
あれ、私が好きなゲームっぽい……!?
アニメ絵の立ち絵とイベントシーンが低クオリティに見えるという点はマイナスですが、国産ゲームでは非常に珍しいRTSという点で、急に興味が湧きました。

ちなみに、スマホアプリの方もなかなか凝っていて面白そうです。申し訳ないけれど意外過ぎて、二重にビックリしました。

難をあげるとすれば、主人公テオに魅力がないため、彼の物語の追体験に心惹かれない点ですね。
なぜPS4版もスマホアプリも、ストーリー追体験タイプのゲームなのでしょう。任意の君主を選んで大陸統一を目指すゲームだったら、発売日購入しちゃったかもしれません。いや、ラシック様主人公で遊べるだけでも、買いますよ。

そんなことをブツブツ言いつつ、様子見リストに追加することとなりました。
積んでるゲームが色々あるのに、6月にこれを買っていたら、笑ってやってください……。

アニメを観るぞという意欲を保てず、半分脱落。

りゅうおうのおしごと!(第2〜4局)

http://www.ryuoh-anime.com

3話は丸々対局で緊張感がありました。
女流棋士がプロ棋士とは別物である現実をきちんと語っているところや、駒落ちとはいえ女児がタイトルホルダーに勝ってしまうような安易な展開でなかった点は良かったです。ただ、数秒映し出される駒の配置だけでは、私には各々が何を思って手を指しているのかまでは読めず、対局の面白さが伝わってこないのが残念です。

なお、ハーレム展開は許容範囲ですが、あいの母親のような理不尽な要求や、何度も織り込まれる「エッチな勘違い」ネタが不快なのは変わりません。
4話は割と気楽に見られたので、あいちゃんがあまりメインじゃない方がいいのかも(笑)。

グランクレスト戦記(2〜4話)

http://grancrest-anime.jp

世界観説明を碌にしていない上、話が進むごとにダイジェスト感が加速しています。あまりに展開が早すぎて若干ギャグアニメに見えたり、理解したければ原作を買え!と言う幻聴が聞こえたりします。戦死したネーマンはいつ配下になっていたのか? テオに救われたエピソードなんて記憶がないぞ? と文句を言いつつ、まだなんとか付いていけています。
3話までは、領主の立場で勢力を伸ばしていく話になるんだろうと思わせておきながら、4話の結末で一騎士に落ちるという急展開を見せたことで、面白くなってきました。

シルーカの義父の発言が、悉く「ごもっとも」とお返ししたくなる正論具合なのが良かったです。

覇穹 封神演義(2〜3話)

http://www.tvhoushin-engi.com

圧倒的ダイジェスト感という意味では、「グランクレスト戦記」に負けていない本作(笑)。そこを競われても困るのですが……。ちなみに、グランクレストは世界地図を視聴者に全く提示することなく国取り物語を展開し、封神演義は場面切り替えの度に不要な大陸地図を見せるので、演出を逆にしたほうがいいと思いました。

八木原一恵編訳の「封神演義」前編(集英社文庫)を読んだので、一応キャラクターは把握できるようになりました。
反面、エピソードの順序がこれでいいのか疑問も出ました。次回予告を見ると、これから伯邑考のエピソードをやるようです。ということは、姫昌は朝歌に囚われている状態ですよね。その時点で離反した飛虎が西岐に行くのは変だし、飛虎を失った状態で姫昌を解放するという選択肢も有り得ないことで、話の辻褄が合うのか心配になります。

ダーリン・イン・ザ・フランキス(2〜3話)

http://darli-fra.jp

今のところ4作の中では一番安定して面白いです。が、3話の時点で飛び抜けて惹きつける展開もないかな、というところ。
子供達の初陣がありましたが、フランキスが女性体ということもあって、ロボット物にしては「可愛い」という印象でした。
なお、主人公がウジウジタイプであることを懸念していましたが、ヒロに関しては意外と平気です。ステイメンにならねばいけないという強い意志がある点で、多少緩和されているのかもしれません。
しかし、次回ゼロツーとヒロが一緒に乗っても、ちゃんと同調できるのか?という心配は湧き起こりました。

今回は放送開始日のズレが激しく、今週末にようやく1話放送という番組がある一方、今夜3話放送という番組(アイドリッシュセブン)もあるので、観た分だけ先に書いておきます。
なお、今期は視聴確定タイトルがないので、当面お試し視聴が続きます。

アイドリッシュセブン

http://idolish7.com/aninana/

初回は2話連続放送。
「アイドルマスターsideM」が面白かったので、同じく男性アイドルもの&バンダイナムコのスマホゲームである本作も似たような雰囲気だろうか、と思って視聴しました。
実際に観た感じ、どちらかというと本作は乙女ゲーム寄りな印象。各々のアイドル志望理由が重そうな雰囲気を醸しており、結構シリアスな展開なのかな、と感じています。
また「プロデューサー」であるアイマスシリーズに対し、本作は「マネージャ」で差別化してるんですね。

おそらく、軸に主人公(紡)の成長物語があるのでしょうけれど、いきなり最初のライブで3000人規模の会場だとか、それに対して宣伝方法が一駅だけでフライヤー配り&素人感満載の公式サイトという部分に、頑張りではフォローできないものを感じます。この先も、紡が「努力」だけで評価されるキャラクターだと、私は見切ってしまうかなぁ。

アイドリッシュセブン

でも紡に対して優しいアイドル7人の気遣いは、思わずニマニマするくらい可愛かったです。

担当アイドル7人は、1話のうちにセンターポシジョン且つ覚えやすい名前のと、三白眼ビジュアルが特徴的な大和は名前と顔が一致するようになりました。特に大和は、見た目と現時点で見せている性格がイマイチあっていないと言うか、不思議なキャラクターだなと気になっています。

グランクレスト戦記

http://grancrest-anime.jp

異世界転生ものでなく真面目にファンタジー物は昨今珍しいので、一応視聴。

とりあえず、水野良先生は押しかけ女房ヒロインがお好きだなと思いました。
ただ、シルーカがテオを見初めた理由をもう少しちゃんと表現してくれないと、単に好色と噂の伯爵の下に行かずに済む理由付けに利用しているだけに見えます。
テオは典型的な巻き込まれ型主人公ですが、ちゃんと状況はわかった上で巻き込まれているところは好感が持てました。

ただ、全体的にもうひと押しが足りない感じ。
「君主(ロード)」の聖印を持つ者が、魔物を倒す代わりに領地を治める権利を持つ世界なのかな、と推察しましたが、冒頭の「混沌」云々でつまづく視聴者が多そうなので、もう少し世界観説明を盛り込んで欲しいところです。
2話以降で説明するのかも知れないけれど、1話の段階で脱落する視聴者もいるのでないかな……。