アニメを観るぞという意欲を保てず、半分脱落。
りゅうおうのおしごと!(第2〜4局)
3話は丸々対局で緊張感がありました。
女流棋士がプロ棋士とは別物である現実をきちんと語っているところや、駒落ちとはいえ女児がタイトルホルダーに勝ってしまうような安易な展開でなかった点は良かったです。ただ、数秒映し出される駒の配置だけでは、私には各々が何を思って手を指しているのかまでは読めず、対局の面白さが伝わってこないのが残念です。
なお、ハーレム展開は許容範囲ですが、あいの母親のような理不尽な要求や、何度も織り込まれる「エッチな勘違い」ネタが不快なのは変わりません。
4話は割と気楽に見られたので、あいちゃんがあまりメインじゃない方がいいのかも(笑)。
グランクレスト戦記(2〜4話)
世界観説明を碌にしていない上、話が進むごとにダイジェスト感が加速しています。あまりに展開が早すぎて若干ギャグアニメに見えたり、理解したければ原作を買え!と言う幻聴が聞こえたりします。戦死したネーマンはいつ配下になっていたのか? テオに救われたエピソードなんて記憶がないぞ? と文句を言いつつ、まだなんとか付いていけています。
3話までは、領主の立場で勢力を伸ばしていく話になるんだろうと思わせておきながら、4話の結末で一騎士に落ちるという急展開を見せたことで、面白くなってきました。
シルーカの義父の発言が、悉く「ごもっとも」とお返ししたくなる正論具合なのが良かったです。
覇穹 封神演義(2〜3話)
圧倒的ダイジェスト感という意味では、「グランクレスト戦記」に負けていない本作(笑)。そこを競われても困るのですが……。ちなみに、グランクレストは世界地図を視聴者に全く提示することなく国取り物語を展開し、封神演義は場面切り替えの度に不要な大陸地図を見せるので、演出を逆にしたほうがいいと思いました。
八木原一恵編訳の「封神演義」前編(集英社文庫)を読んだので、一応キャラクターは把握できるようになりました。
反面、エピソードの順序がこれでいいのか疑問も出ました。次回予告を見ると、これから伯邑考のエピソードをやるようです。ということは、姫昌は朝歌に囚われている状態ですよね。その時点で離反した飛虎が西岐に行くのは変だし、飛虎を失った状態で姫昌を解放するという選択肢も有り得ないことで、話の辻褄が合うのか心配になります。
ダーリン・イン・ザ・フランキス(2〜3話)
今のところ4作の中では一番安定して面白いです。が、3話の時点で飛び抜けて惹きつける展開もないかな、というところ。
子供達の初陣がありましたが、フランキスが女性体ということもあって、ロボット物にしては「可愛い」という印象でした。
なお、主人公がウジウジタイプであることを懸念していましたが、ヒロに関しては意外と平気です。ステイメンにならねばいけないという強い意志がある点で、多少緩和されているのかもしれません。
しかし、次回ゼロツーとヒロが一緒に乗っても、ちゃんと同調できるのか?という心配は湧き起こりました。