超・展・開! ……って、こういう時に言っても良いですかね。
折角の回なのに、コンテと作画崩れが酷くて呆然としてしまいました。脚本も良くはなかったですが、戦犯は絵の方かなと。
戦闘、動く部分は動いていたけれど、コンテ次第でもっと巧く見せることが出来た筈です。殆ど一対一の描写が続くだけで、一対多だった1期ドルアーガ戦の迫力はなし。特に、武器を構えてホワイトアウト、は個人的にアニメでやって欲しくない演出の一つなので、非常に脱力しました。
作画は、場面ごとに顔も道具の大きさも違うので、これはもう崩れと明確に言って良いですよね。GONZO制作スタッフのリストラが波及してるのかなぁ。2期は時々崩れるなぁと思っていましたが、ここまで愕然とするレベルは今話が初めてでは。

取り敢えず、ニーバが左胸を貫かれてあれだけ出血して死んでないのはおかしい。瀕死なら放置しないで、誰か省みてあげて欲しい。仮に、ジルは既にニーバが死んでいると認識していたにしても、ギルを倒した後に遺体に縋るくらいはするのが人情では。サキュバスが焚き付けると同時に力を吹き込んだ、等と自己解釈で補完可能ではありますが、もしそうだと言うなら描写して欲しいし、そうでないと言うなら脚本と演出の粗だと思います。
マイトをヘナロが操ってしまったのは残念でした。カリーの遺言は、伏線消滅なのか、7話ラストの攻撃を引き起こすためだけの物だったのか?
最後のギル&カイのやりとりだけは、良かったかな。
後はギルへの一撃。全く眼中に入れてなかった小物に倒されると言うのは、神話時代からの定番パターンで結構好きなので、これは可。ただ、ウラーゴン様はいつか化けると信じていたけれど、まさかこんな重要な役目を果たすとは思いもよらず、吃驚です。

最後まで見てあれ?と思ったのですが、お風呂、脚本中になかったですよね。珍しく次回予告で告知していたのに、提供バックだったと言うオチ。

あと1話でどう纏めるのか、次回を見守ります。
と言いつつ、イシター神のデウス・エクス・マキナだったらどうしよう、と頭抱えてますが。

ここまで書いて、10話の感想を書いてなかった事に気付きました。

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