• 2007年登録記事

本日は、ミュージカル「テニスの王子様」Absolute King 立海 feat. 六角 ~Second service を観劇してきました。

六角日替わりゲストはダビデ。feat.と言っても、六角の出番は解説役と、ラストに比嘉中対戦シーンがある程度。一幕はダビデなのに駄洒落が全く飛び出ないくらい説明台詞中心で、後半にようやく駄洒落が入って、さむーい洒落なのに、待望していた会場中が思わず拍手したくらいでした。

と、いきなりメイン外の話から入ってしまいましたが、今回の立海戦後編は、2回に分けただけあって、一試合ごとが内容濃く、試合をしてる感じに溢れていました。
そういえば、今回はテニミュ不文律「青学の公演テーマ歌から始まる」を破り、立海の歌から開始しましたね。その他にも、これまでのテニミュ的でないと思われる部分がいくつかありました。

三代目青学メンバーは、最初からある程度キャラの完成度があって、安定していましたが、やはり公演を経ることでの成長は凄いですね。
今回で、またも乾にハマりました。
元々青学では一番好きなキャラクターで、今回はS3と言う最大の見せ場試合があると点は大きいのでしょうが、これまで微かに感じていた体付きの頼りなさが払拭され、高速サーブを打つ長身プレイヤーと言う絵的な説得力がありました。ただ、初代や二代目と違い、あくまで「格好いい乾」を演じたのが三代目の特徴でしょうか。S3の試合を最後まで格好良く決めてくれたので、惚れ込みつつ乾ファンとしては物足りなく思ったり。でもその後、不二のデータを取ろうとして譫言のように「データ…」と言いつつ這い出てきた姿に安心しました。初代は乾汁を飲ませる事を生き甲斐にした人、二代目は変態、三代目はデータ偏執狂、で良いのではないでしょうか!(断っておきますが、三人とも大好きです)
でも乾と柳の子供時代の回想は、いきなり子役映像だったことに唖然とし、棒読み演技に顎が外れました。あれだけ改善して欲しいなぁ。

S2、S1はそもそも原作の試合展開を良く知らないので、こんな流れだったのかぁと新鮮な気持ちで観戦。失明した不二が勝ってしまう超展開は漫画として許せるけれど、一度体力が尽きたリョーマがその後何度も盛り返すS1は、今ひとつ試合の運びが分からなかったです。

今回、青学メンバーが柳下くんを除いて卒業と言う事で、ちょっと心配だった私は何度か彼をチェックしてみたのですが、ダンスが巧いかな、と初めて彼を評価するポイントを見つけました。ただ、舞台での線が細いのは否めません。これから海堂の気迫を習得していって欲しいものです。
立海は、幸村の歌が成長していました! 感動です。ただ、立海全体は感動させる方向でなく、手術の話をしている際に背景として幸村を寝かせた台が通過するだとか、突然冬服に着替えて回想を始めるだとか、風林火山の歌だとか、割と面白い方向に進化していましたが……。
そして、今回顔見せに登場した比嘉中の二人は、驚くべき完成度でした。キャスト挨拶に至っても「キャラとして」の挨拶に留め、キャストの素顔は覗かせなかった二人。きっと次の、彼らに取って本公演となるだろう回の時には、はっちゃけてくれるのでしょうが、最後までキャラを崩さないと言う姿勢は、とても好感でした。
少しだけ描かれた比嘉VS六角で、剣太郎と知念の間にダビデが割り込む振り付けがあり、それが剣太郎を庇うように見えて、六角中はこういう人間関係が良いんだと細かい所でにやり。その後、自分が詰め寄られると剣太郎を「試合に戻れよ」と言わんばかりに押し出す所も更ににやり。

やや構成がシーン飛び飛びだったり、同じような構図を取る場面が多かったりする点が個人的に気になりましたが、全体的に、三代目集大成として、とても楽しい舞台でした。
それだけに、カーテンコールが「On my Way」ではなかったことは少し寂しかったです。

観劇後はご一緒していたこたつきさん、開夢さんとテニミュ耐久3時間カラオケ。で、実はこちらの最後に「On my Way」を入れたので、公演で歌わなかった事は良しとしました。

シンフォニアOVA2巻、無事受け取れました!
もう駄目だろうなと思いつつ帰宅したら、ちょうど配達の方が引き上げる所にばったり遭遇。遅くまで配達有難う佐川急便! 職場でもいつもお世話になっています。

取り敢えず本編だけ見ました。
相変わらずクラトスの行動にいちいち笑えます。矢鱈と高い所に立ってみたり、船上でロイドと稽古して周囲から拍手されちゃったり、お茶目な傭兵です。
お話の方は、あと2巻しかないのにこんなペースで良いのかと言う、予想の逆をいく遅い歩み。マグニス様の登場はやや無理矢理感を感じましたが、この分だとクヴァルもちゃんと登場しそうだと密かに期待もできました。
ただ、良い出来とばかりも言えません。
しいなが何をしたい人なのか、この巻では全然見えて来ないのはやや問題ですね。結局、宿屋の段階でコレットを殺さなかったのは自分の意志で引いたんですよね? その後一度助けてから殺しにかかる辺りも、行動と思想が一致していない人物になってしまっています。サービス登場のゼロスシーンはなくても良かった気がします。
後は、シルヴァラントが滅びを目前としているという設定と、妙に牧歌的なカットのちぐはぐさが少し気になりましたが、これはゲームでもそうでしたしね。

いきなり悪い所から入ってしまったので良かった所も。
駆け出すロイドとコレットで、ロイドの方が断然スピードが早い事にウケました。ちゃんとゲーム通り。とても親密な描写で、コレットは可愛いなーと、また皆さんと叫びたい気持ちがウズウズ涌き出しました。
リフィル先生は、遺跡モードの凄い動きとか、水場で青ざめるとか、全国の先生ファン納得のネタ満載っぷりでした。ジーニアスはなんか、相変わらず笑いの方向にいってましたね。
カットを覚悟していた剣術指南が入っていたのも嬉しいです。
ちなみに、ホーリーソングはゲーム効果と全然違うので何が起こっているのか分からず、羽が舞い出した時点では、これからジャッジメントが降るのかと思ってました。

このOVAは、全4巻でシルヴァラント救いの塔までだな!と、とても良く分かる2巻の内容でした。全国のプレセア&リーガル氏ファンの皆さま、ごめんなさい。
いや、それ以前にユアンさまの出番が……ないのかな……ないのか…な……。

特典映像については、また後日、観てから簡単に感想上げたいと思います。

視力が下がりました。
がっくり。

月組東京公演(カード会社)のチケット当落結果が来たのですが、落ちてました。
がっくり。

で、明日シンフォニアOVAの発売日ですが、受け取れない予感がひしひしとします。見られるのは12日くらいかも知れません。
三度がっくり。

本当に「カラブリ+(BLEACH公式ブートレッグ)」を買ってきました。
全国の死神に飢えてる諸兄必見ですね。時期が旅禍事変後のため、三番隊隊長は全く登場しないのですが、ところどころで存在感を感じられました。取り敢えず裏切り三隊長は、所在不明ということになってるんですか? ソウルソサイエティ編後の原作展開を知らないので、よく分かりません。

十三隊総覧で、目当てだった「干し柿」に関する情報を確認しました。自分で作って他隊に配るなんて可愛過ぎます。柿の木は「桃栗三年、柿八年」と言うくらいですが、死神だから八年なんてあっという間ですか。でも好物を広くお裾分けする性格だとは思いませんでした。そして、日番谷隊長は干し柿配給が原因でギンが嫌いだったんじゃないの、と新たな疑惑が生じたのでした。
ちなみに、全ページ中一番ウケたのは、その日番谷隊長の「華麗なる結晶 休載のお知らせ」でした。

置いて行かれたイヅルが、案外無事に生きてるので、ホッとしたような、拍子抜けしたような感じです。
「僕の考える男らしさ」を全て詰め込んだ伝令神機がアレだったので、隊長を男らしいと思ってたんだとビックリ。ギンが男らしい人だとはあまり思わないけれど(もちろん、女々しくもない)。
匿名の俳句は、イヅルでしょうか。ギン本人ではない気がします。あんな殊勝な句を詠むとは思えないので。

なんにせよ、もっと内容の薄いファンブックかと思ったら、本編漫画単行本一冊より読むのに時間掛かる内容の濃さで、面白かったです。

カラブリを買って来ようかなぁ……と悩み中です。BLEACHでSSを書くことはないと思っていたけれど、干し柿ネタでSS書けそうな気がします。
相変わらず作品自体にはまったく興味なく、ギンだけ目当て。
この傾向、「BASTARD!!」のマカパインに感じるジレンマと全く一緒です。
ジャンプでBから始まる作品は、私を「作品はどうしようもないのにキャラが好き!」と言うジレンマにたたき落とすのが巧いのかもしれません。まぁ、BASTARD!!の方は話の展開がどうこうと言うレベルすら超えているので、真面目に毎月連載しているBLEACHと比べては失礼ですが。