• 2010年登録記事

近年になって視力が落ちた事と、眼を酷使する仕事についているために、良くないと思いつつ目薬を注すことが増えてきました。
同じものを連続使用すると効果が悪くなる気がするので、新しい物を買う時は前回と異なる銘柄を買うのですが、色々と使っていくうちに、結局どれが良かったのか印象が曖昧になって来てしまっています。
そこで、趣味と実益を兼ねて、「眼の疲れ、かすみ」に効くタイプの目薬の使用感等を書き留めておこうと思い立ちました。

一応お断り書きとして……
あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話も出来ません。

と言うわけで1回目は、現在一番手元にあった参天製薬の「サンテザイオンV3」です。
http://hitomi-sukoyaka.com/product/sante_xyon_v_3.html

充血時に効く「サンテザイオン」を頼りにしているので、その流れで何度か買った商品。
液の色は無色透明。
クール系ではないので「沁みない」けれど程々にすっとして、じんわり「染み入る」感じがあります。
疲労回復系目薬の優しく解すのではなく、ちょと引き締まる感じが独特の使用感。ちょっとだけリフレッシュして、直ぐ仕事に戻りたい時には有効です。
但し内容量に対してやや高めの値段帯(平均購入価格880円)と、乾いた後に眼の端が少し引っ張られて痒いような感じがあり、最近は使用を控えているところです。
目薬は注したあと、味を感じることがあるのですが、これは喉の奥に苦甘い感じが残る事があります。

有効成分なども書いておこうかと思いましたが、上記公式サイトが詳しいので割愛します。

http://tog-f.namco-ch.net/
公式サイトがオープンしたので、これで移植について触れられる、と思ったら中身が何もありませんでした(笑)。
勿論私自身は、皆さまご存知の通りPS3未所持ですので、遊ぶ事はないのですが、追加のED後エピソード以外にどんな変更が入るのかはちょっと気になるところです。

宙組公演「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」16:00(VISA貸切)観劇。

再びSS席。しかも2列目。前回以上にとんでもない至近距離でした。
その席において、事実にしてはファンタジー過ぎ、錯覚だとすると痛々しい発見がありました。

  • 銀橋を通ると香水と思しき良い匂いがする。
  • 橋のセンターに立つと、瞳から星が飛ぶ。

後者は照明の加減なのでしょうが、気付いた瞬間、「少女漫画の世界だ」と思いました。
また、これだけ至近距離だと、探していなくても知っている顔を見て「ここに出ていたのか」と分かって楽しいですね。思ったほど上を向く感じではなかったので、安心しました。
しかし全貌は全く見えないので、1回しか観ないのであれば、もう少し後方の方が良さそうです。

鳳翔大のウィンク攻勢が凄まじく、一場面で何度ウィンクを飛ばすつもりなのか、計測したくなりました。あれだけアピールできると言うのも、一種の芸ですね。
しかし、私にピンポイントなウィンクを飛ばしてくれたのは、ウィンク連発の鳳翔でなく蓮水ゆうやだったのでした。
ちーちゃん、有難う! ときめきました!
実は、北翔海莉のソロでのアピールにも少しだけ期待していましたが、ちょっと位置が違いました。
また、今日は蘭寿とむが太陽族でもの凄い勢いの投げキスを連発していました。あんなアピール、前回までにあったかしら?

ショーの振り付けが一部変更されていました。
「太陽の戦士」で蘭寿が大空を持ち上げる箇所と、3組デュエット。
デュエットダンスの変更は、私の記憶との擦り合わせでは下記の通りです。

  • 蘭寿&すみれ乃ペアの大階段を下りた直後の軽いリフトがなし
  • 3組揃って正面向きに娘役が手と片足を上げて軽く伸びるような乗り方をする振り付けがトップコンビのみ
  • 3組の大技リフトがトップコンビのみ

思ったより変更による印象の違いが大きくて、正直に言えば残念でした。

ちなみに、休憩時間の抽選会は桜木みなと。
芸名の由来を聞くのは2回目のような気がするので、前にも抽選会に出ていましたよね。ショーでの見所として自分の立ち位置を説明するなど、なかなか可愛い売り込みをしていて、思わずオープニングで探してしまいました。

後は細かい事。

ナポリ行きの銀橋芝居で、ハーディ@悠未ひろが額に大汗をかいている横で、ネルソン@大空祐飛は涼しい顔をしていました。
どういうわけか、近付くほどに大空祐飛と客席の間に次元の断層を感じます……。

パレルモの下手で繰り広げられている小芝居が面白いです。上手はウィリアムの表情の演技が凄い。真ん中の芝居はDVDに収録されるだろうと割り切って、このところ脇見が多くなる一方です。

エドマンド@風莉じんに泣かされるのは、もう諦めました。

未だに愛月ひかるの顔が覚えられないことに、我ながらびっくりします。ショーになってジョサイアの扮装を解かれると、一度も発見できません。
結局、美形であることと好みに合うことは必ずしもイコールでないんですね。

ダンス作品「空白に落ちた男」19:30回観劇。
初演の評判が良かったので、気になっていた舞台。再演を知り何とか時間をやりくりして行ってきました。

初めてのパルコ劇場。
チケットを取った段階で、私が今まで行った劇場で最小サイズの箱だなと思っていましたが、実際に行ってみると座席表で受けた印象より、広かったように感じました。
すごいキツイ傾斜だったので、後ろの方で観劇すると少し怖そう。
でもこのくらい段差があると、前席の人の頭に視界が影響されないので、とても嬉しいですね。

結論から言うと、実に面白かったです。
解釈が出来ないので、作品自体の善し悪しは私には語れませんが、パフォーマンスとしては、とにかく凄いものを観せられました。
パンフレットにはダンス作品と書かれていたし、ダンス中心なのかなと思いながら観に行ったけれど、やっぱり芝居であり、でも芝居じゃない。
一体、何が正解なのか?
そもそもどういう話なのか?
全然分かっていません。

殺人事件を追う刑事の物語を軸に、関係があるのかないのか謎のエピソードがオムニバス的に挿入される構成であると読み取りました。
セットは固定で、机と椅子の位置が変わる程度なのですが、演技が始まると直ぐにどんなシーンなのか伝わってくる表現に感嘆しました。
個人的には、宿屋の一幕と、それに続く居場所を失った男と二組の夫婦が一番面白くて好きです。
唯一セットを大きく動かした図書館は、照明やテンポの合わせ方も相まって、実に格好良かったです。
書架が通り過ぎる一瞬に死体が消えたのは、一体どんな動作なのでしょう。
暗転しているうちに音もなくキャストが入れ替わり、セット配置も変わっている様は、現実を観ていると言うより、正に空白に落ちた感覚です。
張り詰めた緊張感の中に、意外とふんだんなユーモアがあり、85分間大変集中した時を過ごしました。

首藤康之氏は動きがものすごいなめらか。バレエダンサーらしい美しさに、長身と野性味のある顔立ちが不思議な魅力を生み出していました。
小野寺修二氏は「間」が抜群。また、持味が小市民的で、一服の清涼剤になっているところが多くあったように思います。
新キャストの藤田善宏氏は、ちょっと主張の強さが気になりました。首藤氏と入れ替わったりする暗示的な役だと思ったので、もう少し普段は埋没してるほうがジワジワ来たのでないかしら。ただし、この舞台の求めるところとは違うかも知れません。
女性二人は、かなり個性的なキャラクター。体当たり的で、性は全然感じないのが面白いですね。

これは、実物を観ていないとまったく語れない作品ですね。観ておいて良かったと思います。