• 2010年登録記事

バームクーヘン専門店が「ねんりん屋」とは、巧い店名だなと思います。
商品コピーも「成程」と思わせるもので、「“バームクーヘンのフランスパン” マウントバーム(しっかり芽)」と「“バームクーヘンのカステラ” ストレートバーム(やわらか芽)」の2種類。

マウントバームは、西武池袋店限定「ほっくり仕上げた焼きいも(マロン)」をチョイス。
外側の砂糖がちょっとカタ過ぎ(固過ぎ&過多過ぎ)な気がしました。
栗の微かな苦味が残る、好みの分かれる味。普通の味で食べ直した方がよさそうです。

ストレートバームはその日の内消費の「極上のたべごろ」で食べてみました。
見た目はこちらの方がいわゆる「バームクーヘン」。確かに、カステラ風でふっくらした食感。でも、口の中が乾いたりモソモソとした食感が残るようなことはなく、適度な湿度感があります。
日持ちするタイプとどう違うのか、食べ比べてみたいですね。

どちらも、味自体は薄めに感じました。
個人的には、お値段相応に美味しいけれど、行列して待ってまで購入するなら、ユーハイムで充分かなぁと思いました。
新宿伊勢丹店に開店したホレンディッシェ・カカオシュトゥーベにもそんなに感心しなかったし、バームクーヘンって難しいお菓子ですね。

私が一番思い入れがある一次創作ネタは、たとえ何年停滞していようと「AKC」であり、そして根からのゲーマーなので、院をテーマにしたゲームと言うものは当然のように何パターンも考えてきました。
PCはキャラメイキング制で、院の学生と言うタイプが基本ですが、導入シナリオは何種かあります。
今日はそこから2つ掲載してみます。

●とある世界(地球的なイメージで)の危機を救う実習、が最終目的。
勉学に励み、力を付け、実習を成功させることを目的に日々を過ごす。
実習は、自力で解かねばならないので、院の日々でステータスを成長させた上で、推理力などを働かせつつ進める必要がある(ステータスにより、選べる選択肢やその成功・失敗の結果が変化する)。
実習に行かずに、リミットまで延々院で過ごし続けてもOK。また、実習はいつでも挑戦可能になっているので、初日から受けにいく事も可能。
目的が適当で、凄くまったりした展開になりそうな話。ゲーム性を高めるならば、ライバルを登場させてどちらが早く自己育生に成功し実習を成功させるか……などと思いましたが、そうなるともの凄くアンジェリークであることに気付きました(笑)。

●幽霊モノ。
PCは意識体。他人に乗り移りながら、自分探しをする。
憑依している間は、その人の能力を使う事が出来る。憑依されたキャラは、憑依されている事に気付かない。接触すると「触れた相手に憑依する/今の肉体に留まる」を選ぶ事が出来る。
ちなみに、誰かに憑依した状態でフォウルに見付かるとゲームオーバーになる。
乗り移ったキャラとしてロールプレイして過ごす、のも面白いかなぁと思っていました。しかしPCの正体などは全然検討してないので、お話に出来る状態ではないただの空想です。

 耳元に口を寄せ、餓えた心の亀裂を広げる毒を流す。
「仇を取る機会、逃すなよ」
 今や兄は大空を飛ぶ黄金の隼に魅せられるあまり、足元の危険に気付いていない。もし断崖から落ちたとしても、天を仰いだままでは、突き落とした相手を認識しないだろう。
 ――隼を打ち落とす必要があった。
 耳打ちした相手は、昏い視線でリュシアンを一瞥すると、慇懃に応えた。
「……言われるまでもないことです」
 男がその上着の内に隠し持つ狙撃銃は、隼狩りだけを目的に磨き続けたものである。標的を見付ければ、必ず仕留めるだろう。
 だが、飼い主――兄が暗殺を指示しないことを、リュシアンは知っていた。
 忠犬か、狂犬か、男が試される時が来る。
 その時リュシアンも、兄の弟か、一人の男か、世に試されるだろう。


宙組公演「トラファルガー」東京追加演出シーン、「オーレリーに耳打ちするリュシアン」より。

10場だけの印象で語ると、「ネルソンが負傷」と知って和平を申し出るナポレオンは、純粋にネルソン不在の英国と戦う意義を感じなかっただけで、それが罠になったのは結果論なのでは、と感じます。
そのあと悪役風の演出があるので、全体の印象は悩まされますが……
少なくとも、オーレリーに暗殺は命じる気は全くなかったように見えます。

リュシアンは、兄がネルソンに気を取られていた方が簒奪し易いと分かっているけれど、それでは意味がないと思っている。
野心家だけど、ブラザーコンプレックス。そんな勝手なイメージです。

先日紹介したブラウザゲーム「Arcuz」をクリアしました。

随分時間が掛かりましたが、実は、ラストダンジョンで行き詰まったことで育成の失敗を実感し、最初からやり直していました。
ステータスをラックに振り分けるのが要なのかな、と思います。アビリティ上昇の本を入手したので、実は使わなかったアビリティが2残っています。
また、一回目では殆どお目にかからなかった黄金宝箱を何度か手に入れることで、冒険がとても楽になりました。
ラスボス撃破の最終ステータスは、下記の通り。
Strength 83、Agility 88、Constiutution 86、Luck 99。
「剣聖ストーム」と「マジック属性放射」を主軸に戦いましたが、そこに至る前の戦いでは「究極のマジック属性放射」の方にお世話になりました。
装備は黄金または+2〜4で、合成効果てんこ盛り。
武器は剣ですが、ReqLv21の「+4 Sword of Curse」を結局最後まで愛用。と言うのもこれ、黄金アイテムなので、ReqLvが高い剣よりも攻撃力が高かったのでした。
逆に、鎧も黄金アイテムをしつこく使用していましたが、最後にそれより防御力の高い「+3 Armor of Knight」を入手したので、合成効果を付け加えて入れ替えました。
ちなみに、装備品で一番売値が高いのは「+4 Boot of Brave(特殊効果+30% SP Bonus、+30% HP Bonus、+9 Magic Resistance)」でした。黄金装備より高価なのは意外ですが、ReqLvが高い方が基礎販売値が高いということでしょうか。
自分ではかなりやりこんだけれど、本を入手しまくって、更にもっと性能の良い黄金アイテムを手に入れるまで遊べば、桁違いに強化できるんでしょうね。

エンディングはありましたが、〆が「To Be Continued」で、諸悪の根源も倒してないので、本当はもっと構想があったのでしょうか。
なお、ラスボス撃破後の暗転直前、中身が「Sword of Blood」の宝箱を拾ったのですが、続きからプレイを選んでも入手できていませんでした。他にラストバトルで入手したアイテムはちゃんと反映されていたので、ちょっと残念。どういう性能の武器か確認してみたかったです。

レベルが直ぐMaxになってしまうことや、ストーリーが未完のこと、敵の物量作戦で延々悩まされるあたりは少し残念ですが、それでも、良く出来ていてコレクター気質も物凄く刺激される、面白いゲームでした。