• 2015年登録記事

原田マハ著「キネマの神様」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
歩は、父ゴウをギャンブルから遠ざけるため、映画ブログを始めさせた。ゴウの素朴で優しい評に対し、ある日H.N.ローズウッドなる人物が切れ味鋭い批評を書き込んだことから、ブログは2人の公開討議場になって大評判となる。やがて2人の力は閉鎖しかけていた名画座を救うが、ローズウッドは病死してしまう。気落ちしたゴウを誘った名画座は、タイトル前に2人の名をクレジット(The Name above the Title)して2人の愛する映画を上映する。

最後まで読んで「The Name above the Title」という副題に納得し、映画が観たくなる一冊。
作中、キーとなる映画が幾つかあるので、その内の1つでも見ていると、その記憶が刺激されて感動が蘇って来て、より楽しめると思います。

最初は非常に遅々とした話で、どんな展開になるのか見えませんでしたが、ブログが始まったところから一気に面白くなり惹き込まれました。
トントン拍子に事が進むので「そう巧くはいかないぞ」と思うけれど、物語なんだから構いません。
唯一、時系列が前後する箇所があるの、必要もないように感じて、あまり好ませんでした。

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電撃コミックス「GOD EATER -side by side-」
http://maoh.dengeki.com/try/ge-sidebyside/

ゲーム「GOD EATER」(無印・BURST)本編より過去を描いた漫画。
NPCキャラクター大森タツミを主人公に、防衛班(第二部隊・第三部隊)を描くストーリーということで、BURSTしか遊んでいないけれど班長好きであるからには抑えておこう、と思って発売日から一か月遅れで入手。
プロローグ+4話分という短さが残念でしたが、TVアニメではモブレベルの出番しかなかった第三部隊もメインで活躍しているので、防衛班NPC好きなら楽しめると思います。

班長は前向きで根から明るいタイプだと思っていたので、任務に一杯一杯で肩の力が抜けていない感や落ち込みが激しいところは少し意外でしたが、まだ成長し切っていないと思えばこんなものかな。年齢的にもまだ若いですからね。
なお、作中では10歳から描かれ、第2話で2068年=20歳になっている筈ですが、童顔なので、見た目からはあまり変化を感じません(笑)。

ゲームに登場しないオリジナルの名付きキャラクターがいる時点で、展開は読めていましたが、退場が思ったより早かったです。
「逝くヤツがいりゃあ、来るヤツがいる」(2013年5月15日記事参照)の台詞は班長オリジナルでないことになりましたが、KIAが出る度に彼の死を思い出しながら呟いていたのかも、と新たな想像ができるようになりました。

プロローグでは、外部居住区時代の真壁兄弟も登場。
十代でも既に2の「ハルさん」の尻尾が見え隠れするハルオミに対し、テルオミは可愛い少年でした。こんな可愛い子でも大人になると変態気質になってしまう真壁家の血筋、怖いわ。
ゲームスタッフが原案の公式漫画ですが、若干ゲームとの齟齬があります。ハルは最初は極東支部配属だったとデータベースにあった筈ですが、漫画では最初からグラスゴー支部に配属されていました。気になるほどの違いではないですが、第一世代神機を使っているハルと組んでいる班長も見てみたかったなと思います。

現在地:4年目の2月5日

次のコンテストに備えてポピー広場を作ったのですが、もう咲いてしまいました。

ポピー

一応、植付け時期中に毎日2株ずつ植え付けたので、まだ芽が出た段階の花もあります。終盤に植えた花が、5月まで保つことを期待しておきます。

庭弄りに関するシステム的なあれこれが分かって以来、順調に咲かせられるだけでなく、害虫や病気の発生もなくなりましたが、その分、1日の間に操作しないといけないことが多くて毎日忙しいです。雨が降ると、水やりは不要だし来訪者がなくなるので、嬉しいくらい……。まぁ、水分量を少なめにすべきハーブ類には天敵なので、3日に半日くらいの降り方が理想ですね。
前年にドライサフランが高額売却できると分かったので、サフランを大量に植えて、資金確保しました。

サフラン地獄

この資金で、バラ用の木棚やらレンガやら飛び石やらを配置して、だいぶ庭が格好良くなりました。
それから、カイくんが庭の柵を赤色に塗り替えてくれました。
「明日塗りに来る」と言われたから、カイくんを待って夜7時まで庭で待機していたのに、顔を出さないからすっぽかされたと思って家に戻ったのですが、朝起きたら塗られていました。まさかの「カイくんが一晩でやってくれました」展開で驚きました。

3年目はおばあちゃんは調子が悪くなり、7月からホームヘルパーさんが来ることで、悪化具合がより伝わって心配になりました。
でもニノさんのアドバイスを基に、ストロベリーを渡し続けてみたところ、無事快復! 嬉しい!
もしニノさんに話を聞かなかったら、どうなっていたのでしょうか。あと、ストロベリーの残り数も危なかったけれど、0個だったら一体……。

街の人の話題では、ミステリーサークルの謎など気になる話も出て来たり、町長さんやコッコちゃんなど、新たなメンバーも出て来て、人々の交流も楽しいです。
色々物を貰うこともありますが、コッコちゃんから「くろチューリップ」を貰いました。お店では売っていない別カラーの品種を貰うこともあるんですね。手入れで忙しいと話したりお茶会をする交流する時間を減らしてしまいがちですが、疎かにできないなぁと思います。

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話もできません。

と言うわけで、今回の目薬は初登場・ボシュロム・ジャパン株式会社「re-nu(レニュー)リフレッシュモイスト」です。
http://www.renu.jp/eyedrop/

ボシュロムという社名は知らなかったので調べてみましたが、コンタクトレンズの会社なんですね。
そのため、この目薬もコンタクト使用者向けのシリーズとなっています。

液色は無色透明(若干白濁しているかも)。
味は微かな塩味がするくらいで、意外にも刺激はありません。
注し心地も優しく、潤いを重視している印象。タウリンが本当に疲れに効いているのかは疑問ですが、注した後の突っ張る感もないし、使いやすい一品だと思いました。
敢えて難点を見つけるとすれば、他のメーカーに比べると、容器が少し硬いでしょうか。それで心持ち強めに押してしまうのか、一滴が大きく、きちんと目に注しているのに溢れてしまうことが多く、出先では使い難いと思いました。

2015年夏アニメが最終回を迎えました。

今期は視聴本数を増やしてみましたが、結果として、私はアニメを観るのが不得意かもしれない、と感じました。
その理由を考える内に気付いたのですが、アニメは1クール最低12話、本編放映時間が1話20分と仮定して240分=4時間の物語なんですね。ドラマに比べたら短い放送時間ですけれど、日頃私が見る舞台作品だと、起承転結がおよそ3時間弱(宝塚の2本立てだったら1時間半)に収まっていて、アニメ以上に短いのです!
それでいて「レ・ミゼラブル」「エリザベート」など、登場人物が多く複雑な物語が演じられているので、それだけ舞台作品というものは密度が濃いと思います。TVアニメ「ゴッドイーター」風に言うならば、情報量が多い(笑)。
そういうコンテンツに慣れているので、話がサクサク進まないと飽きてしまうのかも知れません。例えば「Charlotte」は最終的に残念な出来だったけれど、視聴中は比較的楽しかったのは、展開が早かったからだと思います。

赤髪の白雪姫

http://clarines-kingdom.com
特に感想は書かなかったけれど、最初から最後まで観ました。でも冒頭に書いた通りの理由で、2話以降は私のストライクゾーンから外れていました。
お話の内容も出来も、ずっと安定していて穏やか。悪く言えば、起伏がなく退屈。
11話の段階でゼンと恋人同士になってしまったし、最終話が王城解放日というお祭り設定の割に内容は日常話の延長で、ラストという感じがしないと思ったら、最初から分割2クール放送が決定済みだったんですね。

Charlotte

http://charlotte-anime.jp
1話が面白かっただけに、失速感は強かったですし、酷評の嵐も止むなしと思いますが、私はキャラものとして視聴していたので、高城が登場しているだけで割りと満足していました。有宇は下種というより、単なる中二病キャラクターとして描写すべきだったんじゃないかと思います。
作品自体に対しては、研究者や敵対勢力は設定だけにして、5話までのノリで進む能力学園物というシチュエーションコメディに徹するか、逆に6話以降の展開をもっと早くから始めて丁寧なシナリオを作るべきだった、と思います。ゲームなら「別ルートで回収」も許されるけれど、一本道しかないアニメでは、視聴者に提示した謎や設定はちゃんと回収して欲しいです。
なんだかんだでハッピーエンドに持っていったことには驚きました。

GOD EATER

http://anime.godeater.jp
第9話で最終回マークが付いてしまい、どう終わらせるのかと思っていたら10話〜13話は冬放送とのこと。空前絶後の分割1クール!なんて揶揄されているけれど、ちゃんとTV放送枠があるのは素直に嬉しいです。
私は原作ゲームのプレイヤーなので、ゲームでは深く描かれなかった過去やアラガミの生態が描かれていた点はとても面白かったです。物語もゲームシナリオを踏襲していないため新鮮だったし、「無印・BURST」ならではの終末感があり、中盤からはレンカがちゃんと主人公として立ち上がり、盛り上がってきていたと思います。特番問題さえなければ、素直に楽しく視聴できた可能性が高いだけに、勿体ないと思います。
一部のキャラクターへの違和感は、監督との意見の相違だと思って気にしないことにしました。

アニメで少なかった防衛班要素は、タツミさん漫画で補給しました。
感想は別記事で。